高橋巌ゼミブログ

農・食・地域・生活破壊の原発、TPP、改憲、全ての戦争策動、特定秘密保護法廃止!!311被災者支援を!【8.9万アクセス感謝】

高橋 巌【最近の論文・論説から】

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本ブログの主催者・日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室(高橋ゼミ)の教員・高橋巌が執筆した最近の論文・論説などの中から、掲載できるものをピックアップして掲載します。業績の詳細は、以下でご覧ください。http://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/69/0006803/profile.html
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 荒削りですが、以下をまとめました。是非ご一読ください。

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  若い皆さん方へ

  今、「集団的自衛権」が大変な問題になっています。
 
  「集団的自衛権」とは、たとえば、今一部で「話題」の尖閣諸島で紛争が起きたとか、日本の国と安全を守るという話しとは根本的に違います。
 仮に日本の国が危険な状態になったとき最低限の自衛をすることは「個別的自衛権」といいます。
 知ってか知らずか、意図的に両者を混同する議論が(テレビなどでも)展開されていますが、注意してください。両者は全く別物です。

 つまり、「集団的自衛権」とは(たとえば)日本にミサイルが飛んできてそれから守るということではなく、たとえばアメリカの中東における戦争や紛争状態に、日本と日本の人々が巻き込まれる、すなわち他国で(他国のために)、戦争またはそれに近い危険な状態になることを意味します。

 そのような中で「敵国」ができれば、たとえば中東にいる自衛隊員が殺し・殺されることになるだけでなく、国内でもテロが頻発する可能性があります。海外旅行中の日本人が危険な目に遭う可能性も、当然高くなります。
 他の国と戦争状態になる、というのはそういうことです。

 自衛隊には、災害救助の使命を持って入隊したり、「資格が取れる」就職先の一つとして入隊した人たちが、多数居ます。
 彼らのほとんどは、戦争をしたいとか、ましてや、アメリカと一緒に日本と関係のない他国で戦争をしたいなどと、思っていません。そんな形で人を殺したいとか、危険な目に遭いたいなどと思っていません。
 自衛隊員は、今であればやめる(離脱・除隊)の自由があります。したがって、当初の条件と違う(変わった)わけですから、やめる者が増加することは確実でしょう。

 では、自衛隊員が大幅に減少したらどうなるでしょうか?
 最悪の場合は、【徴兵制(兵役)】すら想定されます。つまり、【国から強制的に普通の市民が兵士とさせられる危険性がある】のです

 万が一、あと5年、10年のタームでそうなれば、多くの若い皆さんは、徴兵の対象となりかねません。皆さん自身が(今や男女差は雇用均等法等もあり、ほとんどありません)、あるいは皆さんの恋人、夫、友人、あるいは将来の子どもたちが戦場に行って銃を取り、人を殺すことを強制され、あるいは殺される危険性に曝されることになります。
 そのような悲しい事態を、このまま受け入れることができるでしょうか。

 戦後約70年間、日本は色々と問題がありましたが、戦争に直接参加することだけはしませんでした。
 また、歴代の自民党政府も、一貫して、「集団的自衛権は認められない」としてきたのです。
 その結果、平和は一応守られ、海外で働いたり旅行する日本人も「戦争をしない国の人」と思われ、安全が守られてきました。これは、日本国憲法が歯止めになっていたからです。
 
 自衛隊が海外に行くときも、一応、平和的活動だけに限られてきました。したがって、自衛隊員はただの1人も戦死していませんし、ただの1人も殺していません。
 これは、21世紀の世界の未来と平和を切り開く素晴らしいことなのです。

 しかし安倍政権と自民・公明両党は、正面から議論をすることもなく、極めてずさんかつ拙速な閣議決定だけで、この歯止めと日本国憲法を破壊しようとしています。

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 しかし皆さん、まだ憲法自体は変えられていません。
 また、関連する法律も変えられていません。まだ間に合います。

