サイエンスカフェ日記

サイエンスカフェ・イン・高輪を2008年に開設しました。

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6263回目のサイエンスカフェ・イン・高輪の開催日程が決まりましたのでお知らせいたします。この2回は、動物の生態・行動についてのお話をしていただけることになりました。私が長年、お話を聞きたいと願っていた分野です。

 
62回は鳥の歌学習を中心としたお話、63回はヒキガエルの生態・行動についてのお話です。いづれも気鋭の女性生態科学者がご自分の研究を中心としてお話しくださいます。みなさまのご参加をお待ちします。
 
 
62回サイエンスカフェ・イン・高輪
 
日時  201915)15:0017:00
会場:  キリスト友会東京月会会堂(港区三田4819
話題:  「"男は目で恋をする"を日本ウズラで科学する」
講師  戸張靖子氏麻布大学獣医学部動物応用科学科 講師)
参加費:  800円 高校生以下 300
参加申込み 必要  Email: iwamuramichiko2008@yahoo.co.jp
 
63回サイエンスカフェ・イン・高輪
日時  201920)15:0017:00
会場:  キリスト友会東京月会会堂(港区三田4819
話題:  「東京のヒキガエルとオタマジャクシの社会」
講師  長谷和子氏日本学術振興会 特別研究員
参加費:  800円 高校生以下 300
参加申込み 必要  Email: iwamuramichiko2008@yahoo.co.jp
 
 
 
サイエンスカフェ・イン・高輪  代表
岩村道子

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61回サイエンスカフェ・イン・高輪 開催のお知らせ
 
2019年もあっという間に3月、サクラも間もなく開花しそうです。

61回のサイエンスカフェは、北里大学薬学部の福本真理子氏にご専門の中毒学のお立場から「私たちをとりまくすべての中毒」のタイトルでお話いただきます。薬は毒にもなりうることは私たち誰でも少しはわかっていることですが、実際にどのようなことを知っていなくてはならないかは、あまりよくわかっていないと思います。開催案内の次に、福本先生からの頂戴した【中毒学の目的と概要】を掲載しています。ご覧になってください。
ご参加をお待ちします。
 
61回サイエンスカフェ・イン・高輪
 
日時  201923)15:0017:00
会場:  キリスト友会東京月会会堂(港区三田4819
話題:  「私たちをとりまくすべての中毒
講師  福本真理子氏北里大学臨床薬学研究・教育センター准教授
参加費:  800円 高校生以下 300
参加申込み 必要  Email: iwamuramichiko2008@yahoo.co.jp
 
【中毒学について――北里大学 福本真理子】
 

私の門分野である臨床中毒学ClinicalToxicologyは、我々を取りくすべての中毒を象にしています。

 中毒は家庭で起こる誤飲から救命救急センターに搬入される重篤な中毒まで起こってしまった後の正しい迅速な対応置)ももちろん重要ですがもっと大事なのは中毒を起さないことその防止にあります
そのためには市民の皆さんは自分達の生活(家庭仕事場)が多くの中毒の原因となるものにとりまれているのだといことを知り誤った使い方をするとどんなに危なのかを知ることそのために意識して正しく取り扱ことが重要です
 また救急医療や日常診療では多くの医師や薬剤看護師など医療関係者はあまり中毒患者さんに遭遇することはないため彼らにも正しい診治療ケアを知ってもらことも大事です
 研究面では市民の皆さんが中毒の危険性を認識するために必要な科学的なデータを提示し、さらに医療関係者には中毒の診治療の根拠となる科学的なデータを提供して科学的証に基づく医療(Evidence based Medicine)に近づけることが目標です

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第56回サイエンスカフェ・イン・高輪は4月28日(土)に開催致しました。
火力発電の高効率化と日本のエネルギー問題」というタイトルで、東京大学生産技術研究所顧問の金子祥三氏にお話いただきました。(それから半年以上たってからのレポートとなってしまいました。火力発電、世界の電力事情そして何よりも地球環境保全との兼ね合いについてもう少し勉強して知識を深めてからレポートしたいと思っているうちに時間が過ぎてゆきました。)
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今年の311日もいろいろと7年前のことを思い起こしながら過ぎ去ってゆきました。しかし、原発問題、日本の電力の今後などに、私たちには明確な方向が示されないまま時間が流れていっている気がします。今回、私共のカフェで、こうした問題に向き合いたいと金子先生にお話をお願いいたしました。
私は2013年に金子先生が主催される「第5回東大エネルギー・環境シンポジウム――岐路に立つ日本のエネルギー戦略」に出席させていただきました。2011年から間もない時期ですが、その会場では火力発電の高効率化を中心とするエネルギー問題が熱心に論じられておりました。エネルギー問題の解決には、原子力エネルギーが必須だということを会場全体が認めているようで、私にはたいへん驚きでした。
それから5年ほどたった今もう一度、金子先生のお話を伺って、参加者みなでエネルギー問題を考えてみたいと思いました。
イメージ 1
 
