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アルファポリス シーカー 著者:安部飛翔 イラスト:芳住和之 あらすじ迷宮都市アルデリア――その昔、邪神達との聖戦で劣勢にあった世界の神々が、 戦闘兵器を生み出すために創り上げた修練場。 聖戦が終わりし今なお、伝説の武具と財宝を求め、 戦士達は一流の「迷宮探索者」になるべく都市を訪れる。青年スレイもその一人であった。 かつて己の非力さ故に邪神から幼馴染を救えなかったスレイは、 ひたすらに強さを求め、迷宮の魔物を薙ぎ倒していく。 そしてその類稀なる戦闘能力、闘争本能に心奪われ、次々とスレイに惹かれていく美少女達。 そんなある日、封印された邪神の復活を予兆する事件が起こる。 己の天才的能力を開花させたスレイは、幼馴染の敵を討つべく、 「最強」の剣士となり、再び邪神たちに立ち向かう! 最強剣士見参! 新感覚RPGファンタジー、待望の書籍化。 【感想】読んだ瞬間、アルファポリスらしいと思うようなハーレム系ファンタジー。類い希なるとか、最強とかいうところからもわかるように俺TUEEEEな作品なわけですが、 とにかく主人公の女癖の悪さに驚きを隠せなかった。 堂々とアッチに手を出し、コッチに手を出し…… しかも女性公認ってどんだけだよと言わんばかりのモテっぷりです。 ちなみに手を出すってのはそのままの意味です。 詳細な描写はもちろんありませんけど、その意味でもビックリさせられた作品でしたね。 内容としてはTRPGの小説を読んでるような感じでしょうか。 レベルやら力やら魔力やら特性やらがカードで登場人物も確認できる形なので、 キャラクターと一緒にRPGしているようなそんな感覚。 ただまあ俺TUEEEなので共感性というのは隔たりがあるわけですが。 戦闘では最強。頭もキレるし、気遣いもできる。 女癖が悪いとは書きましたが、なにも鬼畜というわけではなく 単に“性欲&独占欲が強いんだな”程度に思っていてくれればオーケーかと。 しかしこの作品の魅力であると同時に難点なのは、 主人公を最強にしたいって意識が強すぎるところにあるかと思います。 ヒロイン勢が生き生きとしているのに対して、主人公はキャラがつかめていない感が強いです。 “最強の主人公”という偶像崇拝が際だっているせいか、どこか人間味に乏しいというか、 セリフからも地の文からも主人公だけ孤立しているような印象を受けました。 それに主人公がソロを好むようにバトルは主人公だけでこなせちゃうってことは、 言い換えるなら本当にヒロインはお色気要員でしかないってことになりますし。 そのわりにはハードボイルド的でもなく、どこか危うい印象を受ける主人公なので、 これからバトル面でも私生活面でもヒロインたちが支えてくれるようになれば、 さらにハーレム系ファンタジーとしての魅力が出てくるかなと思いました。 |
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2011年08月21日
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