高橋巌ゼミブログ

農・食・地域・生活破壊の原発、TPP、改憲、全ての戦争策動、特定秘密保護法廃止!!311被災者支援を!【8.9万アクセス感謝】

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【写真左から1〜5枚目:農業班は自転車に乗りまずは生ゴミの回収。そして農場に向かいます/6〜9枚目:放牧豚は今年も元気!豚が開墾しつつある畑の草刈りなど農作業も行います。/10枚目:放牧豚を囲んで】

  さて、まずは農業実習の報告です。
 2日目から、2班に分かれて農業/海の体験実習を行いました。
 まず農業体験では、昨年に引き続き、Uターン者で地域おこしに取り組む氏本長一さんの「放牧養豚」のお手伝いをしました。

 これは、耕作放棄地に豚を放牧し、草木を食べて貰って農地復元を行うとともに、島内の生ゴミや農業残渣を回収して豚に飼料として給与し、資源の循環を行うという農法です。豚の放牧は全国でも珍しく、野を走り回る豚の姿に、学生の皆さんは最初戸惑いながらも大喜びでした。
 全員で自転車に分乗し、島内の家庭から出た生ゴミの収集を行い、豚の「ゴチソウ」をゲット。この島の豚たちは、これら島内の残飯や、豆腐店のオカラ、ビワなどの農業残渣、そして耕作放棄地を開拓するために、生い茂った草木を「主食」としているのです。輸入配合飼料で育つ一般の豚とは全く異なるものです。
 自由に放牧され、自然交配(一部人工授精)で生まれた豚の子供も野の中で育ちます。豚たちは残飯ほかは耕作放棄地で草木を掘り返し、これが農地復元になっているわけです。
 但し、やはり島のマンパワーが不足しており、農地の貸借問題などもあり、Iターン者などどんどん耕作を拡げるという方向にはまだなっていないようです。一刻も早く原発問題が収束し、農漁業を基軸に据えた地域づくりが必要であると、今年も実感させられました。

 集めた生ゴミを唯一の島外からの資源であるフスマと生ゴミを手でミキシングし、豚に与えます。ほとんどの学生は豚の側に行くのはおろか、間近で見るのも初めての者ばかり、それも日本では極めて珍しいケージの中に居ない放牧された豚とあって、びっくりしていましたが、空腹を訴えたり愛嬌を振りまく豚に慣れていました。

 このあと、豚が開墾した畑で草刈りを行い、今年も1945年に被曝した稲の説明を受けました。これは1945年に長崎で被曝した稲を毎年作り続けているもので、68年経った(つまり68代後の世代)今も、実がほとんど入っていないのです。放射線によりDNAを傷つけることの恐怖を改めて実感するもので、原爆の恐怖はもとより原発と人類が共存できないことを立証するものです。
 
 このように学生たちは、土にまみれ、海からのさわやかな風が吹き抜ける畑で、色々な学びを重ねていきます。
                                           (つづく)
                                

            日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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【写真左から1枚目:柳井港から祝島へ。素晴らしい海の景色が続きますが、やがて原発建設予定が目に入ってきます/2〜6枚目:初日の講義・ヒアリング。/7枚目:地域住民の方へのヒアリング調査。熱が入ります/8枚目:島の人たちの熱意が伝わる原発反対の大看板/30年以上、1200回近くもの間毎週月曜に続けられる原発反対デモ/9枚目:初日の夜、公民館で地元との方々との記念撮影です】

  教員です。

 大変遅くなりましたが、2013年9月上旬に実施された当ゼミフィールドリサーチの報告です。
 数回に分けて報告します。

 我々のゼミでは、昨年に引き続き、今年も山口県上関町祝島を訪問しました。
 祝島に行くようになったのは2011年度からのことです。この経緯については、昨年度、一昨年度の報告で詳細を記載しているので、お読みいただければ幸いです。
 
 昨年度記事↓
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53367643.html
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53368252.html
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53377616.html
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53377695.html
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53377766.html

 今年はゼミ所属2年生15人、大学院生と3年生引率学生2名で17名というメンバーでした。
 祝島は、瀬戸内海に浮かぶ周囲約12kmの小さい離島で、瀬戸内のすばらしい自然環境の中、一本釣りや遊漁を中心とする漁業と、無農薬栽培のビワ生産など、島の人たちは農漁業を中心に生活を営んでいます。一方で、島の対岸約4kmの地点に中国電力上関原発の建設が予定され、一部で埋立工事が始まっていました。しかし祝島では、住民の約9割が原発建設に約30年間反対を続けており、原発に関連した助成金の受取りや漁業権放棄などを拒否しています。

