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それは突然やってきた。 ちいさくて、あたたかくて、湿っているようなのだ。 一緒に暮らすつもりはなかった。 一度は断ったのだ。 だって我が家にはもう2匹も猫がいるのだから。 断っておきながら頭の中でぐるぐるしていた。 小さな迷い猫か捨て猫だろう。 マンションの駐車場で子猫が轢かれて死んだ話も聞いた。 まだ見ぬ子猫はどうなるのだろう。 そう思った時には子猫を見にでかけていた。 2匹いるのだ、あと1匹ふえてもなんとかなるだろう。 5月下旬、我が家に新しい家族ができた。
子猫は毎晩、わたしの枕で眠る。 |

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