【写真左(上)から1枚目:2年間学んだ清水さんと研究室で記念撮影/2〜4枚目:第一部。清水由紀奈さんのレクチャーとDVD上映/5〜7枚目:我々トリオのミニ・JAZZーLIVE。畳の上での演奏は新鮮でした/8枚目:講演と演奏が終了してほっと一息】
教員です。
遅くなりましたが、すでに、http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/54341248.html
で告知した、3月28日の標記イベントの報告です。
TPPとは誰のための、何のためのものなのか?
これをわかりやすく解き明かしたのが、PARC(アジア太平洋資料センター)製作のDVD「誰のためのTPP?−自由貿易のワナ−」です。
このDVDには、私の教え子である、日本大学大学院生(2014年3月博士前期課程修了)・清水由紀奈さんが出演されています。
清水さんは、学部時代の植物資源科学科から、卒業後は、私どもの生物資源経済学専攻大学院に「転籍」し、当・地域経済論研究室に所属して、2年間学んできました。
彼女は、学部3年時の末・2011年3.11に遭遇した東電原発事故に大きなショックを受けながら、前向きに考えなくてはと、原発問題やTPP問題に正面から向き合うため、学生間のネットワークづくりに尽力し、卒業後は2年間大学院で精力的に学んできたのです。
この間、祝島における地域経済問題を主なフィールドにした自らの調査研究のみならず、フィールドリサーチやゼミ合宿などで当ゼミ学部生の後輩の面倒もよく見てくれました。特に、祝島での地産地消による調理や、本学部が主催した「全国農村サミット2012」での祝島現地報告、学部学生の報告指導など、全部が彼女の功績です。
また、サブゼミの中心メンバーとしても大活躍をしました。このブログの記事にも度々登場しています。
さらに、2年間の大学院在籍当時、勉強を兼ねてPARCのボランティア・スタッフにも参加、その過程でこのDVDに出演協力をしたものです。
この日はこのDVD上映と、清水さんの講演をセットし、さらに指導教員である私が、TPP問題のサポートではなく、ジャズ演奏でお手伝いすることになりました。
会場の「へっころ谷」さんは、おいしい「ほうとう」屋さんで知られており、地場有機農産物を多く使った自然派のお店。美味しいお酒と食事で人気の、民芸調のお店です。
また、藤沢地域の有機農業者や、地域活動、自然環境保護運動などのセンターともなっているお店です。
当日は、このお店の常連さんや日大学生・卒業生を中心に、約30名のお客さんが集まる中、DVD上映でTPP問題の理解を深め、清水さんの講演でこのDVDの製作秘話や、現地農業者の本音、TPPが何をもたらすのかなど多角的に話が展開され、参加者は興味深く聴き入っていました。
また、参加者間で活発な意見交換も行われました。
----------------------------------------------------------------
この日、私の役割は2部のミュージシャンでした。
私がこれまで演奏活動をしてきたのは、このお店の方々にも知られていましたが、この度、清水さんの旅立ちに当たり、両者で講演と演奏する機会を頂いたものです。
本当にありがたいことです。
メンバーは、私と、ジャズ研現役で2月に横浜ライブをともにした三浦君、また、吉祥寺“BUGSY”でのセッション常連者である増永さんのトリオでした。
お馴染みのスタンダードジャズを数曲演奏させていただきました。
畳の上での演奏で音の勝手が違い、またリハ全くなしで初顔合わせの3人での演奏だけに緊張しましたが、お客様には、それなりに楽しんでいただけたのではと思います。
難しい情勢の中、難しい顔しての話し合いも大切ですが、こういう肩肘張らないイベントも大切かと思った次第です。
ささやかながら音楽に関わる者として、またこういう機会をいただければ幸いです。
ご来場いただいた皆様、このような場をご提供いただいた「へっころ谷」のマスターほかスタッフの皆様に、この場を借りまして、厚く御礼申しあげます。
日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋 巌
|