イワヒバの楽しみ

イワヒバ職人のブログです。改作などを中心に掲載します。イワヒバ栽培が益々楽しくなれば幸いです。なおコメント返信などは出来ません。

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あけてびっくり金麒麟


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昨年今頃、ベテランの方が持ち込んだ株です。植え替えてありました。交換会で買ったのですが自分が持っていても枯れてしまうので買った値段で引き取ってくれと言われました。『根がないだろう』と言いましたら『ない』という返答でした。金麒麟としては破格の安さかもしれませんが私に言わせれば『0価値』のイワヒバにいくら出せるかという話です。古いイワヒバはすでに根の朽ちている株も多くイワヒバの宿命と言ってしまえばそれまでです。再出発させることが可能なこともありますし、根が朽ちるのを極力遅らせる栽培法もあります。
この金麒麟の場合はかなり古い根の朽ちた株を分解して下の方を針金で縛っていたものです。何年か栽培していたようですが新たな進展はなかったようです。
まず根茎が柔らかいので元部をたこ糸できつく締め込みました。2割くらい根茎元部は細くなった感じです。ふかふかの状態では新たな発根が期待できない気がしますしそうでなくてもやる作業です。植え込む際、根茎内部にまで用土を充分すき込みました。根が出てほしいあたりです。根のない株に発根を促すための作業です。植え込み以前に上部は夢想で根茎補強したり小株をくっつけたりしています。1年経ちましたら上体は見違えるほどモリモリになってきました。根がないのですから鉢内は無肥料です。上部3ヶ所くらいにアイビー化成を乗せておきました。あまりに元気が良いので淡い期待であけてみることにしました。

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『あけてびっくり金麒麟』でした。金麒麟は元来根下ろしが悪いのでもう一年我慢すれば良かったようです。

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僅かながら新根が出ています。この下にも根茎があったのですが自然に朽ちていました。金麒麟ですので仕方ないなあと言う感じでびっくりと言うより植え付けに頭が痛いところです。深植えする方法もありますが出来れば今の形で何とかしたいです。そこで・・・・・

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新しい鉢を使う気もしませんので普段なら捨ててしまう古い鉢を使用することにします。盆栽を固定するような方法を取りました。先ず底からニュウム線を4本伸ばしておきます。

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竹串を4本四方に刺してそれぞれニュウム線で固定します。今回はいくらかでも根が出ていますので少し肥料を入れておきました。

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2年先か5年先か次に鉢をあけるのが楽しみです。そのまま他の人が持っていれば枯れてしまった金麒麟の特上品への第一歩が始まります。

以下蛇足です。
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当方で挿し芽から育てていた金麒麟です。上は6号プラ鉢から抜いたところ、下はそれの根をいくらかほぐしたところです。根をろくにほぐしもせずに植え込むことが根茎元部を腐植させる遠い原因になっていると思います。常に新しい根を根茎近くから出させることを意識していれば朽ちることを遅らせることが出来ると思います。

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8号鉢に植え込みめでたく嫁入りしました。根が朽ちているのと良い根があるのとでは0と100の違いだと思うのですが。例えば1万円と3万円の差では済まされないと思っています。イワヒバ界の『常識』は私にとっては『非常識』です。『職人』としてはただただ邁進するのみです。

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