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 皆さん、まずは、今の私たちの「国」が、このような状況にあることを知ってください。
 そのために「まともな情報」に接してください。このような事態でおかしいと思い、声を上げている若い人たちが大勢いる事実を知ってください。
 一例として、是非とも以下のすぐれたビデオ(ニュース番組)をご覧ください。スマホでもすぐ見れるはずです。



 NHKは完全に政府統制機関と化し、もはや北朝鮮並みです。集団的自衛権のニュースを黙殺して、「トウモロコシ早食い競争」のニュースを流している有様です(苦笑)。安倍首相らが、市民がまともな情報を知ることを恐れているからです。
 要するに、【若い皆さんにずっと「無関心」でいてほしいからです。】
 事実、4万人以上が集まった6月30日の官邸前の抗議行動も、上記のようなごく一部のメディアでしか、情報は流れていません。 NHKではほぼ完全に黙殺しました。
 このことに、驚かれませんか?しかしこれが現実です。

 あとはツイッターです。

 ツイッターをやっている人は、是非僕をフォローして、現在の戦争策動だけでなく、原発事故処理などのまともな情報に接してください
 もしツイッターをやっていない人は(もちろん匿名でも結構)参加し、私をフォローしてください。

 あの311直後、原発が連続して爆発する中、全てのメディアが情報統制で原発事故情報を封印し、多くの人が被曝を強制されたとき、日本では、一部のブログやツイッターだけにまともな情報が流れていました。
 しかし中には、ツイッターやブログの書き込みを妨害する人もいました。「不安を煽るな」と。しかし、その後の推移は、残念なことにほとんど全てが、妨害された情報のとおりになっています(その後明らかにされたメルトダウンなどがその例です)。

 私のツイッターのフォロワーは約1700ほどに達しています。色々な人がいますから意見や立場の違いはありますが、おおむね適切な情報や、行動提起などの情報を流している人たちです。

 アカウントは「IWASHI77」です。是非一度ご覧ください。

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 その上で、自分に何ができるかを、是非一緒に考えましょう。

 考えも答えも、決して一つではありませんし、何よりも各自が自分の頭で考えることが大事です。私の言っていることを盲信する必要はありません。知った上で「集団的自衛権に賛成だ」という判断もありうるでしょう。
 でも、事実は目を閉じない限り、必ず理解することができるはずです。
 その上でどうするかを、是非一緒に考えましょう。

 アメリカでもイギリスでも、スペインでもイタリアでもフランスでも、台湾でも韓国でもタイでも、世界中の多くの若者は、勉強し、遊び、皆さんと同じように就活で悩み、そして恋をし、ダンスしてサッカーを楽しみながら、政治や経済のおかしいことも同じように普通に語り、大人たちがおかしいことをしたときはみんなで声をあげています。
 北朝鮮のような軍事独裁国家でもなければ、それが当たり前の「国」の姿なのです。
 上記のような平和的なデモは、ごく「普通」に行われ、極めて多数の「普通の若者」が「普通に」参加しています。
 だから、政治家や大人たちは、若者たちの訴えにも耳を貸さざるを得なくなり、おかしい政治も正されていくのです。

 この「国」も、そのように当たり前の「国」になることを願っています。

                                     2014年7月1日
                                      高橋  巌

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【添付記事/日本農業新聞 2014年5月28日】

教員です。

 以下、手短ですが、直近の情況について簡単な報告をまとめました。
 ご一読ください。

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    安倍政権、ついに協同組合解体攻撃を本格化−我々は対抗策を構築できるか−


 2014年5月14日、自民党安倍政権の枠内で「農業『改革』」を論じる「規制改革会議」のワーキンググループは、「農業改革」と称して「農業・協同組合解体攻撃」を本格化させる内容の提案を発表した。
 
