
【写真左から1〜2枚目:塩の道の入口:大網集落/3枚目:大網の地蔵群/4枚目:吊り橋/5〜7枚目:山之坊集落の畑と重装備の?カカシ。かつて山スキーでアタックした雨飾山の景色は変わらないが、耕作放棄は進んでいる。/8〜10・13枚目:大峰峠。15%勾配はキツかった。11〜12枚目:やはり耕作放棄の進む集落を見ながら糸魚川へ。】
さて、平岩駅から、姫川温泉を横目に一風呂浴びたい気持ちを抑え、大網集落までのひと登り。
舗装道路ですが、普段走っていないだけにちょっとした登りが応えます。寝不足に快晴故の暑さで、
早くもこりゃ大丈夫かな?状態。
大網集落から、お地蔵さんの並ぶ姿に古道の趣を感じながら、いよいよ本格的な山道に入ります。
今日は、一般ルートということで、自転車を本格的に担ぐような「山岳サイクリング」のつもりは
なく、山道での自転車は「押し」中心のつもりでした。
しかし、やはり夏ということで結構ヤブが繁茂しており、また、長雨のせいか結構ぬかるんで足場
が悪いこともあって、フロントバッグを付けた前輪を下にして、フレーム内のショルダーベルト付き
バッグに肩を入れて、のんびりと担ぐことにしました。これで行けるかと思って、しばらくはルンル
ン気分。深いブナ林に、汗も吹き飛ぶようです。
ところが、ここで重大なことに気づきます。新調したM社のフロントバッグ、何とこうやって担ぐ
と、重みで前に落っこちてしまうのです!最初、木に引っかかったせいと思っていたのですが、何度
も落ちるので、やがて転んで足をくじく羽目に。
よく見ると、構造的に「落ちるように」なっていたのです! かつてのフロントバッグは、ベルト
でハンドルバーにしばりつける形式でしたし、最近のキャノンデールのバッグでも、構造上、こんな
ことはなかったのですが・・・。
このバッグ、そもそも、こういう山道へ持ち込んではイケナイもののようです。
このM社のバッグ、このほかにも取り付け金具が旧式のものでないと私の自転車に付けられないと
か色々文句があったのですが、何か旅先でのこういう一件は、疲れを倍加させるものです・・がっか
り。
フロントバッグを外して別に担いでいく手もあったのですが、予想以上に道が悪いし、帰った後の
予定など考えると、ここは無理せず引き返すことにしました。
別ルートの林道経由で大網集落に戻り、さてどうしたものかと地図を見ていると、交通量の激しい
国道の西側を迂回するように幅の狭い車道が峠を越しており、これを使うと糸魚川へ抜けられること
が分かりました。
事前情報はありませんでしたが、舗装道路だし問題ないだろうと思いそちらに変更。さっそくその
車道に入ります。
峠の名は「大峰峠」。塩の道の西ルートの一部だそうで、塩の道を走るという今日の目的にもかな
います。やった、とばかり登りにかかりますが。。いやいやこれがキツイの何の。途中には15%勾配
もあって終盤は押しの一手。
情けない話ですが、実は僕だけがキツイと感じているわけではないようで(以下のサイトでは、ラ
ンクは車道勾配最上級「E」クラスになってました:http://www.pass-hunter.com/1/1_j/1_j13.htm)
ほっと?しましたが、まぁそのうち峠には到着します。
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峠では、新旧2つのお地蔵様が迎えてくれました。峠道は雨飾山をはじめ山々の眺望が見事ですが、
峠自体の眺望はあまり得られません。しかし爽やかな風が吹き抜ける、気持ちのいい峠でした。
もうここからは、ひたすら日本海に向けて下るのみです。
この峠道、「迂回するように」と感じたのはまさにそうで、かの水害の際に迂回ルートとして急遽
旧道に沿ってつくられた車道だったのです。どおりで、勾配がキツイわけです。
古いお地蔵様は、その際に下から移設したということで、新しいお地蔵様は車道開削の時に地元の方
々が新たに設置したもののようです。
峠にはこれまた素晴らしく美味しい水場がありました。しばらくその水を飲んで、昼食を摂っている
