
【写真左から1枚目:いささか寒いが、早春の日差しの木漏れ日が映える/2〜5枚目:よく耕された気持ちのいい畑が拡がる/6〜8枚目:昔ながらの農家も残る/9枚目:素敵なカーブを描く農道/10枚目:ただひたすら、黙々と畑を耕す老農夫】
どうも、教員です。
先日、ひょんなことから埼玉・伊奈のあたりを「放浪」することになりました。
調査というほどでもなく、といって勝手知ったる場所でもなく、何のあてもなかったのですが、
ただただ田舎道を歩くことにしたのです。
忙しい日常ですが、地域農業を考えるためにはたまにはこんな体験も必要ですし、第一、こう
したカントリーウォークは気分もいいものです。
このあたりは新幹線から眺めるだけの場所でしたが、その光景から相当に開発が進んでいると
思っていましたし、確かにそういう場所もある反面、まだ昔の「田舎」もまだ相当に残っていま
した。素敵な、嬉しい誤算でした。
「早春」というには寒い一日でした。しかし、抜けるような青空の下、子供の頃だったら「基
地」をつくったであろうヤブや、よく耕された畑、咲き始めた梅の花を眺めながら、のんびり歩
いていると、何となくうきうきしてきます。すると、小さな畑を黙々と耕す老農夫の姿が目に入
りました。その彼の姿をずっと見ているうちに、思わず「農の心」を思い起こされるのでした。
「近郊農家の多くは農業をやる気がない、農地の転用期待があるだけだ」などという軽薄な評
論と無縁の、リアルな「農の世界」がここにはありました。
日大食品経済学科:地域経済論研究室/高橋 巌
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