 私たちは、これまでと同様に、事前学習会(ゼミ)では、食と放射能問題、原発と再生可能エネルギーなどについて学び、その上で、祝島の概況を学習し、現地に入りました。
 決して便の良いとは言えない(ゆえに自然の宝庫なのですが)離島において、今年も大人数でありがらも、現地の方々のご協力により、無事にすばらしい実習を終えることができました。
 この場を借りてお世話になった現地の皆様に、重ねて御礼を申し上げます。

 初日、まずは祝島に行く船の出る山口県・柳井港に現地集合しました。
 夕方に島に着き、3か所に分散した宿舎に荷を置いて、まず1グループの宿舎である「みさき旅館」さんに集まり夕食を摂ります。
 食後、祝島の概況を伺うため公民館に集合して学習会を行いました。「現地概況説明」は、祝島町内会長:元教員の木村力氏、「祝島の地理・歴史の概況」を上関町教育委員会:教育委員長の橋部好明氏にお願いしました。
 そして、何より祝島にとってとても大きな問題である「上関原発反対運動の歴史と現況」については、地元で30年以上反対運動を続けている島の自治組織「上関原発反対祝島島民の会」会長・清水敏保氏から、また、翌日から実習でお世話になる氏本長一氏と、食事づくりでお世話になる「こいわい食堂」の芳川氏、Iターン者である堀田氏らから挨拶と説明を受けました。

 今年のヒアリング調査は、全体の場だけでなく、宿に宿泊したメンバーは島の住民である宿の経営者の方にヒアリングをするとともに、食材調達などでお世話になった島民の方に積極的に話を聴くよう指示し、また調査票もそのように設計していました。さらに、毎週月曜日に行われ、1200回近くにわたり実施され実にギネスブックに掲載されるほどの、島民の方による原発反対デモの実態を学ぶこととしました。島の人たちが自主的に続けてきた、のどかでいて、しかし緊張感を漂わせたデモは、このような社会的事象を初めて見る学生たちの胸を打つものがあったと思います。
 
 このように、大学の教室だけでは知り得ない実態的な学びは、明日からの実習でさらに深められていくこととなります。
                                             (つづく)
      
                日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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 教員です。

 TPPをめぐる情勢は、不透明なまま既成事実だけが先行しています。

 私たちの未来を決めてしまう、これほど重要な話が、非民主的に秘密裡に進められていること、このことに猛烈な憤りを覚えるとともに、まさに今日支配的な資本のグローバリゼーションと民主主義が対極にあることを、自ら証明していると実感しています。

 こうした中で、「TPP後」をにらんだ様々な動きも目立ってきました。
 すでにメディアでは、JA共済と東京海上日動火災との間の提携構想や、経団連とJAとの提携構想など、これまででは考えられなかった動きが報じられ、経済メディアなどが、これを「礼賛」する傾向も見られています。

 これらの動向をどう考えたらいいのか。
 今回、農業・農協問題研究所さんの主催で、大妻女子大学・田代洋一教授、青山学院大学・本間照光教授、ゆうき青森農協・大関政敏代表理事組合長をパネリストに招き、シンポを開催します。私がそのコーディネターをつとめます。

 多くの方のご参集を期待しています。
 
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 パネリスト 田代洋一さん(大妻女子大学社会情報学部教授)
       本間照光さん(青山学院大学経済学部教授)
       大関政敏さん(ゆうき青森農協代表理事組合)
 コーディネーター 高橋 巌(日本大学生物資源科学教授)

 日時:2013年11月14日(木)18:30〜21:00
 会場:コア・いけぶくろ(豊島区民センター)6階文化ホール    
     豊島区東池袋1-20-10 03-3984-7601
 定員:200名
 資料代:500円
 主催:農業・農協問題研究所
    kyodosymp@gmail.com

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             日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌
 

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  教員です。

 ライブのご案内です。 

今年も例年の「スイングレス・ジャズ・オーケストラ」のライブが近づいて参りました。内容は、アマチュア・ジャズオーケストラ(ビッグバンド)です。
1年に1回の定期ライブもやめずに続けて、何と今年で22回目のライブとなりました!

