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欧米には、風電のセットバック(以下SBと略)に関するかなりの量の情報が存在する(興味のある方は、例えば、キーワード“wind turbine setback”で検索してみて下さい)。 その中で、参考になりそうな情報(出来る限り公的機関の情報)を選抜し紹介してきたが、このテーマについては、一旦ここで終了する。 終了に当たり、SBについての筆者なりのまとめを、一部推測を含め、以下2回に分けて述べる。 余談になるが、Googleの日本語版で、キ−ワード“風力発電 セットバック”で検索すると、結果としては、筆者がこのブログに投稿した記事しか出てこない。 それほど、日本では、風電に対するSBの考え方は遅れており、加えて、海外の情報発信も出来ていない。 同じ過ちを繰り返さないためにも、風電先進国の最新情報を積極的に入手し情報発信をすると同時に、日本での事業展開に役立てる責任と義務が、風電事業者および風電を推進する行政機関にはあると考える。 1)SBの考え方にはいろいろある SBには、大きく2つの考え方がある。 ひとつは、風電の構造的危険性からのセットバックであり、タワーの倒壊、ブレードの破片の飛散などがその対象となり、道路や居住地からどの程度の距離を離して建設するべきか、というものである(以下、これを「構造SB」と呼ぶ)。 もうひとつは、風電が発生する騒音が人の健康に影響を与えないために、主に住宅地からどの程度の距離を離すべきか、ということである(以下、これを「騒音SB」と呼ぶ)。 この場合、重要なことは、騒音を一般的な騒音に関わる環境基準に照らし判断する場合(以下、「一般騒音SB」と呼ぶ)と、風電特有の風切り音(うなり音)、低周波、闇騒音などを考慮し判断する場合(以下、「風電騒音SB」と呼ぶ)の2種類あるということである。 そして、最近「風電騒音SB」の必要性が、騒音被害の発生している欧米の多くの地域で求められ、既に一部の地方自治体では条例として成立している。 2)SBの距離はどの程度か? 具体的なSB距離についてみると、まず、「構造SB」は、最近の大型風電においても300m前後とする考え方が主流である。 そして、「一般騒音SB」は、夜間の騒音環境基準45dB以下を順守する距離として、300〜500m前後が採用されているようである。 そして、「風電騒音SB」としては、健康障害を起こさない距離として1.5Km以上が採用あるいは提言されている。 このように、SBの距離に関わる情報はいろいろあり、何を対象(基準)とし判断したSBであるかが重要になる。 「構造SB」の距離を取り上げ、「風電騒音SB」に当てはめようとすることがあるとすれば大きな間違いである。 ≪洋≫ |
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底辺で、ささやかに生きている人には、関係ないですけど、政治的野心家や利潤追従の猛進的企業者や独善的な理想主義者がはびこると、危うい方向に事が進められて行きそうですね。そういう人は排除しなければいけませんね。
政治や経済のトップは市民への奉仕者であり、それを喜び生きがいにしている人物であって欲しいものですが、
そういう御仁は、なかなか居ないですね。例えば選挙権は底辺で生きる人の大きな武器ではないでしょうか、テロや革命と言った手段もありますが、あまり好ましくないですね。