 一連の「提言」は、以下の3点を中心としている1)。

○規制改革会議農業WGの「農業改革3つの柱」

【第1:農業委員会等の見直し】
(見直しの方向性)農業をめぐる社会経済の構造変化に対応して、農業委員会は、遊休農地対策や転用違反対策に重点を置き、これらの業務の積極的な展開を図る。
(1)農業委員の選挙・選任の見直し
 より実務的に機能する者を選任することができるよう、現在の選挙制度を廃止し、市町村長による選任に一元化。農業委員の人数を機動的な対応ができる規模に縮小するとともに、業務内容を見直し、その職務にふさわしい報酬を支払う。
(2)農地利用推進員の新設
 農地集約化や耕作放棄地の状況の調査など、農地の利用調整活動を行う農地利用推進員(仮称)の設置を法定化(1、2名を新規参入サポーターとして新規就農者のコンタクトをワンストップ化)。
(3)権利移動の在り方の見直し
 農地の賃貸借の権利移動は農業委員会の許可制から届出制に緩和。
(4)遊休農地対策・農地転用違反への対応
 遊休農地対策や農地転用違反の処分を実効的に支配するため、農業委員会が首長に対して職権発動を促す仕組みの構築。
(5)都道府県農業会議・全国農業会議所制度の廃止
 農業委員会の自主性・主体性を強化する観点から廃止。

【第2 農地を所有できる法人(農業生産法人)の見直し】
(見直しの方向性)長年にわたり耕作に従事してきた農業者の豊富で有益な経験と新しい世代や異なる地域・業種の知恵・技術・ノウハウをつなぐ。
(1)事業要件・役員要件・構成員要件の見直し
▽事業要件(主たる事業が農業)は廃止
▽役員要件は「役員の過半の過半が農作業に従事」から「役員または重要な使用人のうち1人以上が農作業に従事」に緩和
▽構成員要件は農業関係者以外にも出資を認め、出資上限を1/2未満まで可とする。
(2)事業拡大への対応等
 次に掲げる事項を満たすものとして農業委員会の許可を得た法人(農事組合法人、株式会社のうち公開会社でないもの又は持分会社)には、退出に農業委員会の許可を要する等の規則を設けたうえで上記要件を不要とする。
▽一定の期間、農業生産を継続して実施していること
▽地域の農業における他の農業者との適切な役割分担の下に継続的かつ安定的に農業経営を行うと見込まれること。

【第3 農業協同組合の見直し】
(見直しの方向性)各農協が自主的に単独または連携して戦略を策定し、実効的に成果を上げることができる仕組みをつくる。不要なリスクや事務負担を軽減して経済事業の強化を図る。
(1)中央会制度の廃止
 単協が独自性を発揮し自主的に地域農業の発展に取り組むことができるよう「系統」を再構築するため農協法に基づく中央会制度を廃止。
(2)全農の株式会社化
 ガバナンスを高めグローバル市場における競争に参加するため全農を株式会社に転換。
(3)単協の専門化・健全化の推進
 単協が農産物販売等に全力投球し農業者の戦略的な支援を強化するため、信用事業は農林中央金庫(信用農業協同組合連合会)に移管(業務の中止、代理業への移行のいずれかを選択)、共済事業は代理業に移行。
(4)組織形態の弾力化
 単協・連合会組織の分割・再編や株式会社、生協、社会医療法人、社団法人等への転換をできるようにする。
(5)理事会の見直し
 理事への外部者の登用など多様化を図り、その過半が認定農業者及び地域内外の民間経営経験があり実績を有する者とする。

 この「規制改革会議ワーキンググループ」の基本的な内考え自体は、市場原理主義で農業・農協を再編しようというもので、これまでにも本間・神門・山下らの一連の「農協解体攻撃」と同様の内容で全く新しいものはないが2)、戦後農政を覆す破壊力を持ちとりわけ問題になるのが、「第3」の農協=協同組合解体であろう。さらに大きな問題は、安倍政権が本気でこの「答申」を丸呑みし、直ちに実行しようというところにある。
 第3のうち特に大きな問題点をまとめれば、【農協系統のセンターである全中を解散】させ、【全農を株式会社化】させようというところにある。