金子氏は三菱重工株式会社において主として火力発電プラントの設計をなさってこられ取締役技師長でご退職後、東京大学生産技術研究所先端エネルギー変換工学寄付研究部門の特任教授となられました。金子祥三研究室を開設なさって火力発電の高効率化の研究を多数の研究者と進めてこられました。特任教授ご退任後は、東京大学生産技術研究の研究顧問をなさっておられます。
 
サイエンスカフェで金子先生は、次の3つの項目についてお話しくださいました。
1 高効率火力発電の歴史  
2 日本のエネルギー問題の特徴
3 今後の進むべき方向
 
火力発電は、金子先生が日本のトップランナーとして技術革新を推進なさってこられた分野です。本当に楽しそうにおはなしなさるお姿が印象的でした。
1700年ごろから初期の蒸気機関が使われ始めましたが、その熱効率は0.5%程度でした。1800年にジェームス・ワットがこれを改良し熱効率を4%まで引き上げたのだそうです。この辺りのことは高校の世界史でイギリスの産業革命が成功した要因として記述があったのを記憶しています。その後、1884年にパーソンズが多段式蒸気ターはビンを発明して、以後、100年あまりこれが火力発電の主流となりました。これを第1世代(単純サイクル)発電といい、改良が重ねられて熱効率は40%近くまで上昇しましたが、それを超えるためには600℃を超える超高温に耐えうる材質の開発や新たなシステムの構築が必要でした。
2世代発電はダブル複合発電方式で、蒸気タービンに加えてガスタービンを回して、ここからも発電します。ボイラ、蒸気タービン、ガスタービンすべての素材が1000℃以上の高温と高圧に耐える必要があります。原料となる石炭や石油を高温でガス化させてガスタービンをまわし、その余熱を利用して蒸気タービンを回します。この方式は1980年代から日本の電力会社で使われており現在では熱効率最高53%で稼働している発電機もあるということです。
3世代発電(トリプル複合発電、IGFC)では、蒸気タービン、ガスタービンに加えて高温型燃料電池(SOFC)も組み込んで発電をさせます。この方式ですと、天然ガスを燃料として使った場合は熱効率65%、石炭をガス化させて使う場合には55%の熱効率が達成されるということです。また、石炭をそのまま燃焼させて蒸気タービンを回す場合に比べて、CO2の排出量は30%くらい抑えられるということです。金子先生はSOFCの開発にも取り組んでいらしたということで、その利点などを実に楽しそうにお話になりました。大掛かりな発電装置の中にあって、SOFCが長さ1500mm、直径28mmの細い棒であることは驚きでした。
 
日本のエネルギー問題の特長として、以下のようにお話しくださいました。
1  エネルギー自給率の低さ→大量の化石燃料を輸入;これが貿易量の1/3(約20兆円)を占める。
2  燃料の輸入のために工業製品を輸出(60兆円);これには安い電力料金が必要、また、高品質の電気があって初めて高品質の製品が可能となる。
3  これらの同時達成を目指してエネルギーミックスを決定
4  クリーンな火力発電のためには高効率化が最大の課題;CO2の排出量の低減及び徹底した公害防止装置の設置
5  日本の高効率発電技術が世界をリードしている。
 
エネルギーの自給率が低いこと、燃料輸入のために工業製品を輸出していることは誰でも知っていることですが、そのために高品質の電力が必要であることは初めてしりました。ここで、高品質の電力というのは、規格どおりの電力を常に供給していることです。後進国ではこれが達成できず製品の品質を保つことができないことが多々あるとのお話でした。
項目3以下は、経産省が2014年に策定した「エネルギー基本計画」と20183月に資源エネルギー庁が公表した「エネルギー基本計画の検討につぃて」をもとに金子先生の独自の見解を交えてのお話でした。2013年度の日本の発電電力量実績では、化石燃料が88%をしめていますが、2030年には56%に削減(天然ガス:石炭=50:50)、原子力2022%、再生可能2224%とすることを目標とする。ベースロード電源としては原子力、水力などを想定し、電力の48%程度の安定供給を図る。ここで、私は2013年にシンポジウムで伺ったことを思い出しました。「ベースロード電源として原子力は絶対に不可欠。火力は時間、季節などによる需要の変動に対応が用意、再生可能エネルギーは供給電力に変動が大きい」ということです。これが、電力供給側の絶対的な見解なのだと思います。
金子先生が開発をすすめていらっしゃる第3世代発電の実用化はこのエネルギ基本計画に組み込まれており、これにより地球環境保護のためのCO2の排出量もある程度達成できるということだそうです。
 
