
【写真左から1〜3枚目:畜産(酪農・搾乳)実習。生乳は商品としての出荷だけに真剣。子牛の可愛さに思わずポーズ/4〜5枚目:子豚の去勢、抜歯なども行った肉豚の実習。ハードとの声も多かったが子豚は可愛い!/6〜12枚目:農産・園芸実習。タマネギの播種、サトイモの収穫、水田管理に花の苗づくり。爽やかな夏空!広大な農場での実習に暑さも忘れる】
2日目午前・午後の作業は畜産でした。まずは酪農です。私も、かつて酪農団体につとめていただけに、現場はずいぶん回ったつもりですが、搾乳作業をするのは昨年の実習以来です。
日大農場では、実習時には約16頭の搾乳牛を有しており、生乳は乳業メーカーの牛乳工場に出荷しています。ほかにも乾乳牛・育成牛などを入れれば乳牛だけでも約40頭規模になり、ちょっと前の首都圏の中堅酪農家クラスになります。もちろん、朝の出荷までに作業を終えなくてはならないので、のんびりやっているわけにはいかず、スタッフの方の指示が飛ぶ中、慣れない学生は四苦八苦でした。
その後は大事なボロ出し(ふん尿処理)とパーラーやバーンの掃除、エサやりなどを行いました。牛の世話は初めての学生が多く、「結構大変だ」といいながら、貴重な体験をそれなりに楽しんでいる様子でした。
次に養豚(肉豚)です。この豚舎は近代養豚のシステムですから、多頭飼育で餌も完全配合飼料の給餌となっています。病気の発生を防ぐため、豚舎への無断立ち入りは厳禁。豚舎に入ってのエサやり、ふん尿処理、豚舎の清掃など一般的な管理に加え、尻尾切りから抜歯、さらにオス豚の去勢まで、多くの学生が自らの手で行いました。これらの作業は、美味しい肉を生産するため不可欠とはいえ、さすがに学生も緊張の連続でした。「肉を食べるということはこういう作業があるからできること」という農場スタッフの方の言葉に、学生達もうなずくことしきりでした。
3日目午前・午後の作業は、農産・園芸でした。農産は、今回は野菜類のタネ蒔き、里芋の収穫、水田の除草、その他管理作業などを行いました。猛暑の中での作業でしたが、北海道を彷彿させる広々とした圃場での作業は、気分も爽快です。また、秋に収穫となる稲の生育も確認でき、6月の田植えを想い出しながら、除草も順調に進みました。
園芸では、温室の中での播種、花の苗作りのほか、春秋の花の時期には一面にバラの花が咲き乱れる本学部自慢のバラ園と温室において、剪定などの作業を行いました。珍しい品種や独自の品種などもあるので、皆様是非バラ園にお立ち寄りください。
(つづく)
日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋 巌
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