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教員です。
いよいよ(全然実感ないし、掃除も終わってないんですが:笑)大晦日です。今年も押し詰まりました。
皆様、本年も大変お世話になりました。
本年は、収束が全く見えぬ原発事故、それにもかかわらぬ原発推進への転換、公約違反で参加を強行したTPP、極めつけは現代の治安維持法=特定秘密保護法の強行採決・・と、政治情勢だけ見ればあまりに暗い一年でした。
極めつけは、12月29日深夜〜翌未明に渋谷区で行われた、ホームレスと呼ばれる人たちの強制排除。この酷寒の夜空の下、行政の窓口も閉じられた年末年始の深夜に彼らの寝ているところを急襲して行われた、暴力的な強制排除。何ということでしょう。困った人たちに温かい食べ物と寝床を提供していた、そこを行政権力が襲い暴力的に排除する。こんな「先進国」が地球上のどこに存在するでしょうか。いつから、我々の住むこのクニは、こんな冷血非道な場になり果ててしまったのでしょう?
私はよく、311の起きた2011年を「世界史年表に残る年」といっていますが、安倍自公政権によるファシズム的圧政が拡がった2013年もまた、世界史年表に刻むべき重大な年と位置づけたいと思います。
「これがいい、よかった」と言っているひとがいれば、それはよほどの鈍感か、よほどのウソつきのどちらかでしょう。
政治に全く関心のない周囲の人たちも、漠とした不安感に包まれている気がしますし、そういう発言はよく聞かれます。
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こうした中、講演など「社会活動」も多く、この「書庫」の書き込みもご無沙汰でした。もちろん、原稿は書いていたのですが、ここで報告ができていませんでした。
最近の仕事の情報は、以下に報告してありますので、ご覧ください。
http://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/69/0006803/profile.html
さて、この年最後に、拙稿が2本『協同組合研究』に掲載されました。いずれも、本ブログで報告してきた、学会報告の報告論文で、原発=再生可能エネルギー問題とTPP問題という、最新の問題を新しい調査や情報を交えて書いた(書き直した)最新バージョンです。
大手町・農文協などの農業書専門店のほか、日本協同組合学会HPを通じて購入できる(はずな)ので、お求めの上ご覧ください(本学会では、電子公開はまだ行われていません)。
日本協同組合学会ホームページ
http://coopstudies.jp/
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2013年の「惨状」。しかしながら、これで終わるわけがない。政治も世の中も動くものだし、変えることができるもの!ミヒャエル・エンデは言っています「(国際金融資本など「お金」中心の社会は、不変のように思われても)変えられます。変えることはできます。人間が創り出したのですから」と言っていますが、私もそう思います。
もちろん、大学の中での学生との活動では、フィールドリサーチ、食料生産実習の2つの実習科目では私も素晴らしい経験ができましたし、サブゼミ(いずれまとめて報告します)でも、充実した活動ができました。教え子がTPPに関する素晴らしいビデオに出演するなど朗報もありました。
こうした若い力の可能性こそ、世の中を変える源泉だと思っています。
若い力に接する幸運に感謝しつつ、この環境の中でこそできる仕事を頑張ることを通じて、来年こそ、もう少しマトモな世の中、明るい未来づくりのために、一研究者として微力ながら尽力したいと思っています。
皆様、来年こそ良いお年をお迎えください。
日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋 巌
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