高橋巌ゼミブログ

農・食・地域・生活破壊の原発、TPP、改憲、全ての戦争策動、特定秘密保護法廃止!!311被災者支援を!【8.9万アクセス感謝】

高橋 巌【研究・フィールド活動】

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本ブログの主催者・日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室(高橋ゼミ)の教員=高橋巌による、調査研究、学会活動、フィールドワークなどの記録です。地域経済に関連する政策や現地の動きなどの話題もここで取り上げます。
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 先日、福島県双葉町が、町をあげて避難している埼玉県加須市の旧・騎西高校を訪問して
きました。

 本格的なボランティアは、登録制になっており、かつ満員のようだというので、別なお手伝い
です。
 関西の方にある農業系の課程を併設する高校の先生からの紹介で、双葉町で被災した高校生を
下宿等で受け入れる用意がある、という情報を、資料とともに伝える役割でした。
 全町上げて避難している教育委員会をお邪魔し、気持ちだけの差し入れとともに、資料を渡し
てきました。

 炊き出しのように目に見えるお手伝いをしたわけではないのですが、僅かでも、自分のできる
被災地への協力にはなったのかと思います。

 町民の方に、若干お話しをうかがうことも考えましたが、さすがに皆さん疲労が濃い様子でし
た。「帰りたいね」というような会話も聞こえましたが、子供たちが元気に走り回っている姿に
救われました。
 加須市の側も全力で対応しているようで、仮住まいとはいえ、快適に過ごしていただければ、
と思いました。

 松元ちえさんのツイッターに、避難先のルポがあります↓
 https://twitter.com/#!/ChieMatsumoto

 原発を受入れ、原発とともに生きてきた双葉町。原発で働いていた町民も多く、もちろん複雑
な気持ちでしょう。故郷に帰れる日が果たしてくるのかどうか。。。

 東京「だけ」の電気を作る原発を福島県に押しつけた、そのことの罪深さを改めて感じながら
の訪問となりました。

                 日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌
                  ツイッター:IWASHI77
                   

 漁民の怒りは当然です。この怒りを拡散させず組織化していくことこそが、協同組合の使命で
しょう。農協・漁協、そして森林組合も、共同し、あらゆる力を結集していく必要があるのでは
ないでしょうか。

                   日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室:高橋  巌

 -------------ここから↓---------------------------


       福島第一原発放射能汚染水放水に対する抗議

 4月4日、政府は福島第一原発施設内の放射能汚染水を、漁業関係者に何
の相談もなく大量に放水することを決定し実行するという暴挙に出た。

 本会は、東京電力の関係者に対し高濃度放射能汚染水の海への流出を一刻
も早く止め、これ以上の海への流出を行わないことを強く申入れてきたにも
かかわらず、国と東京電力はこれを無視し、我が国漁業を崩壊に導く放射能
汚染水の放水を強引に実行した。

 地震による施設の損壊状況の把握や放水による水の処理等、当然として行
わなければならない手立てを何ら行わず、このような重大な事態を引き起こ
した、国と東京電力の責任は到底許されるものではない。
 海で生計を立てている全国の漁業関係者は、無責任な対応に計り知れない
強い怒りを抱いている。

 我が国漁業を死に至らしめないため、汚染水の放水を一刻も早く中止する
とともに、高濃度汚染水の流出防止にあらゆる手を講じなければならない。
 今回の国と東京電力の一方的な決定によりなされた暴挙と高濃度汚染水の
流出が引き起こすあらゆる問題への対応や、直接、間接を問わず関係者の被
る全ての被害に対する補償は、国と東京電力の責任において実施することを
直ちに明らかにすることを求める。

                       平成23年4月5日
                       全国漁業協同組合連合会

 フランスの高名な経済学者、ジャック・アタリ氏が、東京電力原発をめぐって発言しました。
 一部を転載します。

 -------------ここから↓---------------------------

 http://genpatsu.wordpress.com/2011/04/05/jacques-attali-slate/

福島原発が放射性物質を大量に撒き散らすのを防ぐために、国際社会はただちに行動を起こすべきである

 事態は深刻である。中期的に人類の安泰を脅かしかねないシナリオが現実のものとなる可能性はもはや排除できない。もし福島の原子炉の使用済み核燃料を貯蔵している容器やプールが熱や爆発もしくは余震で損傷を受ければ、大量の放射性物質が液体や気体の形で、大気、海ももしくは地中に放出されることになり、とりわけ三号機の場合、それは大量なプルトニウムの放出となる。そうなれば、日本国土の一部は居住不可能になるほど汚染されることは確実であるが、地球全体に汚染が及ぶ可能性さえもある。