金子先生のお話で、私たちは政府が進めているエネルギーミックス政策、とくにその科学技術的な根拠を知ることができました。ここまで火力発電も高効率化し環境問題もクリアできるのなら、今後のことはとりあえずは心配ないのではという感じも致しました。
お話の最後のポスターに、「地球環境保護」「エエルギーセキュリティ安い燃料の安定確保」「質のよい電力の安定供給」「安い電力料金」の4つを同時に満足する共存解は非常に限られていることを4つの同心円の重なり部分として図示されました。まだまだ道のりは険しいことが実感できました。
私は「安い電力料金」がどのように、火力発電の高効率化で実現できるかが、このレポートを書いているうちに気になり調べてみました。トリプル発電に使用される高温型燃料電池は希土類元素を使用したたいへん高価な電池のようで、金子先生もこの発電系は遠方に送電するための発電ではなく限られた地域だけへの供給の小規模の発電装置にまずは適していると言われておりました。一方、第2世代のダブル複合発電は各国で利用が計画されたようですが、実際に稼働しているものは少なく、建設中止になっているものが多いことを知りました。理由としては高温高圧に耐える材料を用いた装置のコストが高いので供給する電力も他の発電からに比べて、かなり高額になること、また、装置としての信頼性がまだ確立していないこと等があげられておりました。

電力の十分な供給のためには、今後も火力発電の利用は続けられてゆくことと思います。地球環境の保全と安価な電力の供給のために、金子先生の火力発電の高効率化のご研究がますますご発展されることを願っております。

サイエンスカフェ・イン・高輪 代表
岩村道子

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59回、60回のサイエンスカフェ・イン・高輪 開催のお知らせをお送りします。
 
59回は、東邦大学理学部情報学科の足立智子教授に「暗号のしくみ」をテーマにお話しいただきます。暗号といいますと、国家の外交・防衛などに必須でも一般人には関係ないようなものと以前は思われていましたが、現在のIT社会では個人情報を守るためにも使われています。
足立先生に暗号理論の成り立ちや、その使われ方などについてやさしく解説していただきます。
ご参加をお待ちします。
 
59回サイエンスカフェ・イン・高輪
 
日時  20181110)15:0017:00
会場:  キリスト友会東京月会会堂(港区三田4819
話題:  「暗号のしくみ」
講師  足立 智子氏東邦大学理学部情報科学科教授
参加費:  800円 高校生以下 300
参加申込み 必要  Email: iwamuramichiko2008@yahoo.co.jp
 
12月のサイエンスカフェは例年通り、お茶の水女子大学で開催致します。
今回は、東京大学 生産技術研究所の大島まり教授に脳血管などの血流を流体工学のお立場から、お話いただきます。
 
60回サイエンスカフェ・イン・高輪 開催のお知らせ
 
日時:2018年12月15日(土)15:00〜17:00
会場:お茶の水女子大学理学部3号館7階大講義室
話題:「データと血流シミュレーションが拓く予測医療の最前線
講師:大島 まり氏(東京大学 生産技術研究所教授)
参加費:無料

参加申込み:必要 Email: iwamuramichiko2008@yahoo.co.jp


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サイエンスカフェ・イン・高輪 代表
岩村道子
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58回サインエスカフェ・イン・高輪開催をお知らせいたします。
今回は、空気についてのお話です。
前回のサイエンスカフェで、私たちは人間活動が地球の大気システムに及ぼしている影響について、近藤豊先生にお話いただきました*)
今回は、大気とは、そして空気とは何だろうという、一見、単純明快な答えがありそうな問題を岩村氏に解説していただきます。

*)近藤先生のお話のレポートは、これの前のページに掲載してあります。
  
みなさまのご参加をお待ちしています。
 
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58回サイエンスカフェ・イン・高輪 
 
日時:  2018年9月1日(土)15:00〜17:00
会場:  キリスト友会東京月会会堂(港区三田4819
話題:  「空気について、もう一度考えてみる」
   講師:  岩村 秀氏(東京大学名誉教授・九州大学名誉教授)
参加費:  800円 (高校生以下 300円)
参加申込み: 必要  Email: iwamuramichiko2008@yahoo.co.jp
 
お話の概要(岩村氏より)
5657回サイエンスカフェ・イン・高輪では、石炭火力発電の高効率化、気候変動のメカニズムと 言った、エネルギーと環境問題の最先端の話を続いてうかがった。質のよいエネルギーを定常的に供給することの重要さと、地球大気がそういった人間活動によってどのように影響を受けるかを理解することができた。そこでこれらの問題の根源にあり、人間にとって最も身近な存在である「空気」について、その正体と 人との深い関わりを体系的に考えてみることとした。そうすると、空気を大事に扱うよう意識しなければならないという結論に必然的にたどり着く
 
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サイエンスカフェ・イン・高輪 代表
岩村 道子
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