高橋巌ゼミブログ

農・食・地域・生活破壊の原発、TPP、改憲、全ての戦争策動、特定秘密保護法廃止!!311被災者支援を!【8.9万アクセス感謝】

高橋 巌【日常の記録・同窓会等】

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本ブログの主催者・日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室(高橋ゼミ)の教員=高橋巌による、日常の記録などです。
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2015年:新年のご挨拶

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 皆様、本年もよろしくお願いいたします。
 
 
 2015年年頭においても、3年前の2012年年頭に「311の被害が全く解決もしていないのに、無邪気に年明けが喜べる状況にはない」と宣言した実態は、何ら改善されたとはいえません。
 
 311からすでに4年を迎えようとしているのに、国・東電が主犯の人災による福島第一原発事故によって、原発から日々環境に放出される大量の放射性物質を封じ込めることは未だにできておらず、事故収束の目処は全く立っていません。さらに、約12万人以上といわれる原発事故を起因とする避難者の多くも、居住地に帰還できる見通しは立っていません。
 にも関わらず、現政権と国は、避難の続く人たちの気持ちに寄り添っているとは到底いえません。
 
 現在国は、福島県内を中心に大規模な「除染」を推進し将来の「帰還」を煽っています。
 住宅地・学校敷地などごく一部で、「除染」が実効をあげ、生活環境の安全度が上がった例が全くなかったとはいいませんが、「除染」を実施する多くの地域で、空間線量が法で定められた公衆被曝線量の許容値まで下がらないばかりか、「除染」で生じた放射性廃棄物は処分の見込みも立たず天文学的な量に達しています。なにより、仮に宅地や道路、農地の「除染」はできても、山間部の山林は「除染」しようがない中で、放射能汚染被害のある中山間地域での居住や農林漁業の再建は極めて困難な状況にあります。
 こうした福島県や周辺地域の悲劇を踏みにじるように、現政権や電力会社や業界のみならず野党の一部、一部関係行政まで、原発再稼働はおろか、新規建設や原発輸出まで画策し、またそれを支持している有様です。この国における政権当事者や一部の行政、関連業界に携わる人たちの行動や思考は、常軌を逸しているとしか言いようがありません。
 
 311から3年を経て、なお日本で最大限に必要なのは、何より国際的な力を結集して一日も早く原発事故の収束を図るとともに、福島県を中心とする10万人を超える大量の避難したままの人たちを支援し、生活再建を図ることのはずです。そして、「除染」には限界がある中で、放射能汚染が極めて広範囲にわたり、数10年の単位でこれからも長期間続くことが明らかである以上、原発事故被害の少ない地域に住居や仕事の場を移して避難し、新しい生活を始めようとする人たちの希望に沿う支援を用意する必要もあるはずです。
 
 しかし現政権は、それらの国を挙げて対応すべき最重要課題を放りだし、原発事故をはじめとする内政の矛盾を覆い隠すため、「ショック・ドクトリン」そのものの「火事場泥棒」ともいうべき「政策」を強行しています
 
 その最大の事象は、現代の治安維持法=特定秘密保護法の強行や、憲法破壊の「解釈改憲」、武器輸出解禁などで軍事強化に突き進み、周辺国との軋轢を強め国際的な緊張を煽っていることにあります。これは戦後の長い年月、先人がその立場を超えて守ってきた非戦・平和の国のあり方を突き崩すものであり、戦争にまで拡がりかねない形で無理矢理「外」に目を向けようとする、クーデター的暴挙です。
 
 経済面でも、滅茶苦茶な「政策」が横行しています。まず、現政権による公約違反のTPP交渉参加強行です。このままTPP本来の目的に沿った形で交渉が決着すれば、農業・食料の分野のみならず、国内法を乗り越えた形で無秩序な投資家たちが跋扈することになり、「生活の全てが激変=改悪されかねない」恐るべき事態になることが懸念されます。
 
