癒しの週末森暮らし

八ヶ岳中央高原の自然の中での暮らし・・・

全体表示

[ リスト ]

♪バングラデシュ訪問

2013.01.04〜01.06

【1月4日】

正月気分も抜けないまま、1月4日朝8時、羽田の国際線線ロビーに集合して同行する8人と結団式。
HISもSAJの職員も同行なしとのことで、現地までは渡邉会長が案内してくれるとのこと...
渡邉会長の案内じゃぁ申し訳ないというか...不安ですよね〜(爆)

10:45のキャセイパシフィック香港行きで羽田を出発...
約5時間かかって未明の香港に着き、約2時間半の乗り継ぎ待ちをして、現地時間20時(日本時間23時)にダッカに到着。約12時間の長旅だした。

1月のダッカは思ったよりもズッと涼しい。朝晩は長袖が必要な日本の9月末って感じです。

ただ、空港は蚊の大群、車の中もホテルのロビーも...蚊の大群(大汗)
ダッカでは高級ホテルと言われるラディソンブリュホテルのロビーも例外ではありませんでした。
トレードマークの黄色い半袖で来たGOGOカレーの宮森君は10ヶ所も刺されたようです。

でも、1月のこの時期は蚊が少ない時期らしく、駐在メンバーの話を聞くと...
「夏に部屋で殺虫スプレー撒いて寝たら、翌朝死んだ蚊が何匹いたと思いますか?」
「3千匹ですよ!箒で掃いたら高さ数センチの蚊の山ができましたから」
「蚊帳を吊って寝るんですが、蚊帳にびっしりとまった蚊を見たときは気が狂うかと思いました」
彼は床一面に落ちている蚊をタイル一枚分数えてから枚数を掛けて算出したらしいです(汗)
私は絶対に夏のバングデシュには来ないことを誓いました(大汗)

でも、ホテルは冷房も効き、熱いシャワーも冷蔵庫も完備して、蚊が2〜3匹居る以外は快適です。
「部屋は蚊がいない?」と言われたが大嘘だ〜!プ〜〜ンという羽音と共に眠りました(涙)

・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・

【1月5日】

ホテルの予想外にまともな朝のバイキングを食べて、ナラヤンクル・ドリーム・モデル・ハイスクール仮校舎開校式と新築地鎮祭に出席するために8時半にバスでホテルを出発。

朝のとんでもない渋滞を抜けて1時間ほどで会場に到着。
道路から会場までの小道には子供たちと村人が並び歓迎の花びらを振りかけてくれます
この花びらはバングラデシュの教員の皆さんが深夜1時過ぎまでかかって準備したのこと。感謝!

イメージ 1
(仮校舎での開校式は村の子供たちが総出で迎えてくれました)


畑の上にテントを張って造られた会場には1000個以上の椅子が並べられています(汗)
「こんなに集まるの?」と心配しましたが、バングラデシュ時間で予定を大きく遅れたものの、ほぼ満席の人たちが集まりました。来賓席には、渡邉さんや私達の他に、日本大使館の南公司、JICAの責任者、野党のNO.2を含めた地元協力者が参列しています。

バングラデシュでは、挨拶は長ければ長いほど有難いそうで(汗)...でも皆真剣に聞いています
私は飽きてしまって(爆)演台を降りて村人たちの写真を撮ったり村の中を見学していました。

イメージ 2
(開校式には千人近い村人が集まりました)


約一年で開校まで漕ぎ着けたのは奇跡だと来賓の皆さんが口をそろえて話されていました。
最初に契約しようとした土地が土壇場で持ち主が複数いるとの事実が出て白紙に戻り、次に見つけた土地は近くで中学校を経営している地元有力者の横槍でボツになり、なんとか今の土地を見つけたとのこと。

有力者の横槍はマフィアを雇って拳銃で脅すほどの...本当に命懸けだったようです(汗)
それを現地駐在の20代のメンバー(校長は監査法人から転職してきて指揮を取っている30歳の若者です)がすべて乗り越えてきたとの話には感激しました。
本当に素晴らしい人材が揃っていますね!!

