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自分の中で、No.1の映画は黒澤明の「生きる」だ。

これは、不動の一位だ。

この映画を見たのは、中学3年生の冬だった。

ストーリーは、がんで余命数ヶ月と診断された市役所に勤める主人公が、亡くなるまでに自分の生きがいを探すというものだ。


妹と一緒に見たが、妹はこの映画を暗くて嫌いだと言っていた。

同僚の女の子が会社を辞めるというので、プレゼントに「生きる」のビデオを渡した。

ある日、妹から「生きる」のビデオがないがどうしたのかという電話があり、人にあげた、といったら、妹は激怒した。

あんた「生きる」は暗くていやだって言ったじゃないか!


家の近くにビデオ屋があり、そこに「生きる」が置いてあった。

紹介文があり、この映画を見ないで人生を終えるのは、とても悲しいことだ、と書いてあった。


4年くらい前、自分がたこ焼き屋をやっている時、友達がよく買いに来てくれた。

そのとき、友達が、ポツリと漏らした。

「仕事で壁にぶつかったり、悩んだりしたとき、たこ焼きを買いに来て、iwritesongは、がんばっているんだな、自分もがんばらなくちゃ、と思って帰っていくんだ。」

それを聞いたら、どうしても「生きる」を見てもらいたくなって、友達がたこ焼きを買いに来たとき、半ば強引に貸した。

ビデオを返してもらったとき、感想を聞いた。

「良かった。自分が仕事で悩んでいる時期だったから余計にそう思うのかもしれない。」

と言ってもらえた。


がんで亡くなった逸見政孝さんの一番好きだった映画が「生きる」だった。

だからあのような生き方ができたのかもしれない。




今日、スマステで黒澤明の特集をやります。

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