
【2013年度/食料生産実習報告−3】夏期集中実習+稲刈り実習を行いました。
【写真左から1〜4枚目:農産・園芸実習。ダイコンの播種、花の苗づくり、野菜収穫、水田管理。2日目まで爽やかな夏空!でしたが、3日目から雨模様に/5枚目:最後の夜には息抜きに食事会も実施しました/6〜11枚目:肉をカットして挽き詰めていき、無事ソーセージになりました!/12枚目:打ち上げのバーベキュー!自分たちのソーセージも盛大に焼きます。最高!/13枚目:農場での夏期集中実習を終えて】
続いての報告は、農産・園芸です。農産は、今回は野菜類のタネ蒔き、野菜収穫、水田の除草、その他管理作業などを行いました。教員が参加した播種の作業は、猛暑の中での作業でしたが、広々とした圃場での作業は気分も爽快です。また、秋に収穫となる稲の生育も確認でき、6月の田植えを想い出しながら、除草も順調に進みました。
園芸では、温室の中での播種、花の苗作りのほか、春秋の花の時期には一面にバラの花が咲き乱れる本学部自慢のバラ園と温室において、剪定などの作業を行いました。珍しい品種や独自の品種などもあるので、皆様是非バラ園にお立ち寄りください。
残念なことに、今年は3日目〜4日目の前半が雨模様となり、3日目の農業機械や農産の作業に影響が出ました。私の「晴男」のジンクスも今年はちょっと弱かったようです。
3日目の最後の夜は、全員の親睦を深めるため食事会も実施しました。疲れていたので有志参加にしましたが、ほぼ全員が参加となりました。
最終日は早朝の農場実習を終え、朝食を食べてから、今度は白衣に着替えて、食品加工実習所に向かいます。ここで、昨年同様ソーセージとレトルト食品製造の実習を行うのです。今年も、豚の世話をした後に食肉加工をするということで、ある意味で食=命をいただくことが体感できるスケジュールになりました。
本学部の「食品加工実習所」は、食品生命学科の管轄する学部施設として設置され、JAS認定の本格食品製造施設を持つ食品工場で、学生実習を主とする大学施設としては、日本でも屈指のものです。現在は、学生実習のほか、専門職員の手で本格的なハム・ソーセージ・ベーコン・レトルト食品の製造を行っており、商品は一般にも販売されています。
昨年度に引き続き、ソーセージづくりをメインに、あわせてレトルトの豚の角煮づくりも行いました。まずソーセージは、豚肉のブロックを、脂肪と肉(赤身)に包丁で切り分け、さらに細かくしてからミンチにします。これに調味料を混ぜミキサーにかけ、ケーシング(豚の腸)に入れていくというのが、燻製までの基本的な工程です。やはり今年度から始まった「調理学実習」の成果か慣れた手つきの者もいますが、ケーシングの扱いなどはさすがに難しく、今年も腸を破裂させたり、肉を溢れさせる者もいました。また、ヒモでしばり、ソーセージの形にするところでは、なかなか苦戦していたようです。そして、これを桜のチップで燻製し、美味しいソーセージのできあがりです。今年は色々とパターンを買えた製品などもつくりました。これがまた美味しい!のですね。
また、角煮については、調理しておいた豚の角煮を、レトルトのパックに詰め、真空パックにする作業を行いました。一般の食品工場と同レベルの本格的な施設による工程も、実に興味深いものでした。できあがったこれらの製品は、午後のバーベキューで美味しくいただきました。
最終日午後、全ての作業を無事終え、着替えた実習生の顔は、全員充実感に満ちあふれていました。農場・食品加工実習所スタッフの方々も招待し、いざバーベキューによる打ち上げです。自ら世話をし収穫した取りたての野菜類に、自分たちで作ったソーセージ、山盛りの肉、ヤキソバ、おにぎりと食べきれないほどの食材でしたが、この日はみんな実によく食べました。
最後に、4日間お世話になった宿泊所を綺麗に掃除し、夏期集中実習は終了しました。ともかく元気に実習できたことが何よりの収穫でした。 (つづく)
日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋 巌
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