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輸入車は高い、という常識をひっくり返す、車体価格149万円〜という
激安プライスで発表されたフォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー
フォルクスワーゲンといえば、その社名通り、
庶民目線のコンパクトカーを中心に発展してきたメーカーですが
up!のその、耳を疑うような低価格輸入車の魅力を探りに、早速ディーラーへ
なあるほど、と思えるようなコストダウン策から、
シンプルでも基本は逃さない設計まで、じっくり観察してきました。
全幅は1650mm、最近の流行とは違い、5ナンバーサイズに収めています。
輸入車っぽくはないフロントマスクで、真ん中のVWマークが唯一VWらしさをアピールしています。
写真は普及グレードのmove up!ですが、上級グレードのhigh up!にはフォグランプがつきます。
ヘッドライトは一般的なH4ハロゲンで、HID仕様はなし。
ドアミラーも電動格納はありませんが、考えればそこまで必要な装備でもありません。
3ドアmove upのドア内部。
フルトリムが当たり前になった今では、あえて鋼板を内側にも見せるドアは逆に新鮮です。
古くなって光沢がなくなったら、少々安っぽく見える可能性はありますが。
一体型のドアトリムにはパッドはなく完全に樹脂製ですが、価格を考えれば許せるところ。
光沢仕上げのクラスタパネルをはめこんだダッシュボード。
カラーによってはボディ同色となり、鋼板ドアのチープ感を押さえるのに一役買ってます。
high up!のステアリングはレザー仕様となります。
いまどきなので、安くてもエアコンは全車標準装備です。
トランスミッションはマニュアルモードつき5速AT。
一般的なトルコンでもCVTでもなく、乾式単板ダイヤフラムという、きわめてMTに近い構造。
営業さんが「若干の変速ショックはあります」とおっしゃってましたが、
ナマケモノは今のクルマみたいにスムーズすぎるより、少しぐらいショックがあったほうが好みです。
大きなスピードメーターの左横に、かなり控えめに配置されたタコメーター。
クルマ好きにとってはないと寂しいので嬉しいところです。右側は燃料計。
high up!には欧州車らしく、燃費計や外気温計を表示するマルチファンクションインジケーターを装備。
燃費計は最近は国産でもよくついてるけど。
ルームミラーの外側に配置された、シティエマージェンシーブレーキのセンサー。
コストがかかるところでしょうが、全車標準装備が良心的です。
過信は禁物でしょうが、低速走行時の衝突回避に効果を発揮します。
テールゲートは全体がガラスといいう構造。
コストダウン策のひとつという話もありますが、個性をアピールするのにも一役買ってます。
でも、ぶつけたら板金ではなく割れるので、そのときは高くつくのかなあ?
move up!はスチールホイールに165/70R14のラジアル。
high up!は185/55R15のタイヤに、20本スポークのシンプルかつ好デザインのアルミを装備。
フロントサスペンションはオーソドックスなマクファーソン・ストラットです。
6:4分割可倒式のリアシート。ラグジュアリーカーじゃないので広さはこのぐらいで十分ですが
せっかく軽でなく小型車にしたのだから、乗車定員が4名というのは少し残念なところ。
まあ、ここらへんの法律は国によって違うかもしれないし、
あまりクルマに詳しくないおまーりさんには何も言われないかもしれませんが。
二重底?のラゲッジスペース。写真はボードを下に落とした状態です。
かなり深くなるので、大きいものをタテにして入れることもできそうですが、
テールゲートの開口部がだいぶ上の位置になるので、重いものはつらいかも。
ふだんはこのボードを上に上げておいて、見られたくない物をボードの下に隠すということもできます。
保険金目当てに愛人と共謀して○害した旦那さんとか←殴!!
どっかの大学生みたいにバッグに入れて運べるサイズの小学生とかね←殴殴殴!!
