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あなたの薫りは…

人によって香りが異なる。

日本人は体臭が弱いというか、西欧人に比べれば無いに等しい。
イギリス・フランス・ドイツにいた時、外国人の体臭の強さを嫌と言うほど感じた。

だから香水などが発達したのだろう。
また日本人が体臭が余りしないのはお風呂好きだからかも知れない。
でも最近の日本人でも、食生活が西欧化してきたこともあってか
体臭の強い人も出てきている。

そういうこともあってか、女性の中でも身嗜みとして
オーデコロンを、袖口や耳たぶの裏などに
そっと着けて良き香りを漂わせている方も少なからずいる。

爽やかな香りもあれば、やや強めの香りもある。
不思議と着ている服装の柄やファッションと薫りは上手く
コーディネートされている場合が多い。

流石に女性は色や形や香りにデリケートなんだと感じる。
最近では男性も化粧する時代だから少ないけれど
オーデコロンを付けている人を見かける。
洗剤の中に優しい香りが含まれているものもある。

そんなこんなで人に香りがセットされてきている。

国によっても香りが異なる。
食生活が大きく影響しているのだろうし
公衆衛生の整備にも関連しているのだろうか。

人にはまた柄や味がついている。
人柄だとか人間味というように、味や柄がついている。
私にはどのような柄がついているのだろう?
どのような味が出ているのだろう?

そんなことをも思いながら、私はどんな薫りを漂わせているのだろうと
ふと自分を嗅いでみたが分からない。
自分の香りは分かり辛い。
でも他人から見ればその香りはよく分かる。

仏教経典の中に人の香り(人徳)について次のように書かれている。

花の香りは風に逆らわず
栴檀、タガラ、ジャスミンも
善き人の香りは風に逆らい
あらゆる方位に善き人は薫る。

ダンマパダNO54の句である。

仏弟子のアーナンダが独座して考えました。
ブッダは核(さね)・根・花の香りについて語られたが
それらの香りは風に逆らって香りを届けることが出来ない。
はたして風に逆らっていく香りというものはあるのだろうか?と。

ブッダは彼の問いを受けて上のような偈で答えられた。

ブッダは、アーナンダよ。村や町の女性、或は男性が
仏・法・僧に帰依し、不殺生戒をはじめとする五戒を守り
持戒者、善法者として、吝嗇(過度の物惜しみ・けちのこと)の垢の無い心をもって家に住み
喜捨し、求めに応じ、分ち与えることを楽しむとします。
そのために、四方の沙門(道を求めて修行する人:乞食をしている人)
バラモンがその人を称讃します。
アーナンダよ、そのかれこそ、香りの人です。
その香りは、栴檀やジャスミンなどの芳しい香りのように限定されず
(風に流されていく分限定されてしまう)
風にも順じ、風にも逆らい、あらゆる方向に薫ります。と述べられた。

ここでいう香りはその人の人徳であり
人徳はその人の行為の積み重ねによって香りとなり
香りは風に左右されることの無く四方に届けられる。

その反対もまたしかりで、悪業を積み重ねれば
その臭い(匂いは良き香り、臭いはくさい香り)が四方に届けられる。
行為が人をつくっているというブッダの基本的な考え方が見て取れる。

さてあなたの香りは…?
きっと良き香りが四方へと届いていることでしょう(^_-)-☆


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