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ノーベル賞の発表が相次いでいるが、私の中での注目度ナンバー1は平和賞だね。
昨日、ノーベル化学賞を2人の日本人が受賞して話題になっている。この化学賞の部門は日本のお家芸とも言われている分野だが、湿りっぱなしの日本において唯一と言っていいほどの明るい話題だ。
ただ個人的な関心度からすれば、ダントツに平和賞部門ということになるんだな。何故かというと今年の平和賞部門の最有力候補に挙がっている人が、中国人の人権活動家だということなんだね。
劉暁波氏という人物なんだが、彼は中国の一党独裁の廃止を求める「08憲章」というものを起草したんだね。これが中国政府の逆鱗に触れ、国家政権転覆扇動の罪に問われ、懲役11年の刑を受けて今現在も服役中なんだな。
ノーベル平和賞については、毎年中国人の人権活動家が候補に挙がってはいるんだが、今年の劉暁波氏は今までの中でも最有力候補と言われているんだね。そのために、中国はノーベル賞の委員会に圧力をかけて受賞しないよう迫ったりもしているんだね。まさしく独裁国家だということを自ら世界に知らしめている格好なんだね。
昨年の平和賞は、ご存知のようにオバマ大統領がチェコのプラハで行った核廃絶の演説によって受賞したが、そもそも本来の趣旨である長年貢献してきたという観点から捉えると、あまりにも早過ぎるという批判があったんだね。そんなこともあり今年の受賞にはそうしたサプライズは無いと見られている。
そんなこともあり、中国の人権活動家である劉氏に白羽の矢が立ったということなのだろうね。急速な経済成長を武器にちょっとばかり傲慢になってきている中国に対して、世界がお灸を据える格好の舞台なんだよね。
中国が一番恐れるのは、世界からどんな目で見られているかということなんだね。世界が中国の独裁政治を否定するということは、何よりも怖いことなんだな。今でも事あるごとに国民を扇動し、ナショナリズムを旗頭に近隣諸国に圧力をかける手法を使っているが、このことが批判されれば、国民からの政府に対する批判の嵐を止められなくなってしまうからね。
そういった意味でも、このノーベル平和賞というものは物凄く大きな影響を与えるものになるんだよね。かつてはダライ・ラマ9世にノーベル平和賞が与えられた訳だが、彼はインドに亡命している訳で、実質中国内にいる訳じゃない。
今回、もし劉氏が受賞するようなことになれば、彼は中国政府から投獄されている訳で、中国の独裁国家に対して世界的にノーだということを突きつけることになるんだよ。こうなったら中国にとっては相当大きなダメージとなることは間違いないよね。
先日の尖閣諸島の問題の他にも、ベトナム沖の南シナ海でもベトナム漁船を拿捕したりして領海のトラブルを引き起こし続けている。このまま好き勝手にさせてしまえば、将来においてはとんでもないことになってしまうだろう。
だからこそ、今年のノーベル平和賞には物凄く重大な意味があるんだよ。委員会も中国の圧力などには屈せずに、劉暁波氏に平和賞を授与してもらいたいね。そして世界の常識というものを教えてやらないといけないよ。
中国という猫のお化けに鈴を付けられるのは、今年のノーベル平和賞以外にはないかもね。
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毎年、平和賞を支那の監獄の囚人へ贈ったらいかがでしょうか。
そのうち、授賞式に囚人服で誰かを送り出してくれるかもしれません(笑)。
2010/10/8(金) 午後 11:18