これもすべては日本の原子力行政当局が、純粋に財政的採算性のために、この原発を建ててはいけないと ころに建て、そのうえ、提案されるあらゆる安全措置の設置を怠ったからである。そして、事故の当初から、この同じ当局は事故の処理にミスに次ぐミスを重ね、原子炉を何日も冷却せずに放置し、まだ正常だった保護システムを修理不可能にまで損傷させた。そして、プライドと秘密主義の混ざった心理からか、国際的援助を長い間拒みつつ、最初から世界規模の動員を要する大災害だとおそらく認識しておきながら、真実を明らかにしようとしないのである。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 われらが日本の友人たちは、事故処理に長けた世界中の最良の専門家たちをただちに受け入れるべきである。この原発の中になにがあったかを把握するにはこれしかないのである。これら専門家の意見を待たずに、いまからでも、ヘリコプター、消防器具、ロボット、セメントミクサーなど、ありとあらゆるものを空輸し、これらの原子炉を封じ込め、この災害を終結させなければならないのである。もう内政干渉の是非をとやかく議論する場合ではない。行動するのみである。

 -------------ここまで↑--------------------------- 

 全くそのとおりです。

 もはや、たかが一営利企業に過ぎない無能・無責任きわまる東京電力や、この期に及んで大連立で
自民党と組んで全ての責任を回避しようと画策する政権党・民主党や日本国政府などに、事態を正常
に解決できる能力があるとは、到底考えられません。
 昨日来の「低レベル」(どこが?)放水は、史上まれに見る海洋汚染を引き起こし、国際社会に対
する狂気の挑戦ですが、事前に漁業者、地元自治体に何ら連絡せず、田中康夫氏によれば、国会でも、
発表寸前に話す機会があったにも関わらず一言もなく、突然、放水が決定されたとのことです(昨日
付け「日刊ゲンダイ」)。
 よしんば、1万歩譲って緊急やむを得ないとしても、ここは「民主主義国家」のはずです。こんな
やりかたがあっていいはずはない。

 もはや、本当にこの国は軍事独裁国家並みの情報統制下に置かれています。
 無能・無責任・国民の生命を危険に曝し何ら反省もない東京電力と日本国政府によって、原発は制
御不能な危機にあります。

 東京電力のようなたかが一営利企業の失態で、全世界の人々の生命が恐怖に曝される。。こんな救
いようのない無能な営利企業など、中期的には国民の意思で、解体すべきでしょう。
 「死んでわびろ」という日本語がありますが、東京電力や原発推進をしてきた国は、何度死んでも
詫びきれないでしょう。まさに「万死に値する」、それほどの犯罪です。足尾鉱毒や水俣病「どころ
ではない」国家的・国際的犯罪行為です。

 東京電力と日本国政府が全面的に責任を負うべき原発事故により、日本というクニは、これまで先
人たちが汗と涙で営々と築き上げた国際的な信頼を、完膚無きまでに、破壊されてしまいました。
 もう、どの国からも相手にされなくなってしまう。復興も何もあったもんじゃありません。
 もはや国際機関でもなんでも、事態を止めるために乗り込んできてほしいとさえ思えます。

           日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室:高橋  巌

 現在、本学部・糸長先生をはじめとするチームが、東京電力原発事故の被害を受けている福島県・
飯舘村の支援を全力で行っています。

 京都大学・今中先生等を中心とするチームは、国やIAEAなどの調査よりも、遙かに精緻で確実な調
査を行い、現地の放射能汚染の濃度の高さに警鐘を鳴らし、速やかな対策を求めています。

 以下をご一読になり、ご協力をお願いします(何も現地に行けというのではなく、あちこちのHP、
ブログ、ツイッター、その他あらゆるところに拡散すること、どんどん口コミで伝えることも大いなる
「ご協力」です)。