 いうまでもなく、全中は全国の単位農協・連合会に対し、指導・監査を行う根拠法を有する団体であるとともに、政府に対して、米価・乳価・各種対策など農業者の利益を実現させるための「農政運動」の中核組織であった。
 もちろん、そのことが自民党農林属と結託し自民党農政を補完・再生産させ「自民党の集票マシーンと化してきた」とする批判は根強くあったし、そのことの弊害は各所で論じられてきた3)。筆者はそのことを免罪にするつもりはない。
 しかしながら、全中が、日本最大の協同組合セクターである農協系統のナショナルセンターであることは事実であり、換言すれば、日本における協同組合の中心的組織であることも事実としてある。
 また、全農についても、農協の経済行為の主たる部分を牽引する協同組合事業者として、利潤を最大要因とする企業の行動を一定程度抑制しつつ、日本の「食」「地域」を支えてきた機能は否定できない。
 もちろん、反TPP運動においても、様々な問題を内包しつつも、全中が全国的に最大の運動を組織している実態も認めなくてはならない。

 様々な限界はありながらも、新自由主義的政策のもとで破壊される地域のセーフティネットを、総合農協の事業総合性が辛うじて再構築してきたことは、すでに筆者も論じてきたとおりである4)。総合農協破壊攻撃は、逆の意味で言えば、市場原理主義者からすれば「最大の抵抗勢力」であり地域の市場を確保する非営利セクターへの攻撃であり、丸裸の市場に地域を再編しようとする最大の「ビジネスチャンス」のための願望であった。だからこそ、新自由主義者らの行動も言質も一貫しているのである。
 

 今回の「規制改革会議ワーキンググループ」の「提案」は、自らは現地調査を数回実施したのみで、そこで問題としてだされてもいなかった「全中の指導体制が単協の自由を奪ってきた」などという「実態」など、ろくに事実検証も論証もできないデッチ上げを振りかざしてきている。
 今回、名指しで一民間団体に過ぎない全中を解体しようとし、また協同組合の経済行為を担う全農の協同性を解体しようとしている、そのことを政権党の多数派が公言し、本気で実行しようとしている盲動、ここに我々は、安倍政権のこれまでの政権になかった異常性と狂気を見るのである。

 すでに、世界の協同組合陣営と良心的勢力がこの妄動に驚愕し、行動と発言を開始している。
 別添のように、ICAグリーン会長は、今回の安倍政権の暴挙に対し、はっきりと「組合員が所有し管理するという協同組合の根本的な原則に明確に攻撃」と論じている。自民党農林属のあれこれの中間主義的な解釈では、何の抵抗にもならないことが明白な中で、ICAがいち早くかかる安倍政権の妄動に正確な定義づけを行い、支援を表明したことは極めて大きな意義を持つといえる。

 繰り返すが、これまで共済事業への「保険化」などの攻撃をはじめ、協同組合の「協同性」を破壊しようとする新自由主義者たちの攻撃は一貫してきた。残念ながら、協同組合・非営利セクターは防戦一方で有利な交渉に持ち込めず、小手先の解決策で対応してきたと言われても仕方のない対策に終始してきた5)。
 このことの評価は難しい面もあるが、その結果が今日のこの最終的局面に至る道を形成したという側面も、否定できないのではないのか。

 我々は、産業組合以来の、いや歴史的にはロッチデール以来続いてきたと言ってもいい「資本による協同組合への攻撃」の歴史を改めて総括すべきであるとともに、今回ばかりは逃げられないといってもよい「本丸への攻撃」に対抗する広範な市民による陣形の構築が喫緊の課題になっている。

                                 (2014年5月31日:未定稿)

【資料(全中訳:抜粋)】

                        2014年5月22日
JA全中会長
萬歳 章 様
                        ICA会長
                        ポーリン・グリーン

 日本の農協の構造を変えようとする「農業改革に関する意見」(以下「意見」)に関連した深刻な問題についての萬歳会長の5月21日付のお手紙を読みながら、懸念はますます増大していきました。

