高橋巌ゼミブログ

農・食・地域・生活破壊の原発、TPP、改憲、全ての戦争策動、特定秘密保護法廃止!!311被災者支援を!【8.9万アクセス感謝】

高橋 巌【研究・フィールド活動】

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本ブログの主催者・日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室(高橋ゼミ)の教員=高橋巌による、調査研究、学会活動、フィールドワークなどの記録です。地域経済に関連する政策や現地の動きなどの話題もここで取り上げます。
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【写真左から1〜2枚目:大変貌した旭川駅。うーーん。/3枚目:やはり音威子府の立ち食いそばは日本一でしょう!/4〜5枚目:統合された羊羹工房/6〜8枚目:増強された味噌工房/9〜11枚目:理事長自ら取り組む最新鋭の機材を活用した木工品製作と試作品。ご注文の方はNPOまで/12枚目:児島理事長ほかと】

 教員です。

 春の風景写真の記事などもアップした後で、また冬に戻ってしまいますが・・
 3月に北海道に行ってきた報告です。

 まずは本業・調査編の報告から・・。

 今回は、2年前の行程とほぼ同じで、旭川に入って宗谷本線を北上し音威子府でヒアリング調査を行い、その後浜頓別でグリーン・ツーリズム的展開を行ってきた馴染みの「旅人宿 トシカの宿」で都市農村交流のヒアリングを行います。
 そして、空いた時間で現地の自然を満喫をさせてもらおうというものです。
 帰路は、経路変更で宗谷岬回りになった旧国鉄・天北線代替バスで、旅行者の動向などを把握しながら、帰京することにしました。校務に追われ、3泊4日の短い行程でしたが、久しぶりに北の地の自然を満喫できました。色々と問題点も明らかになりましたが。。。

 2年前の報告(音威子府編)↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/50312469.html
 2年前の報告(浜頓別編)↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/50313976.html

 実は、昨年も同じように訪問する予定でしたが、東日本大震災で中止とせざるを得ませんでした。
 その意味でも、今回のこの旅は、非常に感慨深いものとなりました。

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 旭川駅に着いて驚いたのは、何より駅の大変貌です。
 しかし・・いい変貌なら良いのですが、かつてあった古いけど暖かい駅の雰囲気は消滅し、ただガラーンと無駄に広いコンコースに閑散とした雰囲気、とても美味しいとは言えない食堂など、一体どうなっちゃったのだろう、という感じでした。
 特に、食堂や喫茶は、確実に以前あった店の方が美味しく、雰囲気も良かったのにと非常に残念でした。
(北海道でまずいラーメンを食べるのは、とても苦労するのですが・・)。
 何より高齢化が進んでいるというのに、この必要以上の広さでは、荷物を持っている旅行者も移動が大変だろうと思いました。
 整備途上とは言え、正直、新しい駅舎にはがっかりした印象しかなく、今後の改良を期待したいところです。

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 さて、宗谷本線の単行の快速と普通列車を乗り継ぎ、音威子府駅に。
 ここのヒアリングの目的と現地の実態は、上記2年前の報告「音威子府編」に詳細に書いてあるので、
是非ともご一読ください。
 今回も、JRを不当に解雇された旧国鉄労働者たちが、現職復帰を求めて活動してきた争議(闘争)
団を母体に、自活のためにつくったNPO“ecoおといねっぷ”の現地実態ヒアリング調査です。ここでは、味噌や羊羹・木工品などの生産、行政からの業務受託を行い、44世帯・合計約100人以上に達する組合員家族が共同で生活を営んでいたのです。

 ※音威子府のNPOに関する私の論文(英文)。全文が以下で公開されています↓
  http://www2.dokkyo.ac.jp/~doky0016/encounters/10/07_Takahashi.pdf

 この2年間の間の大きな変化は、前回訪問した2010年3月の後に国鉄闘争が一部を除き一括和解解決したことです。23年間にわたり地域と家族ぐるみで展開された、あまりに長い闘いでした。
 音威子府闘争団と団員にも解決金が支払われ、闘争団は解散しました。残念ながら、当初求めていた若年者を中心とする現職復帰は、交渉途中の2011年に3.11が発生したこともあって、実現ができませんでした。

 現在、引き続きecoおといねっぷに留まって事業活動に従事する元団員は11名で、味噌・羊羹・木工生産と行政からの受託作業などが担われています。争議時点では労働組合の物販品の協力もあったのですが、それがなくなった現在は販路の確保が最大の課題となっているようです。

 2年ぶりに訪れた事務所は改装され、広くなっていました。町中にあった羊羹工房がこちらに統合され、事業が1か所で行えるようになっていたのは大きな変化でしょう。また、味噌の保冷庫や機器なども増強されており、生産体制は整備されていました。
 さらに大きな変化は、木工部門で新しい機器を導入し、パソコン操作によるデザインで木工品が製作できるようになっていたことです。
 元闘争団長にしてNPO理事長の金児さん自らが腕を振るって製作しているとのことで、今後の展開が楽しみでした。

 話は尽きないのですが、ますます本数の減便された旧天北線転換バスに乗って浜頓別に移動しなくてはなりません。後ろ髪を引かれる思いで、事務所を後にしました。

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 これをご覧の皆さんも、味噌・羊羹を是非お買い求めください。羊羹は北海道産小豆使用、味噌は北海道産大豆と米、米麹使用です。
 我が家でも味噌は長年愛用し、職場で共同購入していますが、好評であり本当に美味しく絶品です。
 皆さんも是非どうぞ!