 私としては、原発を推進した国の責任で、村民のいのちを守るのは当然であり、緊急避難を行わせ
るのが当然と考えます。
 以下に原紙がアップされています。

 要請文
 http://www.ecology-archiscape.org/pdf/20110404supportteam.pdf

 調査結果のネット上の公開場所
 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/iitatereport11-4-4.pdf

 糸長先生らの飯舘村支援サイト
 http://www.ecology-archiscape.org/

【参考】4/3以前のメモ
 http://www.ecology-archiscape.org/pdf/20110403eas.pdf
 http://www.ecology-archiscape.org/pdf/20110402supportteam.pdf


                  日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

       -------------ここから↓---------------------------


         飯舘村周辺放射能汚染調査暫定報告の発表と対策について

                                    2011 年4 月4 日
関係者の皆様
                             飯舘村後方支援チーム
                             代表
                             糸長浩司
                            (日本大学生物資源科学部教授)

 たいへんお世話になっております。
 このたびの東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質放出により福島県相馬郡飯舘
村は大半が避難勧告・屋内退避勧告の範囲外であるにもかかわらず、県内他地域に比べて空中線
量率が高く、土壌が高濃度の放射性物質によって汚染されていることが推察されました。実態を
把握するため、3 月28 日、29 日の両日、京都大学原子炉実験所今中哲二助教を代表とする「飯
舘村周辺放射能汚染調査チーム」が現地入りし、村の協力を得て、汚染度の詳細かつ広汎な調査
を実施いたしました。本日、その暫定的な報告書がまとまり、同調査チームから発表されたこと
をお知らせいたします。

 京都大学今村哲二調査チームの調査報告書のURL:
 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/iitatereport11-4-4.pdf

 調査の結果、飯舘村の南部を中心に30km の圏外であっても高い放射能汚染地域が存在するこ
と、一部地域では、15 日以来の累積で国の指標によって「避難すること」とされる被曝量に達し
つつあること、土壌への高濃度放射性セシウム沈着が見られること、などが明らかになりました。
この汚染は、15 日朝、第一原発2 号炉の格納容器破壊に伴い放出された放射能雲が飯舘村付近に
達し、折からの雨や雪で降下、沈着したものと思われます。
 この報告書を受け、後方支援チームとしては、村に対して以下の提案を行いました。

 1)道路・建物敷地での徹底的な除洗を、国または県に要請する
 2)南部の曲田等の土壌の放射性物質の蓄積による放射能線の高濃度地区住民は、村外か、村
   内の比較的濃度の低い地区等に当面避難する
 3)子ども・妊婦は、村外への避難が望ましいが、最低でもコンクリート建物内に避難して頂
   く
 4)外での農作業等は極力控える

 もとより、今回の放射能汚染に関して、村には何ら責任はありません。しかし、村は屋内避難
勧告地域に一部がかかるだけで、大半が圏外であるため、国や県からの明確な勧告や支援を得ら
れていません。こうした状況に鑑み、後方支援チームとして国や県に対して、以下を要望いたし
ます。

 1)30km 圏の線引きにこだわらず、汚染状況に応じたきめ細かい対応・対策と支援
 2)既に文科省等が実施してきた土壌調査の結果の速やかな公開
 3)今後中長期にわたる詳細なサーベイの実施とその結果の公開
 4)すみやかな汚染除去対策の実施
 5)村民に対する健康管理の実施
 6)避難や今後の対策にかかわる費用の補償

 今後とも飯舘村への皆様の温かい支援・協力をお願いいたします。

●飯舘村後方支援チームについて:日本大学生物資源科学部糸長研究室では、飯舘村と共同で持
 続可能な村づくりを目指すさまざまな取り組みを15 年にわたり行ってきたことから、今回の東電
 原発事故災害に伴う、情報収集・広報・助言などを行っている。今回の「汚染調査チーム」にも
 メンバーが参加している。
 
          <本リリースに関するお問い合わせ先>
  小澤祥司(おざわしょうじ)日本大学生物資源科学部非常勤講師

 以下の http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/51813930.html で紹介したものです。

 YOUTUBEにアップされてます。これは必見です!

 http://www.youtube.com/watch?v=cqiqkr9JKsE

               日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌


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