 お手紙に書かれたことからすると、会長が非常に心配されるのは当然だと思います。

 日本の農協は、日本の協同組合の中心にあり続けてきました。国際的な協同組合の経験を通じて、また、特にこの2年間に日本を訪問した経験を通じて、私はそのことを見せていただくことができました。日本を訪問した際には、東日本大震災での地震と津波によって絶望的なほど被害を受けた人々のための復興の取り組みに対して、農協がほんとうに大きな貢献をされてきたことを見せていただきました。私の最初の日本訪問のときには、農協の提供した迅速で大事な支援について、また、それがいかに一般の人からの感謝と支援を引き出したかについて、日本のメディア自身が私に語ってくれました。

 日本の農業協同組合は、世界中で発展しており協同組合運動の成功に不可欠な特質、すなわち単位組合を基本に、信用、共済、指導、監査などの事業が総合的に行われているという特質を反映しています。「意見」は組合員が所有し管理するという協同組合の根本的な原則に明確に攻撃を加えています。

 「意見」に対抗する取り組みへのICAの全面的な支援と私自身の関わりをお約束します。6月末の政府の決定に影響を与えようとするための、取り組みの緊急性も十分に認識しています。
 萬歳会長の今回の取り組みが成功することを祈っています。会長には世界中の協同組合運動からの連帯と支援があるのです。

【注】

1)資料は、http://www.jacom.or.jp/news/2014/05/news140520-24218.php による。
2)協同組合の歴史的・実態的な理解を欠落させた「農協批判」等の代表的なものとして、山下一仁(2011)『農協の陰謀』宝島社、神門善久(2006)『日本の食と農−危機の本質』NTT出版、など。
3)多数あるが、古くは安達生恒氏の諸論考、最近では農業・農協問題研究所をはじめとする報告書など。
4)筆者によるセーフティネットに関する論考は、高橋巌(2004)「地域社会におけるセーフティネットと共済事業 ― グローバリゼーション・高齢化の下で ―(上)(下)」『共済と保険』第46巻第11号、16−23ページ、第46巻第12号、16−23ページ。 直近のまとめでは、高橋巌(2014)「農村地域社会におけるセーフティ・ネットとソーシャル・キャピタル−総合農協の事業・活動事例を中心に」真屋尚生編著『社会保護政策論−グローバル健康福祉社会への政策提言−』慶應義塾大学出版会、249-268ページ。
5)注4)などを参照。

              日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌   

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  教員です。
 いよいよ(全然実感ないし、掃除も終わってないんですが:笑)大晦日です。今年も押し詰まりました。
 
 皆様、本年も大変お世話になりました。

 本年は、収束が全く見えぬ原発事故、それにもかかわらぬ原発推進への転換、公約違反で参加を強行したTPP、極めつけは現代の治安維持法=特定秘密保護法の強行採決・・と、政治情勢だけ見ればあまりに暗い一年でした。
 極めつけは、12月29日深夜〜翌未明に渋谷区で行われた、ホームレスと呼ばれる人たちの強制排除。この酷寒の夜空の下、行政の窓口も閉じられた年末年始の深夜に彼らの寝ているところを急襲して行われた、暴力的な強制排除。何ということでしょう。困った人たちに温かい食べ物と寝床を提供していた、そこを行政権力が襲い暴力的に排除する。こんな「先進国」が地球上のどこに存在するでしょうか。いつから、我々の住むこのクニは、こんな冷血非道な場になり果ててしまったのでしょう?

