高橋巌ゼミブログ

農・食・地域・生活破壊の原発、TPP、改憲、全ての戦争策動、特定秘密保護法廃止!!311被災者支援を!【8.9万アクセス感謝】

高橋 巌【自然・旅・アウトドア】

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【写真左から1枚目:これが自転車を分解して列車に持ち込めるようにした状態=輪行/2枚目:夜行列車のお供といえば・・・/3〜4枚目:「快速ムーンライト信州81号」。夜行なのに深夜減光もなく車内放送も止まらない・・・ゆえにとても眠い・・・/5〜7枚目:大町から木崎湖へ。木崎湖はまだ眠りの中。/8〜12枚目:小熊黒沢林道(全舗装)。ピークからはパラグライダーも飛び立つ。残雪を抱く剣岳・鹿島槍ヶ岳などの眺望は、雲がかかって今ひとつだった/13枚目:麓の簗場集落やこのあとの旧鬼無里村では、残念ながら耕作放棄が進んでいた/14枚目:嶺方峠登り口にあった自転車コースの標識/15枚目:21年ぶりの嶺方峠。反対側の旧鬼無里村から上がると眺望に圧倒されるが・・・この日はやっぱり厚い雲に覆われている/16枚目:趣ある旧鬼無里村の農協事務所/17枚目:なんかだいぶお疲れのようで・・・】

 どうも教員です。今回は夏休みモードということで・・・。

 今週(8月11日の週)は大学も完全にお休み。といっても我々は、自宅に資料を持ち帰ってのたま
った原稿執筆などが待っているわけですが(とほほ)、仕事で夜行列車のことなどを調べているうち
に、日本の夜行列車そのものがどんどん廃止になっている事実に気がつきました。
 それで先日も、青森に行ったとき夜行列車がなくて辛い夜行バスに乗らざるをえなかったわけです
が(既報/http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/42685950.html)、かつて私たちの世代が青春の
旅?に明け暮れた北海道でも、何と、道内発着の夜行列車がこの夏で全廃されると聞き及びました。
 要は、乗らないでいるうちに、どんどんなくなってしまう!事態なんですね、もはや。
 で、善は急げということと、身体も鈍っているし、夜行列車といえば、これはかつての自転車旅だ
ろう、ということで、急遽サイクリングも行うことにして、一人旅に出ることにしたんです。 
 といっても、夜行1泊のショートトリップですけれども。

 かつて私は、自転車の旅に明け暮れた時期がありました。
 ふと思い立って、自転車を分解して(輪行といいます)夜行列車に乗り、列車が着いた先の駅で
降り、夜明けの中の峠道を登る・・・そしていくつかの峠を越え里に下り、夕刻、見知らぬ麓の町の見
知らぬ飲み屋で一杯やる・・・そこで聞いた様々な話は、いつもの調査とは違った意味で、本当に勉強
になることが多々ありました。
 それは自転車が、旅の道具である一方、かなりの肉体労働?を伴いながら、下り=ダウンヒルの爽
快感を味わえるという、【旅の要素とスポーツ的な要素との両方を兼ね備えて】いるもので、流した
汗を通してこそリアルに見える風景や浮き彫りになる地域実態、といったものがあるのからかもし
れません。バス・自動車や鉄道だけの旅では、見えない風景、というようなものがあるように思える
のです。
 残念ながら、近年、膝を痛めたり、仕事の休みが明確でなくなった関係もあって、自転車旅からす
っかり遠ざかっていたのですが、ここで奮起しよう!となった次第です。
(前の学生との鎌倉サイクリングの記録は、http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/22010616.html

 向かったのは、かつて散々夜行列車を乗り倒した?中央本線、目指すは信州・信濃大町から登る
林道です。

 しかし今は、自由席でふらっと乗れる定期夜行列車はなく、夏休みなど多客時に全車指定制の「快
速ムーンライト信州」があるのみ。それもわずか6両編成で、予想どおり気まぐれな旅人の買える切
符は残っていませんでした。しかし知恵を巡らしたところ、途中駅の甲府からなら指定券が取れまし
た。問題は甲府駅までどうするか、甲府駅で深夜の列車が来るまで何をしているかです。
 で、立川から甲府まで普通列車で入り、甲府駅で一杯やって仮眠を取ることにしましたが、何と甲
府駅の待合室は全部閉まっている!ではありませんか!改めて、夜行列車が大いに利用されていた時
代との違いを感じましたが、幸い駅前から早朝に出る登山バスを待つ岳人たちが駅前のバス乗り場に
いたので、そこに混じって仮眠を取りました。しかしアルコールをいれてもほとんど眠れませんで
したが。。
 しかも、深夜2時過ぎにやっと乗れた快速ですが、特急車両で快適ではあったものの、かつては常
識だった車内減光もなく煌々と車内灯がついたまま(犯罪防止とかでしょうか?)。おまけに車内放
送まで止めていないという・・これではうとうとしたところで熟睡はできず、ほぼ徹夜状態で信濃大町
駅に着きました。
 ううむ。久しぶりの夜行列車で興奮ものでしたが、こんな状態で体力を使うサイクリングは、はた
して大丈夫なのか・・。