と、軽トラに乗った地元の農家の夫婦が来られ、ポリタンクにその水を注いでいきます。こんな美味し
い水を毎日飲めるのは羨ましい限りです。
このお地蔵様の話や、この地域のお話しなどを夫婦から伺います。これもまた旅の大事なヒトコマで
あるとともに、「職業」柄?大事なヒアリング?の場でもあります。
「トウモロコシ持っていってよ。。あ、でも自転車じゃ無理か」「お気持ちだけ」「じゃ、さっきも
らったゼリー、その水場で冷やしておくから食べていきな」
苦労して自転車で登った峠でかけられるこういう一声は、大げさでなく涙が出るほど嬉しいものです。
この感覚も、久しぶりに味わうものでした。
爽やかな峠の思い出を背に、糸魚川へ。
途中、塩の道で交易のあった古い集落で耕作放棄の進む田畑を目に焼き付けながら、かつて自然の猛
威をふるった姫川の急流を見つつ走り、無事に糸魚川に着きました。
自転車ごと海に降りることができない地形だったので、展望台で夏の日本海を眺め、ビールを飲んで
から、サークル合宿やスキーの旅が懐かしい地、信越線・妙高高原を経由して長野回りで帰路につきま
した。
いつも痛くなる左ヒザも、ハリ治療が効いたか?、最初からサポーターをしたせいか、距離が短かっ
たせいか、今回は暴れ出すことなく、快適なままに旅を終えることができたのはラッキーでした。
また忙しくなりますが、何とか合間を縫って、自転車や山旅をコツコツやっていきたいものです。
※8/15(土) 8:35 平岩駅 → 8:55 大網〜地蔵群 → 9:30 引き返し地点 → 10:10〜30
大網 → 12:15〜13:00 大峰峠 → 14:15 糸魚川市内
(700×35c オールランダーバー、ガードレス。パッキング=フロントバッグ)
日大食品経済学科:地域経済論研究室/高橋 巌
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こんばんは.トウモロコシとゼリーの話,いいですね.そういう場面に出くわしたとき,しばしば私も知らぬ人と話し込んでしまうのですが,そういう光景を見ると友人は,「お前は,おっさんかよ」とダサいものでも見たかのように言うのです.まあ別に私はおっさんと自認しているからいいのですが,それはそうとして!,友人はそういう「やり取り」に慣れていないのだなと思いました.慣れていないことが良いとか悪いとかいうのではなくて,なぜそのように突っこむのかが気になるのです(都会の核家族育ちだからなんていう当たり前の理由はこの際どうでもいいです).この「やり取り」は,「まず1杯目はビール」,というのと同じようなもので,そこで「まず1杯目はカシスオレンジ」なんてやられちゃうと,ズッコケてしまう.この≪感覚≫だと思うのです.いつの時代も「今の若いのはダメだ」という文言が流行っていますが,そうやって言われる今の若者世代も,そういう≪感覚≫だけは譲ってはいけないと思うのです.何もかも「ダサい」ものを捨て去るという空虚な構造では,全然楽しくならないぞ!眠れぬ夜のぼやきでした.佐藤奨平(BRE,D1)
2009/9/4(金) 午前 2:42 [ fri*ndl**tabl* ]
friendly_tableさんこと奨平君、コメントありがとう。
「おっさん」結構!おっさんが、人と人の絆の大切さを教えないでどうする!・・と全然おっさんでない奨平君に向かって言うのもなんですが、若い人ほど、知らない人と「話さなくなっている」傾向は、本当にヤバイと感じています。
いい意味での「だささ」、何というか「一杯目はまずビール」・・これこそが重要?ということをシコシコと教諭していくしかないのかな、と思います。
こちらも堆積したヤボ用と仕事に追われ、寝られない夜に。
日大食品経済学科:地域経済論研究室/高橋 巌
2009/9/4(金) 午前 3:51 [ いわしゼミ ]
拝復.おおお,早々のご返事ありがとうございます.仰る通り,「いい意味での『だささ』」を言いたかったのです.ありがとうございます.お疲れ様です!ご自愛ください!!佐藤奨平(BRE,D1)
2009/9/4(金) 午前 11:30 [ fri*ndl**tabl* ]