 国内経済政策でも、実効性がないどころか見かけだけのバブル=自称「アベノミクス」で、極めてごく一部の富裕層・大企業だけに恩恵を授ける一方、かつ、急激な円安政策によって輸入物資は軒並み値上がりし、「景気はよくならず物価が上がる」スタグフレーション傾向が強まっています。さらに、一般市民は消費増税で追い打ちをかけられており、国の各種統計でも、増税強行以降、はっきりとした形で「景気減速」が示されています。
 これに、セーフティネットを弱体化させ無為無策の米政策が惹起した米価大暴落、農業生産資材の高騰も加わり、農業者や中小企業者は青息吐息、廃業や離農が加速化しかねない状況にあります。
 
 以上のような実態にある2015年年頭、私たちはこれをどう考えるべきでしょうか。
 
 もちろん私は政治家でもありませんし、社会運動を専業にする者でもありません。あるいは、行政当事者でもありません。
 しかし、自分の持ち場である農・食・環境に関する教育・研究の仕事が、これらの状況と無縁であるとはとてもいえませんし、自分の仕事を通して、この事態の分析と、その回答・オルタナティブを模索し情報発信するようつとめる義務があると思っています。
 むしろ、大学教員として社会に情報を発信していくことと、未来ある若者たちに社会と経済のことをしっかり考える機会と場を用意し「人に振り回されないよう、自分の頭で考える学びを支援する」ことは、とりわけ社会科学分野の大学と大学教員の最重要な使命であると考えます。
 
 私なりの宿題ですが、一つの提案として考えていきたいのが、【原発現地に新型火力発電を建設する】ことです。危険な原発は廃炉を推進し、ガスタービンなどの最新型・効率的な火力発電を建設すれば、送電その他現状のインフラは当面活用できますし、地元の雇用も一定程度守ることができます。
 もちろん、私自身もまだ研究途上ですし、一見、荒唐無稽のようですが、カナダで例があると聞いていますし、原発依存の地域経済転換や、再生可能エネルギーのシェアを高めることは一挙には無理で、中長期の課題です。かつ、現地雇用等も考慮すべき重要な課題ですし、当面こうした具体的な提案をしない限り、原発現地は、続々と無謀な再稼働を支持することは避けられません。
 もちろん、政権が「原発からの転換」を決めれば、十分可能で最大級の現実的プランだと考えられるのですが、こうした大胆な政策転換の提起なども我々の重要な仕事であると思っています。
 
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 もともとこのブログは、研究室非公式HPの一部として、ゼミの行事報告や学生間の情報・意見交換のため、ゼミ学生=高橋ゼミ1期生の手により9年前に開設されたものです。古い記事を見ていただければ解りますが、開設当初の時期は非常に牧歌的な内容のブログでした。
 
 時が流れ、2010年10月のTPP問題惹起と、2011年の311による大きな情勢変化以降は、このブログもその性格を変え、主としてこの2つの問題を中心に教員から情報発信する場となりました。
 しかし残念ながら、(1)2013年後期以降、人事異動に伴い教員の校内業務が激増したことや、(2)現在、学科の公式フェースブックが開設され、ゼミ行事の速報はそちらで報告していること、(3)また、短報的な情報発信は教員が個人で対応しているツイッター(@IWASHI77 https://twitter.com/search?q=IWASHI77 https://twitter.com/IWASHI77)に移行したこと、の3点により、音楽活動の情報提供以外、このブログは更新が遅れがちな状況にありました。そのことは、ツイッターや著作以外で社会への「まとまった情報発信」する仕事が、私自身でなかなかできていなかったことを意味しています。
 
 ブログは、まとまった情報発信が、タイムラグがある雑誌や著書の原稿・論文にはない迅速さでできる場でもあります。
 非常に厳しい状況が続く中で、今年は何とかこの場をより活用し、情報発信の仕事も頑張っていこうと決意しているところです。もちろん、多少の時間差はお許しいただきたいですが、フェードアウトしがちな「新年の決意」に終わらせることなく、何とか頑張っていきたいと思っています。
 
 なお、ゼミ行事の速報は学科公式HPとフェースブックを、短報的な情報発信は、引き続きツイッター(@IWASHI77:フォローを歓迎します)をご一読ください。
 
 2015年の皆様のご多幸を祈念し、長文ながら新年のご挨拶といたします。
 
                                2015年1月
                                高 橋   巌
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   教員です。