 しかし朝の高原の空気はあまりに爽やかで、旅に出た気分も高まってきます。早速自転車を組み立
て、静かな大町の町中を走り抜けていきます。
 木崎湖までの裏道では、いかにも信州らしい農村風景に癒されながら、いざ、木崎湖から林道を登
り始めます。この林道は「小熊黒沢林道」といい、雪渓を抱く後立山連峰が一望できるという素晴ら
しい眺望が売りで、前からずっと走りたかったところです。リハビリ?にはちょっとキツイかなとも
思いましたが、ここはイキオイということで。

 それにしても暑いうえに、いやはや登りのキツイこと!汗が滝のように噴き出します。
 喜多方で農作業をしてきたものの、完全舗装道とはいえ久しぶりの自転車の林道急登は、鈍りきっ
た身体には厳しいものがあります。その上、残念ながら晴れてはいたものの、山々は雲が覆って眺望
も今ひとつです。
 でも、痛めた膝をかばいながらの情けない走りですが、だんだん「ランナーズハイ」とでもいう感
じになってきて、「ああ!来て良かった!」「オレは生きているんだ!」(?)などの、単純な感動
に疲れも吹き飛ぶ感覚になってきました。
 普段走っている人なら1時間で着くというところを2時間以上かけて走り、いよいよ林道のピーク
に。そこはパラグライダーの発着場でした。次々と風に乗って空高く飛んでいく人たちを見ながら、
自分も何か空を飛んでいるような気になってきます。

 「いいですね!僕も飛びたくなっちゃいますよ!」
 「ははは、いいですよ。でも、自転車の感じと似ているんじゃないかな?自転車も走ると気持ちい
  いでしょう?」

 そう。空を飛ばなくとも、空を飛んでいるような気分になるのが、自転車のダウンヒルなんです。
それを、私も久方ぶりに味わいました!ああ。これですよ、これ。久しく忘れていたダウンヒルの
快感。これって、登りの苦労があるから楽しいんですよね!最高でした。

 あっという間に、麓の鹿島槍スキー場に着き、そこから簗場へと下りました。青木湖北岸で手打
ちソバに舌鼓を打ちながら、さてこれからどうしよう?と行程を考えます。
 普段なら寝ていない中の夜行サイクリングとくれば、もうここで自転車をバラし、温泉にでも入っ
て列車で帰宅、となるのですが、なぜかこの日は「ランナーズハイ」だったのかもしれません。21
年前、パートナーと2人で長野から走った嶺方峠を逆に越えて、長野駅まで走ろうという気になっ
ちゃったんです。おいおい、どうしちゃったんだ?>自分(^_^;;)

 青木湖から北に回って、グリーン・ツーリズムに取り組んでいるらしい白馬村の堀之内から再度
登りが始まります。しかし、午前中と違って、やはり痛めた膝が痛み出しました。この膝を庇って、
お尻をサドルに着け気味にペダリングしたせいか、お尻もかなり痛くなってきました。しかも、
地図で見るより勾配が全然急で(というか、体力が落ちてて)、さらに気温はどんどん上がります。
水を飲んでも飲んでも汗が止まりません。いやはや、トシを痛感しながらの登りは本当にキツかっ
たのですが、やっと着いた嶺方峠は、実に爽やかな風が峠のトンネルを吹き抜けていました。

 この後の行程はといえば。。下りで膝が本格的に痛み出して痛み止めを飲んだり、地図で読み切
れないアップダウン(記憶にない峠越えクラスの登りもあり)でボロボロになった挙げ句、猛烈な
雷雨にも遭遇(廃屋状のバス停で30分以上も雨宿り)、這々の体で長野駅にたどり着きました。
 で、この後はビールを飲む気にすらならず、新幹線ですぐ帰ってバタンキュー、という次第です。

 確かに未だに膝もお尻も痛いし、ソバを食べたところで帰れば良かったと思う反面、久方ぶりに
サイクリングらしいサイクリングをし、かくべき汗をかいた、という爽快感に今も包まれています。
 21年ぶりの嶺方峠では、鬼無里村が長野市に吸収され、上流域ではかつて美しかった田畑の耕作
放棄が進むなど、自転車ならではの「景色」の把握と「状況確認」をリアルに行うこともできまし
た。
 今回は(この程度のコースで情けないけど)自分ではやや無理をしたと思う反面、これからは、
仕事である「農山漁村の状況を深く識るため」にも、時折は自転車で農山漁村を走ろうと心を新た
にした次第です。

 長々と失礼しました。

 ※8/13(水) 6:00信濃大町駅 → 6:50木崎湖 → 8:50〜9:40小熊黒沢林道第2のピーク
        → 簗場 → 青木湖 → 堀之内 → 13:20〜13:50嶺方峠 → 旧鬼無里村
        → [途中雨宿り40分]→ 16:50長野駅
        (700×35c オールランダーバー、ガードレス。パッキング=デイパック)


                  日大食品経済学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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