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昨年サミット開催で揺れたわが町である。
だがいかんせんサミットという世界的なイベントにもかかわらず
観光というわが町にとっても大きな課題というより宿題といったほうが
適正かもしれないが、今正念場へと差し掛かったようである。
今発売されている「じゃらん」の人気温泉地満足度ランキングでは
なんと114位である。
昨年度は80位にランキングされたのがあっという間に三桁への転落である。
一体何がそうさせたのか、確かに北海道の温泉地ランキングでは登別が
有名ではあるが、我が町とて雄大な自然があり、温泉地としてもこれまで
100万人ちかくの観光客が訪れる。
まして世界的なビッグ・イベントが開催されたとあっては観光にも力が入ってしかるべきである。
世界的な不況にあってウオン安や豪ドルの下落(円高)とあっては外国人の観光客にとっては
日本を訪れること自体、コスト高であることは現実であるが、さりとて昨年は80位と
なっていたのが114位となったことにはなぜ?と思いたくなるのはここに住む住人には
大きな疑問が残ることである。
さらに付け加えるとこうしたことにほとんど関心を示さないことである。
「じゃらん」という一雑誌の評価が妥当性があるかどうか問題があるがなにより
そうした評価にすら無頓着となっているわが町の実態が問われるべき問題といえるかもしれない。
とはいっても雄大な自然は世界がどういう風に変化しようが今日も明日も存在するであろうし
また評価されるであろうが、もう一度わが町の誇るべき雄大な自然と温泉は類を見ない雄大さを
持っていることは事実である。
また多くはないがもてなす心意気をもっている人もいることは間違いない。
近くにある小さなケーキ屋さんがある。パテシェリーバイオレットというケーキ屋さんであるがサミット開催で話題となった
ウインザー・ホテルの初期に腕を振るった若者が駅前で小さな店を構え、評判を得ていることや
また月浦というところでガラス工房を開いた「GLA−GLA」、
つきうらんというこの近辺の情報を乗せているTETOTEというマッサージ屋さんなど異色の顔もあり
新しさを感じさせる部分もある。
かってわが国は焼け跡からトヨタやホンダや松下(今のパナソニック)ソニーのような会社を生み出した。 100年に一度の危機といわれた今日、社会を変える力は焼け跡から生まれるような
若い力が原動力となったがわが町もやはり意欲を持った若い力がリスクを恐れず状況に立ち向かう
ことがわが町のランキングを上げる役回りを果たすことだろうと思われる。(多少オーバーな表現であるが)ミゾウユの経済危機に陥ったわが国を立ち直る役割はそうしたリスク・テイクをとる
若者にどれだけエールを送れるかが試されそうだ。
それにしても16日に発表される10−12月GDPは予想としては年率換算二桁の落ち込み
であるが、焼け跡から復活した日本経済が近年にない困難な状況になりそうである。
そんな中でも希望を持たなければならないが、すでにわが町の観光もそうであるが
外国人が訪れ、またより良い評価を得ることが重要ではあるがなにより国内の評判を得ること
もより重要である。
そうした意味からも既成のものより新しいものへの期待が重要な役割を果たすものと思われる。
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