イメージ 3
(SAJの渡邉会長の挨拶)


バングラデシュでは1〜5年生の小学校義務教育、6〜8年生の中学校、9〜10年生の高校、11〜12年生のコレッジ、13〜16年生の大学...と義務教育5年の教育カリキュラムとなっているようです。
ただし、小学校では、貧困により通学できない子供がある他、進級試験と落第の制度もあるため、卒業率は40%程度とのことです。

イメージ 4
(年内の新築を目指して地鎮祭...サングラスのお陰でボディガードのようになってしまいました)


また、一般国民の平均月収は1万タカ弱(約1万円)で、街中に溢れている人力車が一回20タカ程度との話から推定すると「一回20タカ×一日5人×30日=3000タカ(3千円)」程度が貧困層の所得なのかもしれません。
したがって、教師でも標準は1万5千タカ〜2万タカ程度、ダッカ大学を卒業した優秀な教師でやっと2万5千タカ程度にしかならない為、教師は学校では適当に授業をして、落ちこぼれた子供を別料金で私塾で教えて稼ぐのが当たり前になっているようです。

イメージ 5
(スラムの小学校を訪問しました)


仮校舎での開校式と地鎮祭の後は、共同墓地の隅に造られているスラムにある小学校を訪問しました。
コンクリートの壁で囲まれた広大な墓地予定地には、ニワトリやヤギが勝手に放牧され、なぜか暇そうな人たちがたくさんブラブラしています。

トタンで囲っただけの貧しい校舎に着き、先生達の話を聞き、子供たちの勉強の様子を見学しました。
先生達の一番の心配は借りている敷地がいつ使えなくなるか分からないこととのこと、墓地が一杯になれば当然スラム共々立ち退きに成ると思います。

イメージ 6
(スラムの子供たちホントに可愛い...でも痩せているので目が大きく見えるせいも(涙))


それにしても、子供たちの輝くような笑顔にはいつでも逆に自分が勇気付けられます。
ただ...可愛いのは栄養が足りずに身体が小さいから目が大きく見えるのも原因かもしれません(涙)
この子供たちの笑顔が未来に続くように、自分のできることをしなければならないと誓いました。

スラムは、雨漏りのしそうな掘っ立て小屋が並らび、泥を固めて造った釜戸が道沿いに並んでいます。
でも、家の中は土を踏み固めた土間に板を組んだベッドがある程度ですが、中には古ぼけたテレビのある家もあり、綺麗に整理整頓している家もあります。

イメージ 7
(バラックの並ぶスラム...)


そして、何より驚くのは「悲壮感」のようなものが感じられません。皆、明るいのです。
これは、ポルポト政権により知識人のほとんどが虐殺され国の基盤である人財が消失してしまった絶望感が濃く漂っているカンボジアとの根本的な違いかもしれません(涙)

来年は幼稚園の教諭をしている次女を、なんとしてでも連れてきてやろうと思いました。
教育者の端くれならば...カンボジアやバングラデシュの子供たちを必ず観る必要があると思います。
それが、もしかしたら日本再生の原点なのかもしれませんね...

イメージ 8
(子供たちが可愛くて可愛くても一人ひとり抱きしめました)

・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・

【1月6日】

心配していた情報通りに今日は「ポルタル」が行われることになったようです。

ポルタルとは野党主導による政治的抗議デモのことで、発展途上国にしばしば見受けられる通り、日頃からの貧困層など民衆の不満が同時に爆発して、デモ当日は車が放火されたり、外国人襲撃が襲撃されたり。最近では殺人事件も多発し過激さ度合いが増しているとのことです。

ホテルから外出禁止ですが、出たくても放火されるのを恐れてレンタカーもタクシーも休みになってしまい出掛けたくても出掛けられないとのことです。

仕方なく、今日の工場や博物館等の見学は中止にして、渡邉会長と現地採用教職員との「理念研修」を一緒に見学することとなりました。参加者のほとんどが経営者だったため、見学や観光よりもズッと興味深いテーマだったので...皆「ポルタル様々だ」と喜んでいます(笑)

