ドルフィンのはーと

パステルアートやってます。

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風の又三郎

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宮沢賢治 風の又三郎より
 
どっどどどどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんもふきとばせ
どっどどどどうど どどうど どどう
 
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突然風のようにやって来た謎の転校生、高田三郎。
彼の周りにはいつも風が吹いているのでした。
村の小学校の生徒たちは、ちょっと風変わりな転校生を
又三郎と呼んで、戸惑いながらも興味深々。
でも彼はまた、突然風のように転校して行くのです。
 
小学校の3年生の時、転校してきた男の子が私の隣に座っていました。
おとなしかった私でもすんなりと話せる、物静かでやさし気な子でした。
今思えば、その頃周りはガサツな(子供らしい?)男子ばかりだったので
それ迄に見てた男子とはちょっと違っていた気がします。
でも、2ヶ月も過ぎていなかったと思うのですが、休み明けに登校したら
その子はまた転校していなくなっていました。
「さよなら、元気でね」って言いたかったなぁ・・・・
今頃どこに居るのかな?・・・なんて思ったりします。忘れないものですね。
 
この作品を読む時、正直言って気合が要ります。何故かと言えば、方言が難しいからです。
賢治ワールドの真骨頂である東北弁。九州人の私にはやっぱり難しい・・・・。
意味もですがイントネーションとかブレスとか・・想像しきれない部分で
なんともすんなりと頭の中で映像化できないのです・・・・(>_<)、、、、
あぁ・・私が東北人だったなら・・・・もっとこう・・・違う感じ方をするんだろうな〜。
その「感じ」はもぅ、「魂で感じる」ようなものでは・・・なんて(大袈裟かしら)思ったり。
そんな理由で東北弁満載の「ひかりの素足」なんかも四苦八苦な感じです。
ちょっとさみしさを感じる九州人なのでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
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宮沢賢治 銀河鉄道の夜より   〜ジョバンニの切符  (1)
 
「鳥が飛んで行くな」ジョバンニが窓の外で言いました。
「どら」カムパネルラもそらを見ました。
そのときあのやぐらの上のゆるい服の男はにわかに赤い旗をあげて
狂気のようにふりうごかしました。するとぴたっと鳥の群れは通らなくなり
それと同時にぴしゃあんというつぶれたような音が川下の方で起こって
それからしばらくしいんとしました。と思ったらあの赤帽の信号手が
また青い旗を振って叫んでいたのです。
「いまこそわたれ、わたり鳥、いまこそわたれ、わたり鳥」
その声もはっきり聞こえました。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
この第9章の「ジョバンニの切符」は、他の章より長いです。
なので、勝手に(1)をつけました。他のシーンも描きたいので・・・・(~_~;)
タイタニック号で事故死した少女とその弟、付添の青年が同乗します。
皆濡れていました・・・・・とかあって、結構恐いです。(>_<)、、、、、
カムパネルラが、この少女と話すたび、いちいちやきもちを焼くジョバンニ。
寂しくなって、誰か僕とどこまでも行ってくれないものかと涙目になるのでした。
 
ジョバンニは本当にカムパネルラが好きなのだなぁ・・・と思います。
私的には、その割に(生きてる間は)カムパネルラはいじめられていた
ジョバンニに対して冷たくないか〜?とも思うのですが・・・・。
その後悔を含めた、お互いを強く思う気持ちが、二人を最後の旅へと
連れて行ってくれたのかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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宮沢賢治 銀河鉄道の夜より   〜北十字とプリオシン海岸
 
そしてまもなく、あの汽車から見えたきれいな川原に来ました。
カムパネルラは、そのきれいな砂を一つまみ、掌にひろげ、
指できしきしさせながら、夢のように言っているのでした。
「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えている」
 
川上の方を見ると、すすきのいっぱいはえている崖の下に、
白い岩が、まるで運動場のように平らに川に沿って出ているのでした。
そこに小さな五、六人の人かげが、何か掘り出すか埋めるかしているらしく、
立ったりかがんだり、時々なにかの道具が、ピカッと光ったりしました。
二人はそっちの方へ走りました。その白い岩になったところの入口に、
[プリオシン海岸]という、瀬戸物のつるつるした標札が立っていました。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
二人は「白鳥の停車場」で、汽車がしばらく停車する間に、
汽車から見えた川原まで行ってみます。
この「水晶の砂の川原」の描写は、石好きの私にはツボで、とても綺麗です。
 
賢治は花巻の農学校で教鞭を取っていて、理科の授業もやっていたようです。
この海岸のモデルになっている所も実在するらしいので、見てみたいです。
賢治の肥料学の授業で、細胞中のDNAを「巻物」に例えて説明するくだりが
あるのですが、その説明が分かり易い事もありますが、心に響いて私は好きです。
賢治の生徒になりたかったなぁ・・・。
 
 
 
 
 

よだかの星

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宮沢賢治  よだかの星より
 
「東の白いお星様、どうか私をあなたの所へ連れて行ってください。
やけて死んでもかまいません。」
 
それだのに、ほしの大きさは、さっきと少しも変わりません。
つく息はふいごのようです。寒さや霜がまるで剣のように
よだかを刺しました。よだかはすっかりしびれてしまいました。
そして涙ぐんだ目をあげてもう1ぺん空を見ました。
そうです。これがよだかの最後でした。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
よだかは、醜い容姿のせいで、鳥たちの仲間外れでした。
鷹は「自分と同じ名前がつくのは気にいらないから、改名しろ。」と
強要して来ます。で、市蔵にしろと・・・・(なぜに市蔵?)
 
悲しいお話しで、毎回読むたび泣いてしまうのですが、なぜか好きな話です。
ぶさいくなよだかに思いっきり感情移入してるようです。(T_T)
最後は安息の地を空に得て、よだかは星になる・・・幸せなのか不幸なのか?
 
賢治は、自分の家が経済的に裕福だったので、罪悪感・疎外感を
このお話しに投影しているのだ・・・と言う説もあります。
賢治の気持ちもいかばかりかと思うのです。
 
どこか、今とは違う場所に行きたくなる事は、誰しもあると思います。
空に登って星になるよだかに、羨ましさも感じているのかもしれません。
 

大草原の小さな家

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ローラ・インガルス・ワイルダー  大草原の小さな家より
 
春がきました。あたたかい風は、わくわくするような匂いをさせていて、
家の外の何もかもが、大きくて、輝いていて、優しいのです。
大きな白い雲が、透きとおった広い空高く浮かび、ゆっくり動いていました。
父さんは、ペットとパティーを耕作犂にかけて、
大草原の草土を掘り起こしていました。
 
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子供の頃、NHKでドラマが放送されていた事もあり、原作本も人気でした。
西部開拓時代の大草原の生活に、憧れた女の子は多かったはず。
私も家族で(女子のみ)ドラマの世界にはまってました。
大好きな物語です。実話で回想録ですけどね。
何より作者の大自然や人生に対する愛を感じます。
 
大人になって、最近もう一度読み返したのですが
いや〜〜〜〜〜(>_<)なんとも・・・・・・・・大変な生活ですね。
今ではすっかりローラじゃなくて、母さんの立ち位置になって読んでました。
昔は楽しいばかりに思えた大自然の中の生活も
実際かな〜り危険で過酷な生活です。
作者のローラも、長生きしたけど、とっても苦労したみたいですし。
 
子供の頃とは、全然違う印象になった物語ですが、でもやはり大好きです。
私も大人になったんだなぁ・・・と思ったのでした。
 
 
 

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