【左から1〜2、6枚目:11月14日「協同組合のこれからを考えるシンポジウム−TPP参加、規制改革のなかでなにが問われているのか−」(池袋)/3枚目:12月7日 日本有機農業学会シンポでの報告(仙台)/4〜5枚目:12月22日湘南学習会議講演(藤沢)】
教員です。
この秋も、TPP問題、特定秘密保護法問題、原発問題といずれも私たちの未来に関わりかねない難しい問題が続き、私のような人間にも講演の依頼等が続きました。
まず11月14日は、すでにお知らせしたとおり、「協同組合のこれからを考えるシンポジウム」でコーディネーター(座長)をつとめました。大妻女子大学の田代先生、青山学院大学の本間先生、青森県JAゆうき青森の大関代表理事組合長など大先輩の素晴らしいお話しをまとめるという厳しい役回りでしたが、先生方のご協力で、何とか話がまとめられたのではないかと思います。TPP問題はもとより、これを見越した最近の保険・共済の動きなどに焦点を当てたシンポなはなかなかなかったのではにかと思われ、貴重な場となりました。
12月7日は、日本有機農業学会大会で仙台の東北大学に飛びました。ここで、「有機農業と「自給論」の今日的意義と課題−原発事故とTPPの中で−」と題する報告を行いました。TPPのような市場原理主義のもとで、本来地域資源環境保全と連動しているはずの有機農業がどうなっていくのか、といったことを中心に検討しました。ちょうど、特定秘密保護法の強行採決の直後で、会場でも怒りの声が上がっている中での報告でした。もとより学会の場でしたので、もう少し詰めた分析結果をお話しすべきところ、少々荒さの目立った話だったかもしれませんが、骨格は示せたのではないかと思っています。
12月22日には、地元藤沢市で、市民団体からのお招きにより、「市民講座 いまの政治・経済をどうみるか−平和・人権・国民主権の確立のために−」と題する講演でした。ここでもTPP、原発を中心にお話しをさせていただきました。
残念ながら、いずれの問題も、諸々の情勢は決していい方向に向かっているとは思えない中で、役回りとはいえ、厳しく難しい情勢に関するお話しをせざるを得ないことに辛いものを感じます。
しかし、こういう事態だからこそ、まずは事態を正確に分析し認識し、そして判断していかなければなりません。その意味で、これからも私のできる範囲で市民の皆さんにも分かりやすく話をしていかなければと思っています。
今後ともお声をかけていただければと思います。
日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋 巌
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