 例年どおり、都内各有名バンドで引張りだこのボーカル・前田真理子さんも参加します。パワフルな歌も聴きものです!不肖ワタクシは、何曲か、拙いアドリブソロを吹く羽目となりそうです。
 なお今年から、オリジナルメンバーで、初代リードトランペッターの寺内君(日大生物資源科学部ジャズ研OB)が、約20年ぶりに復活しました!
 音楽を続けると、こういうこともあるんですね。

 秋の1日をジャズとともに過ごしたい方、是非ともお誘い合わせの上、ご来場下さい。
 では、会場にてお待ちしています。(^-^)

 
 <スイングレス・ジャズ・オーケストラ第22回ライブ>

1.日時/2013年11月10日(日)12時20分開場
                      13時開演(概ね16時頃終演予定)
 
2.場所/※昨年と同じ場所です
     赤坂"ビーフラット"  03-5563-2563
     (東京都港区赤坂6-6-4 赤坂栄ビルB1/zip 107-0052)
      http://bflat.biz/
      http://bflat.biz/map.php

3.入場料/1,500円(1ドリンク付き)
  ※割引チケットあります!当方までお早めに!※
  
4.2013年のメンバー(平均年齢大上昇中;笑)/

  A・Sax、Fl:鶴我 隆, A・Sax:伊藤権一*, T・Sax,Cl:竹下和希,
  T・Sax,Cl:上田達雄,Bar・Sax:大日方洋一*
  Trb:海老原千秋*,山本善規*,水口 隆,須永 修*
  Trp,FL-Hrn:杉野辰英(*),山田文也*,寺内 伸*,高橋 巌*
  el-Bs:高橋圭輔* el-G:川尻 昇* Ds:佐藤幸司 Ds,Per:鳴海 剛
  Vo:前田真理子
 【ゲスト】Pf:望月智子
  [*=日大生物資源科学部JAZZ研OB (*)同他学部] 

  
           日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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  教員です。

 10月から、執行部人事の異動に伴い、学科人事にも動きがあり、急遽、私が学科主任に指名されることになりました。
 早速、不慣れな学科業務に専念するところとなり、ブログの更新が遅れている次第です。申し訳ありません。

 やっと手が空いたので、ゆっくりではありますが、遅れを取り戻したいと思っています。

 さて、今般、NPO法人・PARC(アジア太平洋資料センター)から、「DVD:誰のためのTPP?―自由貿易のワナ―」が発売されました。

 このDVDは、本学大学院で学び、私の研究室に所属する大学院生が、スタッフとして製作協力しています。
 TPPの実態を、地域の関係者や学識経験者にインタビューする中で、克明に解き明かした秀作です。
 是非ともお買い求めいただければと思い、ここに「勝手連」的に宣伝させていただきます。私からも、どうかよろしくお願いします。

 TPPを」巡る情勢は依然緊迫していますが、諦めずに、情報公開を強く求め、私たちの利益にならないような交渉の帰結には断固反対していかなくてはなりません。
 引き続き、頑張りたいと思います。

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 【誰のためのTPP?―自由貿易のワナ―】

 詳しくは/http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/tpp.html

 何気ない日常を過ごす大学生がふとしたきっかけでTPPを追いかけていく。
  
 TPP交渉に参加した日本。自分たちの暮らしはどうなるのか。農業問題と工業問題に二分化する議論で はTPPの本質にたどり着くことはできない。これまでの自由貿易協定の中でもっとも規模が大きく分野 も幅広い経済連携協定。米国議会の貿易担当議員ですら、その交渉内容を知ることはできない。秘密の 協定の背後にいるのは誰か?そして自由貿易とは何か?

出演(聞き手)・取材・イラスト
清水由紀奈

出演
内田透/佐藤正光/安斎由希子/安斎哲/白石淳一/東山寛/色平哲郎/布施恵輔/安田節子/内田聖子/Maricarmen Llamas Montes/孫崎享/Lori Wallach/鈴木宣弘/Helena Norberg-Hodge
DVD/37分
本体5,000円+税(図書館価格:本体15,000円+税)
貸出上映価格10,000円+税(1回)

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【10/25】「誰のためのTPP?―自由貿易のワナ」
リリース記念イベント開催!
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制作 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)2013年
監督・編集 土屋トカチ

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               日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌          
 
 
 


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