 私はよく、311の起きた2011年を「世界史年表に残る年」といっていますが、安倍自公政権によるファシズム的圧政が拡がった2013年もまた、世界史年表に刻むべき重大な年と位置づけたいと思います。

 「これがいい、よかった」と言っているひとがいれば、それはよほどの鈍感か、よほどのウソつきのどちらかでしょう。
 政治に全く関心のない周囲の人たちも、漠とした不安感に包まれている気がしますし、そういう発言はよく聞かれます。

 
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 こうした中、講演など「社会活動」も多く、この「書庫」の書き込みもご無沙汰でした。もちろん、原稿は書いていたのですが、ここで報告ができていませんでした。

 最近の仕事の情報は、以下に報告してありますので、ご覧ください。

 http://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/69/0006803/profile.html


 さて、この年最後に、拙稿が2本『協同組合研究』に掲載されました。いずれも、本ブログで報告してきた、学会報告の報告論文で、原発=再生可能エネルギー問題とTPP問題という、最新の問題を新しい調査や情報を交えて書いた(書き直した)最新バージョンです。

 大手町・農文協などの農業書専門店のほか、日本協同組合学会HPを通じて購入できる(はずな)ので、お求めの上ご覧ください(本学会では、電子公開はまだ行われていません)。

 日本協同組合学会ホームページ
 http://coopstudies.jp/

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 2013年の「惨状」。しかしながら、これで終わるわけがない。政治も世の中も動くものだし、変えることができるもの!ミヒャエル・エンデは言っています「(国際金融資本など「お金」中心の社会は、不変のように思われても)変えられます。変えることはできます。人間が創り出したのですから」と言っていますが、私もそう思います。

 もちろん、大学の中での学生との活動では、フィールドリサーチ、食料生産実習の2つの実習科目では私も素晴らしい経験ができましたし、サブゼミ(いずれまとめて報告します)でも、充実した活動ができました。教え子がTPPに関する素晴らしいビデオに出演するなど朗報もありました。

 こうした若い力の可能性こそ、世の中を変える源泉だと思っています。
 若い力に接する幸運に感謝しつつ、この環境の中でこそできる仕事を頑張ることを通じて、来年こそ、もう少しマトモな世の中、明るい未来づくりのために、一研究者として微力ながら尽力したいと思っています。

 皆様、来年こそ良いお年をお迎えください。

      日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌
 

  教員です。
 
  2011年11月25日(金)〜26日(土)に本学で開催された標記「全国農村サミット2011」の報告書が,農林統計協会より発刊されました(定価2,700円+税)。
 
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  農村サミットの報告書は例年刊行されているものですが,すでにこのブログで以下のようにお伝えしたとおり,2011年は東日本大震災・東京電力原発事故という事態の中で,震災と原発事故に文字どおり正面から立ち向かい,福島県・宮城県・岩手県を中心とする現地の支援と連携,復興のために本学がどう取り組んだか,そのことを体系的に取り上げた内容となっています。
 また,学生・教員たちが復興現地に限らず,様々な現地との連携による調査研究・現地支援等に取り組む様子が,ポスターセッションで克明に報告されています。
 
 【当日のスケジュール等】
 
 【当日の模様】
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 私も,すでにここで報告しているように,第3分科会で「原発を止めない復興はあり得ない」ことを論じています。
 
 本書は,本学のこうした「農村サミット2011」の取り組みを余すところなく伝えるものです。
 
 是非ともお手にとってご一読ください。
 
                日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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☆原稿部分は写真ファイルです。右下隅の「+」印をクリックすると、別ウインドウで拡大させて読むことができます。

教員です。
 http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/52727597.html でその実施を告知した2012年2月24日〜25日に開催されたシンポジウム「日本大学学部連携研究推進シンポジウム(国内) 21世紀における新たなエネルギーシステムの構築に向けた総合的研究」の中で報告した私の報告資料「再生可能エネルギーにおける農山村の役割」の全ページを、以下写真ファイルで掲載します(5月と8月にデータ標記を追加している完全版です)。是非ともご一読ください。

 なお、ワードファイルから写真ファイルに変換する中で、表の文字フォントが一部おかしくなっているなど読みずらい箇所がありますが、ご容赦ください。

 本論文の元となった現地調査報告、及びシンポの当日の内容は、以下の本ブログページに掲載されていますので、あわせてご一読ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53169376.html
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53169399.html
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53171725.html
http://blogs.yahoo.co.jp/iwashizemi/53171754.html
                                    

           日大食品ビジネス学科:地域経済論研究室/高橋  巌

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