深いラゲッジのその下に収納されたパンク修理セットと牽引フックなど。
よく見てないけど、たぶん修理剤を注入したあとで、電動コンプレッサーでエアを入れるようです。
重いスペアタイヤやジャッキを省略したことで軽量化にも貢献してます。
丸くくぼめてあるのは、国によってはスペアタイヤ必須のところがあるかららしいです。
コストダウンの秘策?のひとつ。5ドアのリアウィンドウはポップアップのみで開閉しません。
これも常識破りのひとつですが、後席で車酔いしたときは辛いかも。
ちなみに3ドアのリアは羽目殺しです。
また、運転席に助手席側のパワーウィンドウスイッチがありません。
(エアコンが当たり前の現在ではあまり要らないかもしれませんが、
ナマケモノはエアコンより窓オープン派なので、できればあったほうがいいですね)
その他…
撮影しそびれましたが、エンジンは999ccの3気筒DOHCで55kW,95N・m(=75PS,9.7kgm)
JC08モードでの燃費は23.1km/l
ハイオク仕様ですが、この燃費なら許容範囲というか
やたら大きく重くなって実用燃費が低下している昨今の軽自動車より
むしろ経済的かもしれません。
営業さんの話では、阿蘇→熊本で22km/l走ったということでした。
全体的な感想…
省略されている部分はあるにせよ、輸入車でこの価格は大きな魅力でしょう。
パッソやヴィッツよりはずっと個性的で主張があるので、
いくらコンパクトでも平凡なクルマじゃあ満足できない、って人には最適です。
ちなみに149万円は3ドアのmove up!の価格で、
5ドアだと20万円近く高くなります。
頻繁に後席を使うなら5ドアでしょうけど、
ほとんど1人か2人しか乗らない人にとっては、この20万円差は大きいかもしれません。
(3ドアmove up!と5ドアmove up!の装備はほとんど差がないので)
また3ドアの開口部が大きいので、実用性もあまり気にならないかもしれませんし
クーペみたいな雰囲気を楽しむこともできそうです。
ナマケモノは年収がとっても少ないですが
この価格なら、手が届くかなあ、とか、買ってもいいかなあ、とか思いました。
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さすが、怠け者さんですね、良くリポートしています(^^♪
やはり、ドイツ人が作った車ですね。
ところで、ボルボは順調ですか?
2012/10/21(日) 午後 11:17
こんばんは
ダウンサイジングとはいえWVの車は全車ハイオク使用ですね。うん〜〜。
買わないけど、MT車の設定が欲しいところですが、WVはこれでMT車は一台もありませんね〜。時代ですかね?
2012/10/21(日) 午後 11:17
車はシンプルが一番です!我が230はパワーウインドもありませんから〜(笑)
CMでエマージェンシ−ブレーキをやってますが、こういう装備はエアバッグみたいに一般化していくんでしょうかね?
2012/10/22(月) 午前 6:42
今、テレビCMで話題のヤツ、ですね。
2012/10/22(月) 午前 6:48
ヒロミ様:昔からなんですが、メルセデスもフォルクスワーゲンもボルボも、国内メーカーとは目線が違うというか、考え方の出発点が違うという印象を受けます。どっちがいいとか悪いとかじゃないんでしょうけど。
ボルボはいちおう、問題なく走っています。最近は忙しくてなかなかメンテナンスに手が回らず乗るだけですが。
2012/10/23(火) 午後 10:34
福山様:ガソリンも欧州と日本ではちょっと販売の仕方が違うようで、日本でいうレギュラーみたいなのはドイツではオクタン価が95ぐらいあるそうです。それで日本に来ると「ハイオク入れてください」になるようですが。
MT車の消滅はさみしい限りですが、コストも燃費も変わらなくなってくるともう、趣味の領域になってしまうんでしょう。
2012/10/23(火) 午後 10:52
KM様:まさにシンプルイズベストです。装備があると便利だったり快適だったりしますが、そのぶん故障の可能性も高くなるので。
エマージェンシーブレーキがこの価格帯のクルマでも装着されるようになったということは、将来は保安基準のひとつになる可能性もありますね。
2012/10/23(火) 午後 10:59
もっこうじょ様:スバルのeyesightはよくテレビで見ますが、up!もテレビで宣伝しているのでしょうか。こちらではまだ見たことがありませんが…
2012/10/23(火) 午後 11:01