  先日、高校の同級会が開催され、何とか日程をやりくりして参加してきました。

 直前まで誰が来るかはっきりわからなかったのですが、私の所属したクラスのほか、ほかのクラスの同窓生も参加、実に賑やかで楽しいひとときとなりました。もちろん卒業後の進路も、今の仕事もみんな様々ですが、それだけに貴重な交流の場でもありました。

 また、本当に久々だったのですが、うれしいことに元担任のK先生も参加されました。
 私も今は、先生と「同業者」になったわけですが、卒業後も教え子と交流できるというのは、教え子としても教員としても本当にうれしいものだと思います。

 今回は、幹事さんたちの実に粋な計らいで、品川から屋形船に乗船しての宴会、さらにその後陸に上がっての2次会という楽しいコースでの企画でした。
 屋形船は久々でしたが、品川から隅田川をさかのぼる素敵なコースで、スカイツリーを仰ぐ地点まで遡り、それからまた品川に戻るというものでした。夜風が気持ちよかったですねー。
 2次会には1次会に参加できなかった者も加わり、遅くまで賑やかに過ごしました。
 
 いやー、実に楽しい宴でした!
 この場を借りて、幹事さん、連絡係の皆さんに御礼申し上げます。ありがとう!

                        高 橋  巌

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                                   (白い丘の向こう側へ/北海道浜頓別町XCスキー)

皆様、明けましておめでとうございます。

 しかし、依然として、10数万人を超える震災・原発事故に伴う避難者がいる情況では、素直に「おめでとう」といえないのが本音です。
 しかも昨年は、被災地にとっては切実な復興が進まないどころか、我々は、政治家のくだらないイス取りゲームと、ショックドクトリンの「TPP」に翻弄され続けました。

 自民党・安倍政権をはじめ、その補完勢力やファシズム的傾向を濃厚にする集団は、ショックドクトリンに乗じて、TPP推進ばかりか、原発再稼働・新設促進、改憲・徴兵制・軍事大国化志向まで明らかにしています。この国ばかりでなく、この地球全体を破壊しかねない暴挙としかいいようがありません。

 今年は「本当におめでたく」するため、脱原発・反TPP・反改憲、そして農業復興・有機農業推進・地産地消の確立等々に向けて、大いに頑張りたいものです。

 私も明日を担う学生たちとの交流の強化はもとより、音楽・アウトドア・阪神応援(笑)等々生活面の充実も頑張り(楽しみ)ます。

 皆様、どうかよろしくお願いします。


        日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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【写真左から1〜3枚目:駅ホームの名物・立ち食い「狭山そば」も遂に閉店/4〜6枚目:大変貌した所沢市街地。駅前通はチェーン店ばかりとなり、かつての旧市街も、古く趣のある酒屋、団子屋、商店が並ぶ面影は一掃されてしまった。驚愕の限り。/7〜10枚目:その中で生き残る個人商店。頑張ってほしいです/11〜13枚目:そんな店の一つ、うなぎ屋で一席/14枚目:古い民家の脇が超高層ビル。まるで絵本「小さいおうち」のような光景も】※写真の一部はS君提供です。深謝。

 教員です。

 昨年末(といっても数日前ですが)、私にとって馴染みの深い所沢市街を、同じく所沢に縁のある大学院生・S君と探訪しようということになりました。

 きっかけは、長年親しんできた駅ホームにある立ち食い「狭山そば」が、駅の改良工事で閉店することになり、今のうちに「連れそば」しておこう、と盛り上がったことでした。
 今一つの目的は、旧市街探訪です。実は、かつて市役所のあった所沢旧市街は、団子屋さん、呉服屋さん、酒屋さん、うなぎ屋さんなど、実に風情のある古い店が並ぶ情緒溢れる街だったのですが、そこに「これでもか」という位に高層マンションが立ち並んでしまったのです。話に聞くだけでその変貌が分かったので、歩く気にもならなかったその街でしたが、ついでにその変化を確認してみようというわけです。
 S君も所沢は馴染み深い街とのことで、不思議な組み合わせの小ツアーとなりました。

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 まずは、ホームにある「狭山そば」で、美味いそばをすすります。