 ☆味噌・羊羹・木工品の申し込み↓
 http://www.otoineppu.com/index.htm
 ■販売業者 NPO法人 ecoおといねっぷ
 ■所在地 〒098-2501 北海道中川郡音威子府村音威子府179番地
 ■電話番号 01656-5-3243
 ■FAX番号 01656-5-3243


                   日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

  【書庫「自然・旅・アウトドア」の「2012道北訪問−2 浜頓別編」につづく
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/52959781.html

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【写真左から1枚目:北大は雪の中でした/2〜3,5枚目:初日のシンポの模様。左から古沢広祐氏(國學院大学)、谷口吉光氏(秋田県立大学)、小生、野中昌法氏(新潟大学)、戎谷徹也氏(大地を守る会)、中島紀一氏(茨城大学)/4枚目:北海道の有機農業者の報告】


 福島での熱い議論を終え、夜行列車で札幌の北大に向かいました。
 今度は、日本有機農業学会の第12回大会です。ここでは、全体セッションの第一報告者として、「有機農業サイドと題して、原発事故・放射能汚染をどう受け止めるか」と題した報告を行いました。

 当日の内容は以下↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/52606836.html

 ここでは、安全性と資源循環を最重要な存在理由としてきた有機農業が、今回の原発事故でどのような影響を受けたか、それをどう考えなくてはならないかという、これも重いテーマでした。

 私の報告以外では、福島現地で「耕すことで放射能の影響を食い止める」実践に協力している茨城大学・中島氏や新潟大・野中氏、産直を重視してきた消費者の立場として困難な中で実践を続けている大地を守る会の戎谷氏らの報告などが続きました。

 この日の報告は、3.11以降の有機農業のみならず農業全体をどう考えていくかという意味で、非常に重要な内容があったと思われます。
 いずれ学会誌『有機農業研究』で特集を組みますので、どうかご一読ください。

 報告は控えますが、このほかにも本大会は、北海道現地の有機農業者の報告など有意義な報告が多数あり、ハードな移動日程を忘れる素晴らしいものとなりました。
できればゆっくり初頭の北海道を味わいたかったのですが、それはまたの機会に。

                 日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌



 

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【写真左から1,10枚目:小生の報告/2枚目:濱田氏の報告/3枚目:感銘深い内橋克人氏の講演/4〜8枚目:クズネツォーワ・マリーナ氏の報告。ウクライナと福島との比較を中心に/9枚目:会場の様子】

 教員です。
 しばらく未報告だった研究報告や講演などの報告を、いくつかまとめていきます。

 まずは、昨年12月の「2012国際協同組合年福島県実行委員会設立総会・記念シンポジウム−【絆で復興!!ふくしまSTYLE−災害からの復興と協同組合の役割−】」です。
 2012年の国際協同組合年を担う場を、まず被災当事者の福島から創ろう、という「熱い催し」でした。

 内容は以下↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/52605904.html

 当日、様々な思いを胸に、会場である福島市郊外の飯坂温泉に向かいました。
 協同組合学会で長年お世話になり、農地の放射能汚染マップづくりで東奔西走・大活躍の福島大・小山良太先生が迎えてくれました。午前中のスピーカーで、やはり長年協同組合学会で活動をともにしている東京海洋大学・濱田武士先生とともにです。

 私の報告は、「協同組合は東京電力原発事故をどう捉えるべきか」と題するものでした。文字どおり原発被災現地で、原発を正面から撃つものとなりました。
 広い会場はかなりの入り。もちろん私は、場によって言う内容を変えたりはしませんが、福島現地での講演と言うことでいつも以上に緊張する話となりました。

 実際に、いつもとは異なる被災現地ならではの質疑も出されました。改めて、放射能汚染の深刻さと、これまで原発の電気を一方的に使う側であったことの構造性を再確認させられることになりました。
 この日の思いを胸に、自分の守備範囲から、脱原発を論理的・実証的に前に進めていくしかないのだと、決意を新たにした次第です。

 この日は、胸のすくような、漁業・漁村版「ショック・ドクトリン批判」を展開する濱田氏や、福島大准教授:クズネツォーワ・マリーナ氏のチェルノブイリ現地報告などのほか、午後は、内橋克人氏の記念講演が行われました。
 内橋氏は最近は講演を控えられているとのことでしたが、福島の講演は最優先で参加されたとのことで、大変感銘深く拝聴しました。
 これまで著書で勉強をさせていただいてきた内橋氏に、個人的にも直接ご挨拶しお話を伺えたのは、何より光栄でした。
 マリーナ氏の報告は、チェルノブイリと福島の現地実態の差(あちらはイメージでいうと、北海道の根釧のような大平原と少ない人口密度、福島は里山と水田、多くの人口)を実感できるスライドが多く、福島の事態の困難さを実感できるものでした。同時に、チェルノブイリ(ベラルーシ)での食べ物の基準などを早く日本にも適用しないと、被害の拡大を防げないと実感しました。

