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岩井渓の自然と遊ぼ!
今まで使っていたカスタム背景が突如消えてしまったので、新たに作り直しました♪

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 私はこの頃、石井いさみ先生のキャラに系統していた。

 石井先生のアトリエは、大田区蒲田。

 私が住んでいたのは、葛飾の堀切菖蒲園。

 石森先生、竜の子プロは西部沿線。

 そして、矢口先生は世田谷の玉川田園調布。

 
 竜の子プロを後にした私たちは、渋谷で東横線に乗り換え「田園調布」駅で、降りた。

 矢口プロのある「玉川田園調布」に行くには、「田園調布」駅だと、思ったのだ。
(実際、玉川田園調布は自由が丘が近い)

 「田園調布」駅は、石井先生のバスケ漫画「青い鳥の伝説」に出ていた。

 「おぉ〜〜〜〜っ!漫画のとおりだぁ!」

 「やっぱ、高級住宅地はちがうなぁ・・。」「お屋敷ばっかだぁ・・。」


 なんとか、玉川田園調布の住所を発見♪

 カバンから、矢口先生の描いた「バチヘビ」の単行本を出した。

 この漫画の冒頭には、矢口プロのアトリエ風景が描いてある。

 「シャトウ自由が丘」が、矢口プロの入っているマンション。

 三人して、周りをキョロキョロしながら「シャトウ自由が丘」を探した。

 「あった、あった♪♪ここだぁ〜〜〜!!!」

 
 石森先生同様、矢口先生にもアポイントは取っていない。

 はたした、会ってくれるだろうか・・・

 今日は仕事、休みじゃないだろうか・・・


 とにかくインターホンを押した。(ドキドキ・・。)

 スタッフが出た。  

 「先生〜〜〜、ファンの人が来てますがぁ〜〜。仙台から来たみたいで〜す。」

 「おぅ、中に通してくれ」 (やったぁ〜〜♪♪)


 こ、ここで「釣りキチ三平」が誕生したのか・・♪♪

 このとき先生は、「毛バリの神サマ」の章を執筆中だった。

 「ちょっと待っててね。このコマだけ描いちゃうから」

 おおお〜〜〜〜っ、目の前で三平くんが生まれ出てきてるぅ〜〜〜♪♪♪♪

 すげぇ、すげぇ!! 私たちは、先生のペン先を凝視していた。

  (あれっ?先生の使っているペン、かぶらペンじゃない。見慣れたGペンでもない。何ペン?)
  (原稿用紙もケント紙じゃない。子供のお絵かき帳のような・・・)
  (筆先も尖っている。筆先ってロウソクの火で燃やして丸くするんじゃ・・・)
  (まんが家への入門書、石森章太郎著「まんが家入門」に書いてあるのと違うよ〜〜)

 「あっ、もう昼飯時だね、出前取るけど、君たち何食べる?」

 「え・・・私達にも・・・?」

 「ボクはカレーにするけど、君たちもカレーでいいかな?」

  (突然の訪問者に、こういうのって・・・アリ?って、感激〜〜ありがた〜い)


 「バチヘビ」・・一般的には「ツチノコ」と呼ばれていて、この作品が発表されるやいなや、

 全国的に「ツチノコ」ブームが、起きたのだった。

 この作品には、第一次探索隊から第三次探索隊まで矢口プロを中心に組織して、

 「バチヘビ」を捕獲する話だが、しかし探索隊は「バチヘビ」をGETできなかった。

 そこで私は先生に、

 「今後、第四次探索隊を結成するときは、是非私も参加させて下さい!」といったら、

 「いや〜、なかなか忙しくてねぇ」と、濁されてしまった。

 「あ、その単行本ちょっと貸して」

 私は、手に持っていた「バチヘビ」の単行本を、先生に渡すと、

 表紙をめくって、筆でバチヘビを描いてくれた。(うわ〜〜流石上手い!!)


 私は今日、自分の作品を持って来ていた。上京してから描いたものだ。
            (高校時代から風間真理のペンネームを使っていた)
 先生に見てもらった。
      ・
      ・   (ドキドキ・・。)
      ・
      ・
 「岩井くん、もし良かったらボクのスタッフになってもらえないだろうか?」
 
 「へ・・・・・・・・・・私がですか?」


          ・・・・・つづく


 

 

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    レッド隊長殿、実はそうなんだっちゃ。(←仙台弁) テヘヘ・・・

    岩井 渓

    2007/2/8(木) 午前 3:10

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    カッパのへさん、いや、まりっぺちゃん。当時、TVドラマ「時間ですよ」の中で藤竜也が役する「風間さん」というダンディが出てまして、それにあやかり「風間」と付け、友人に「真理(しんり)」君というのがいて・・です。(^_^;) ホー・・ハズカシ~・・

    岩井 渓

    2007/2/8(木) 午前 3:57

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    Tapさん、過去のことです(^_^;)

    岩井 渓

    2007/2/8(木) 午前 4:00

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  • 興味深くて熟読しちゃいました!昔から岩井さんの絵は光るものがあったのですね。僕も日本の歴史読んで優しい絵だなと、特に人物画が大好きになりましたから!

