|
【写真左から1〜7、13枚目:所山発電所。元の水流は極めて細いが落差(高低差)により発電を確保している。この水流で発電できるというのが驚き。やはり発電機は長年現役、建屋も極めて小規模・簡素/8〜11枚目:吉和発電所。山間地域にあり、取水口と導水管は他の施設より長い。山間部のため非常用の連絡体制も確保されている】 |
高橋 巌【研究・フィールド活動】
[ リスト | 詳細 ]
|
【写真左から1〜6、12枚目:志和堀発電所の全景。この規模で約171世帯の発電が可能!発電機は60年間近く現役、導水管もコンパクトで建屋も極めて小規模である/7枚目:非常時の待機場所/8〜9枚目:取水口とその巡視路。流れの規模も理解できよう/10枚目:ゴミなどは手作業で取り除く。貴重なムラの仕事である/11枚目:宿泊所。発電所の施設は以上で全て。まさに電力のコンパクトな地産地消施設!】 |
|
教員です。暑い日が続きますが、皆様お元気ですか?
私はさすがに夏バテ気味です。 大学も夏休みに入りましたが、夏休み後半の実習の準備や何かと忙しく、ブログの記載が遅れています。何とかこの間に取り返したいと思っています。
さて、夏休み中も、8月23日に以下のような企画に参加することになりました。
この間、ツイッターでTPPやACTAなど「自由」化・グローバリズムに異議を唱える人たちが広く情報交換を行ってきましたが、その仲間の企画で私も参加することになりました。 詳細はまだ準備中のところもありますが、皆様是非ご参加ください。
--------------------
―来たる8月23日(木)に東京都内・新宿にてシンポジウムを開きます。ぜひご参加ください。
【タイトル】「TPPを通して「日本」を語る(仮)」
TPPを通して日本や日本農業について、いままであまり語られなかった視点を提起し、参加者とともに日本や世界のあり方を考えていきます。
パネラー追加しました(8月7日)
【出演者とテーマ・ツイッターアカウント】
(司会)楠静子(河合塾地理科講師) @Labrobin 渡部直人(農学博士・農業経済学)
「モンサント!私の体験から、そして日本農業と水について 」
@peacebuilder_nw
京野公子(国民の生活が第一衆議院議員)
「TPP・日本の農業政策について」
@kyonokimiko
にゃんとま〜(自由業・元河合塾英語科講師)
「TPP前史・TPPの本質・日本モンサント茨城農場について」
@nyantomah
高橋巌(博士(農学)・日本大学教授)
「TPPが協同組合・共済に与える影響−自治とセーフティネットを守るために−」
@IWASHI77
早川行雄(ものづくり産業労働組合(JAM)副書記長)TPPと国際労働運動
@MilitantL
Y家の母妻(農家)農業の現場から モンサントと日本農業 @yhahatuma
※この他、現在出演依頼中のパネラー若干名。
※パネラーどうしを含め、参加者とのフリートーク形式で会を進行していきます。
【日時・会場・その他】
・8月23日(木)17:30〜20:00 ・会場:河合塾COSMO東京校(新宿駅西口から徒歩5分)⇒アクセス http://cosmo.kawai-juku.ac.jp/tokyo/information/access.html
・予約不要。会費無料。終了後懇親会あり(飲食費自己負担)
・当日何らかの手段で中継を予定。
|
|
先日、複数の大先輩の先生方に久方ぶりに会った際に近況を尋ねられ、「原発とTPPのお陰で振り回されてますよ」と私がいうと、
「どちらもいずれ落ち着くことだ。本業に専念しては」
といった趣旨のことをそれぞれから言われました。
確かに、研究者の大道から行けばそのとおりかもしれません。ありがたい助言であります。
もちろん、私なりに「本業」に専念しているつもりではあります。しかし、3.11以降の原発やTPPを巡る今の情況が果たして一過性の「落ち着くこと」なのでしょうか。
福島のあの悲惨な実態、人々の深い悲しみ、そして我々がフィールドとする農林漁業の根底的破壊と食の放射能汚染という未曾有の深刻な情況・・これらを横目にしながら、しかも何ら「安全」など担保できないのに、平気で大飯原発再稼働」を宣言してしれっとしている政治家たち。
TPP推進で原発反対という、「絶対にあり得ない条件」で人気を取ろうとする政治党派に、元官僚たち。もちろん、彼らは何もかも全部知っていてそれをおくびにも出さず実行する「確信犯」です。
日々、明日を信じる学生達に向き合う立場からすれば、これら歴史を画する実態を前にして、それらを「落ち着くこと」などとして割り切って専念する「本業」があるとすれば、それはそもそも何かが問われなくてはならない。そう思わざるを得ません。
歴史上、社会科学というものが、現実との切磋琢磨の中からその存在領域を拡大してきたことを想えば、「行動しながら考察する」中からしかその「本業」は存在し得ないと考えるのです。逆に言えば、「行動」をサボタージュした考察に、2012年における社会科学の存在意義などないとさえ思われるのです。
先日、私はこうツイートしました。
「戦中、農業共同化研究により治安維持法で投獄・拷問された農業経済学の大先達・綿谷赴夫先生の研究の出発点は、貧困下の農村で肺病に苦しむ娘の姿にあったという。今、原発災害下「苦しむ娘」が再生産されんとしている。研究者は今こそ問われている。研究とは一体何か、我々は今何をなすべきなのかを。」
「一昨日、学部一年生のスポーツフェスタ。屈託のない健康的な笑顔が溢れる。彼らの笑顔と未来を絶対に閉ざしてはならない。それは、より長く生きてきた者の責務でもある。原発再稼働反対・放射性瓦礫広域移動阻止・TPP粉砕!」
連日、大飯原発再稼働というあまりの非道・無法な行為を前にして、どこから動員されたわけでもない、自発的な市民が、数千人も自然発生的に官邸前に集まり抗議を繰り返しています。
こうした人々の「動き」に呼応できない学問は、決して生きたものではありえない。強くそう思っています。
写真は、「レイバーネット」 http://www.labornetjp.org/news/2012/0608shasin から転載。
元記事も参照してください。
日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋 巌
|
|
教員です。 |