 何といってもこの店は、関東流のしょっぱいつゆに、天ぷらと多めのネギをひたひたと浸して、そばと一緒に流し込むのが最高です(S君はうどん派のようですが)。
 最近の、洗練された一部立ち食いそばとは無縁の「無骨な」味といえましょうか。
 ここは、電車を待つ多くの客が合間にそばを流し込む姿が見られ、非常に繁盛していたので、まさか閉店はないと思っていました。しかし、駅改良工事後も「再開未定」とのこと。
 嗚呼!北海道の稚内駅といい、なぜこの国は、こういう素晴らしい風情を無くすことに努力を注いでしまうのでしょうか。
 この店の想い出を同じように語るS君と、最後の所沢「狭山そば」をじっくり味わいますが、長年のつきあいが断ち切られるのを思うと、何とも哀しい気持ちになります・・。

 食後、北風吹く所沢の街をぶらつきます。しかし、駅前通りのオールチェーン店状態には唖然。かつて所沢駅前は、田舎のちょっとした街の風情で、駅前通りにも個人経営の食堂などが並んでいましたが、今はどこでもある店ばかりになってしまいました。もちろん、全店舗調査したわけではないですが、ざっと歩いても、「所沢でしか食べられないもの」を出す「所沢にしかない店」など、ほとんどないのではないでしょうか。
 もちろん、これは所沢に限った傾向ではないのですが、それもここはちょっと極端ではないかという感じです。

 非常に寒い中でしたが、これでは入る気の起こる店があるはずもなく、さらに旧市街まで歩くことにしました。
 するとさらに呆然!電車から見えるマンション群で覚悟はしていましたが、約20年ぶりの市街は、「変貌」などという言葉では言い表せない状態でした。
 馴染みの店は、ほぼ全て綺麗さっぱり喪失し、高層マンションとチェーン店に置き換わって【全く別の街】になってしまっていました。
 高層マンションをつくるのはともかくとして、高さもてんでんバラバラのマンションが、何の計画性もなく全く無秩序に立ち並び、旧市街の風情が完全に消滅した有様は、行政が「街のことは何も考えてません」と大声で宣言しているようなものです。
 これは紛れもなく、建築物の高さ規制緩和など、大手デベロッパーとゼネコンを有利にした新自由主義的諸制度の後押しがその中心にあることは否定できません。

 所沢市の近くには、蔵などを保存し、古くうつくしい町並みを保全していることで有名な川越市があります。
 しかし、所沢旧市街だって、1980年代末くらいまでは、古い蔵や店なども多く残されており、川越ほどではないにしても、結構情緒溢れる街だったのです。
 それを考えると、土地所有形態等で大きな差があったとはいえ、川越市の「街並み保存」と所沢の「再開発」との激しい落差をどう考えたらいいのか・・いやそもそも、この国の都市計画は一体全体どうなっているのか、考え込まざるを得ませんでした。
 もちろん再開発を全て否定するわけではないし、住んでいる方々には申し訳ないけれど、これはあまりにあんまりな光景なのではないか、僅かでもゾーンニングするなどして、かつての情緒ある町並みが保存できなかったのか、と思わざるを得ませんでした。

 何しろ高層マンションだらけなので、我々は激しいビル風に晒され、あまりの寒さに「どこでもいいから店に入ろう」と探していると、個人経営の雰囲気の良い「うなぎ屋さん」を発見!
 そこに飛び込み、やっと「昔の所沢」の雰囲気の中で2人とも人心地つき、さらに、美味しいお酒とうなぎを堪能できたのは何よりでした。

 それにしてもこの問題は、単に「都市計画」という専門的な領域に固有の問題なのではなく、日本の「開発」行為全般に共通する状況なのではないか・・やや飛躍かもしれませんが、そう思わざるを得ないのです。

 年末から新年にあたり、色々と考えさせられました。

                  日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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 寒中お見舞い申し上げます。

 2011年は、様々なことに加え、3月に発生した東日本大震災と東京電力原発事故で、仕事等でお世話になった多くの方々が、未だに悲しみと苦しみのただ中にあり、また東日本全域において、私たち自身についても、原発事故による様々な被害が続いています。
 このようなことから、本年は新年のご挨拶を失礼させていただきました。悪しからずご了承ください。
 寒さ厳しき折、どうかくれぐれもご自愛ください。 

             2012年1月  日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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