    Jagnoise

    2007/2/8(木) 午前 4:36

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    1959年8月24日の京都・上賀茂の夜泣峠の話として山本素石が釣りの友に紹介その反響後、彼を中心にノータリンクラブというツチノコ探検のグループがいたようです。その後、田辺聖子がツチノコ探しのメンバーに加わったりして、1972年5月から朝日新聞に『すべってころんで』という小説を連載したようです。

    ecodeoyasai

    2007/2/8(木) 午前 10:17

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    1973年『逃げろツチノコ』という本を素石が出版でクラブ解散。そのあとがきに「物事は度を越すと弊害が出る」と真情を暴露。ツチノコ捕獲に大金を出すという、環境破壊の元凶のような土建業者が現れるに至って、お祭り騒ぎもここまでと思ったのだろう。伝道師としての理性も働いたのかも知れない。って先日の木村英造さんを紹介する本に書いてありました。

    ecodeoyasai

    2007/2/8(木) 午前 10:24

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    子供の頃にテレビはじめ他の媒体を通してツチノコをブームのように見る立場にいた私としては、上の本を読んだ時に、口裂け女の元凶を見つけたのと同じような気分がしました。(笑)

    ecodeoyasai

    2007/2/8(木) 午前 10:26

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    矢口さんって田園調布にいらしたのですか。

    ecodeoyasai

    2007/2/8(木) 午前 10:29

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    いきなり行って会ってくれるだけでも凄いと思ったのに、上げてくれて昼ご飯まで御馳走してくれたとはビックリ!!と同時に、忙しくても余裕を持たないと人間駄目なんだなぁと思いました^^;今の自分に必要です。

    尺鮎

    2007/2/8(木) 午後 7:10

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    Jagnoiseさん、熟読だなんて恥ずかしい限りですが、ありがとうございます。(^_^;)

    岩井 渓

    2007/2/8(木) 午後 10:43

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    ECOさま、山本素石のノータリンクラブは、渓流釣りの愛好家が集まったクラブですね。田辺聖子も参加してたのですか。「バチヘビ」の第一話が少年マガジンに掲載されたのは1973年3月下旬で、第二話が6月、この夏にツチノコ騒動、大蛇騒動が起きて、「怪蛇ブーム」になったそうです。

    岩井 渓

    2007/2/8(木) 午後 11:05

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    ECOさま、和漢三才図絵には、「ノヅチ(野槌)」という「バチヘビ」に似た蛇が載っているそうです。Y!の人気ブログの中で、ツチノコ探検のブログがありますねぇ。

    岩井 渓

    2007/2/8(木) 午後 11:17

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    ECOさま、矢口プロダクションは世田谷の玉川田園調布でしたが、その後奥沢です。矢口先生は目黒区自由が丘です。

    岩井 渓

    2007/2/8(木) 午後 11:22

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    尺鮎さん、そうですよね♪見習いたいです(^_^;)

    岩井 渓

    2007/2/8(木) 午後 11:25

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  • 質問です。魚伸さんって途中からキャラが変わってますよね?最初は飲んだくれの風来坊みたいなキャラだったんですが、、。口も悪かったですよね? いつの間にかクールな渋い男になっちゃいましたよね?? 何かその辺はご存知でしょうか?

    ★Batafee★

    2007/2/9(金) 午前 0:29

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    BATAFEEさん、イイところに気が付きましたねぇ。って、皆思っているよね。これは三平くんの存在です。全国のちびっこ三平ファンが憧れる三平くんが、たばこスパスパで日中から酒をあおるような男を、兄のように慕っていたら教育上問題ですからねぇ。(^_^;) 魚伸さんが、このままではいけないって思ったんでしょう。(←私の想像です)

    岩井 渓

    2007/2/9(金) 午前 1:36

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  • なるほど!!言われてみればそうですね。私は途中から読み始めたので、後になって最初の話を見たら随分違うんでビックリしましたよ(笑)三平のシーンで好きなのは水面が「ユラッ」と盛り上がるトコがいいっすね♪ 確かにあの頃の漫画としては、あれ程背景が細かく描かれてるものは無かったですよね。臨場感タップリ!アニメ放映の頃は中学生で毎週見てました。

    ★Batafee★

    2007/2/9(金) 午前 1:53

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    BATAFEEさん、背景を描いた者としては、とてもうれしいコメです(o^-^o)実際、水面「ユラッ」そしてズザザザザァーーーーッは無いですが、緊張と迫力の技法ですね。

    岩井 渓

    2007/2/10(土) 午前 1:13

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  • あ!すごいですねぇ〜岩井さん^^私も釣りキチ三平にはドキドキさせられ釣り場の環境、三平君の住む村、憧れ、釣りをやってみようって気にさせられました。その頃、岩井さんがこんなふうに動いていたとは。。。

    [ rcj**811 ]

    2007/2/16(金) 午後 9:26

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    たけちゃん、三平くんの家は、矢口先生の実家です。村も先生の故郷で、なかなか良いところでしたよ。

    岩井 渓

    2007/2/17(土) 午後 10:41

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