
教員です。
東日本大震災と東電原発事故で大波乱だった2011年度。その影響で、就活でも苦労した(している)
6期生も、早いもので、ついに卒論発表会の日を迎えました。
今年3月に卒業を予定し卒論を提出する6期生は16人でした。彼らの卒論テーマは以下のとおりです。
・日本の食に与える韓国の食文化の影響と背景−韓国食の魅力とは−
・カカオの歴史と効能等に関する研究−チョコレートを通して探る−
・ビールメーカーの経営戦略−アサヒビールとキリンビールを中心に−
・パンに関する研究−日本におけるパン食文化において−
・放射能による「食」の未来への影響−福島第1原子力発電所の事故を機に−
・動物愛護に対する子どもたちの認知度についての研究−駒寄小学校を事例として−
・地域農業における現状と問題についての考察−山形県上山市を事例として−
・地域活性化のための企業努力に関する研究−神奈川県小田原市を事例として−
・米粉食品と日本の食料自給率の関係について
・集落営農に関する考察−新潟県上越市の事例を中心に−
・日本と海外における有機食品についての研究−愛媛県の事例を中心として−
・総合菓子メーカーの経営戦略に関する研究−明治製菓、森永製菓、江崎グリコを中心として−
・スポーツと食事の関係性についての研究
・豆乳に関する研究−なぜ豆乳は流行するのか−
・子どもの農業・農村体験についての研究
・食育活動と学校・地域社会に関する研究−神奈川県の事例を中心として−
例年のように、それぞれの問題意識と関心に基づき、地域農業から食品産業、チョコレートから有機食品、グリーン・ツーリズムまで多彩ですが、「少しでもオリジナルな調査を」「足で稼いで調査し、自分の力でデータを入手せよ」という当ゼミの毎年のモットー(私の助言指導)が、今年も一定程度反映したものになっていると思われます。2011年度を象徴して、食の放射能汚染問題に取り組む学生も見られました。
例年よりもはるかに大変な中での作業で、年々短くなっていく卒論の期間をさらに短くすることばかり起きて、卒論作成は大変であったと思います。
こうした中でも、現地に泊まり込み、修士論文レベルに匹敵する調査分析をした学生も居たのは、嬉しかったです。本当にお疲れ様でした。
これも毎年言ってますが、こういう作業は一生忘れることはないし、これからの仕事や人生に必ず生かされるものだと思っています。
卒論発表会に続いては盛大な追いコンが延々と続きます。セッティングしてくれた3年幹事諸君も、2次会までつきあってくれ、今年も素晴らしい卒論発表会〜追いコンになりました。
教員の私としても、安堵感とともに、一抹の寂しさも募っているところです。
厳しい情況の中に向かう彼らに、「幸多かれ、ともかく生きぬけ!」と祈るばかりです。
日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋 巌
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