 終了後、打ち上げ会場で、福島の現地関係者の方々と、本音を交えたトークが遅くまで続きました(この後私は、夜行列車「北斗星」で福島から札幌に向かいました:http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/52635733.html)。

 素晴らしい催しに呼んでいただいた福島現地の方々には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 本当に、一日も早く福島の情況が改善され、真の「復興」が成し遂げられるよう願ってやみません。

                日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌
 
 

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 教員です。

 来る6月30日に、標記のイベントに参加します。

 私は、この生活クラブ生協さんの風力発電(風車)施設完成イベントで、脱原発社会と再生可能エネルギーに関する基調講演を行うことになりました。

 そして、第2部では、何とTRIO−JAZZとして演奏もさせてもらうことになりました!
  *Trp,Fl-Hrn:高橋巌(IWASHI)/Vo:前田真理子(Mariko)/G:千葉勝行
 (前回ライブの模様:http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/52852425.html

 講演と演奏を同時に!という企画で、今から焦っておりますが、何とか乗り切りたいと思っております。

 基本的には生協の組合員さん中心のイベントと思いますが、物産展などもありますので、一般の方々、学生諸君もお誘い合わせの上、お越しください。

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     【生活クラブ風車建設記念イベント 脱原発・エネルギー自治・CO2 削減
      〜エネルギー自治社会にむけて〜】

 2012年6月30日(土)11:00-16:00 
            inオルタナティブ生活館
             (横浜市港北区新横浜2−8−4 新横浜駅より徒歩8分)


 秋田県にかほ市に建設をすすめてきた『生活クラブ風車』が完成し、首都圏の事業所へのグリーン電力供給がスタートしました。
 『生活クラブ風車』の建設は、再生可能エネルギーをひろげ、脱原発、CO2削減をすすめる実践モデルとして、さらに市民によるエネルギー自治へのチャレンジのための一歩です。
 風車の建設をおおぜいの組合員と祝うと共に、脱原発・エネルギー自治・CO2削減をテーマに再生可能エネルギーをより広げるためのイベントを開催します。

第1部
11:00‐16:00 にかほ大物産展  にかほ市の自慢の産物の試食販売。にかほの方々との交流を楽しん
                 でください。 *イチジク甘露煮、いぶり はたはた 鮭くんせ
                 い、きりたんぽ、 乳製品、季節の産物 民芸品などいっぱい!
                 *飛良泉 山廃純米酒の試飲もあります

12:00‐12:50 生活クラブ風車建設記念式典 生活クラブ風車建設と稼動の報告
                      各単協からの活動報告

13:00‐15:00 脱原発・復興支援フォーラム 基調講演:高橋巌氏(日本大学生物資源科学部教授)
                      福島からの報告(りんご農家の畠さん)
                      地域共生創造財団の被災地支援活動報告
                      生活クラブの復興支援活動報告 他

第2部
16:30‐18:00 記念ライブ  高橋巌TRIO-JAZZの演奏と、北海道グリーンファンドの関連会社「市民
               風力発電」の吉住謙氏が代表をつとめるバンド「大地と風」によるライ
               ブをお楽しみください。

 主催:生活クラブ風車オープニングイベント実行委員会(生活クラブ東京・神奈川・埼玉・千葉理事
    会)後援:秋田県にかほ市

                    日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

3.11−行動こそ祈りだ−

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 教員です。
 
 3.11を迎えました。
 本ブログ冒頭の追悼・お見舞いメッセ−ジは、1年変わることはありませんでした。
 
 改めまして、全ての被害を受けた方々、受けている方々に対し、お見舞いとお悔やみを申し上げます。
 
 3.11。あの東日本大震災とともに、世界史年表に残る東電原発事故(事件)が起こった日。問題は何も解決しないどころか、今、僕らは以下のHPにあるような現実に生きています。
 「たとえば」−東電福島原発4号機が崩壊すれば、全てが終わってしまうのです。
 
 
 当面、僕たちは、「それがないこと」にして生きるしかない「日常」にいます。
 でも、だからこそ、沈黙と無関心では前に進まないのです。それは、「無駄死に」の強要を自ら受け入れることにほかなりません。
 だから、「行動が祈りになる」のだと思っています。
 
 好むと好まないに関わらず、僕たちは、今どう生きるのかを、それぞれの現場で、根源的に問われているのです。
 
 僕は、研究者であり、教育者であり、ささやかではありますが「学問」に関わる者です。
 3.11に際し、改めて「死を強要するあらゆる学問を断固拒否する」宣言を発し、行動しながら学んで、発信していきたいと決意しています。
 
 皆さん。それぞれの場で、改めて3.11を考え、想い、そして行動に移しましょう。
 
            日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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