イメージ 9
(普段は大渋滞の幹線道路もガラガラ)


午前中の約4時間をかけて「ワタミの理念」を8人の現地採用バングラデシュ人教師に伝える「理念研修」が始まりました。通訳を介してですが、丁寧に注意深く言葉を選んで、皆の意見を聞きながら
「私たちの学校は子供たちの幸せのためだけにある」という理念の意味...
「子供たちに夢を持たせ、夢を追わせ、夢を叶える」ことの意義と目的...
についてジックリと話しかけ、お互いの理解を深めていきます。

日本では想像もつかないくらい貧しい発展途上国...

「子供たちのためダケって」のダケってどういう意味なのか?
自分達も満足に三度の食事が食べられない状況の中で、自分達のことは後回しにして子供たちの幸せダケを優先しなければならないという価値観が、はたして皆に理解されるのか?

「子供たちの幸せを自分の幸せと感じる」ことはできるのか?
単なる表面的なお題目ではなく本気でそれを信じて、貧しい自分の生活を後回しにしても、子供の幸せを自分自身の幸せと感じられる仲間が育てられるのか?

「夢が未来を創り、夢が人を育てる」なんてこの国で通用するのか?
貧しくて今日のご飯も食べられない国で、すべてが賄賂とコネと血縁で決まってしまうこの国で...夢を持つこと、夢を持たせることの意味や目的をホントに共有できるのか?

一人ひとりの意見を注意深く聞きながら、イスラム教という宗教や人種、貧困国という現状から生まれる根本的な「価値観の乖離」をひとつひとつ丁寧に埋めていきます。
最後に「理解していただけましたか?もし、この理念に賛同できない人が居たら遠慮なく申し出てください」という言葉に、全員が「良く理解しました。一緒にやらせてください」と手を上げたときには、自分も胸の底から熱い何かが込み上げてきました。一緒に参観している他の社長も涙ぐんでいます(笑)

イメージ 10
(20年ぶりの理念研修...自分の根っ子に気づきます)


経理・財務部長として勤めていた頃以来の20年ぶりの渡邉さん直接の理念研修...
一言一言が心に突き刺さって来て、なんだか涙が止まらなくなりました(涙)
あらためて、自分の価値観の中にシッカリ根を張っているワタミの理念に気がつきました。
20年前と何も変わらない、一ミリもズレていない...自分の根っ子がここにある!と。
理念という「価値観の力」と強さに改めて気づかされました!

そして、渡邉美樹という人が素晴らしいのではなく、渡邉美樹の目指しているもの(理念)が素晴らしいのであって、人が集まり人が育ち人が残るのは、すべて理念が元なのだと気づかされます。

そう!「 人は何を成し遂げたかではなく、目指し続けたものにより評価される 」のですね...

よっしゃ〜!!(笑)
改めて自分の理念とミッションに向き合って!この新しい年をスタートさせようと思います。感謝。

閉じる コメント(2)

顔アイコン

「私たちの学校は子供たちの幸せのためだけにある」、「子供たちの幸せを自分の幸せとじる」、「夢が未来を創り、夢が人を育てる」。元気が出る言葉、ありがとうございます。年を重ねた今、「しあわせ」って?と考えることが多くなりました。実際に、こうして海外で行動されている姿に、ただただ拍手です。他人を、子供を、笑顔に出来れば、一番のしあわせですね。このステキな記事、本当にありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。

2013/1/11(金) 午後 8:44 [ 南会津 とんぼ ] 返信する

顔アイコン

恐縮です(汗)難しい理屈じゃなくただ単に子供が好きなんです、だから...自分のできる範囲でできることをしたいと思っているだけなんです(笑)今年もよろしくお願いします。

2013/1/11(金) 午後 11:48 izu*ei*o*pon 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事