児童文学と音楽の散歩道

8月13日 新ブログに移行しました。これからもよろしくお願いします。

音盤のある部屋

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2019年8月10日、猛暑日続く中、お盆のシーズンでもあるせいか、図書館はいつになく人か少なく、「楽しむ会」の入りも20人に至らず、ちょっと寂しげな会場でした。でも初参加の方や、遠路はるばるお越しになって応援してくださる方もあり、ネコパパ、気を引き締めてしゃべります…

今月のテーマ 宇宙と音楽


おはようございます。暑い日が続きますね。
8月8日は立秋、暦の上ではもう秋なんですが、とてもそんな気配はありません。そこで今回は、少しでも涼しい話題を、ということで「宇宙と音楽」です。まず初めに、この曲です。

♪ポンセ エストレリータ(小さな星)

メキシコの作曲家マヌエル・ポンセが1913年に作詞・作曲した歌曲。
今日ではヴァイオリン、サックス、ギターなど、色々な楽器で演奏されることが多い曲。今の演奏は20世紀を代表するヴァイオリニストのひとり、ヤッシャ・ハイフェッツが自ら編曲し、演奏したものです。

「遠い空に輝く エストレリータ あなたは私の愛の灯台 空の上からみているのなら、降りてきて私に言ってほしい。彼が私のことを愛しているって…」

ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン) エマニュエル・ベイ(ピアノ)1946年録音


♪モーツァルト きらきら星変奏曲 

『きらきら星変奏曲』ハ長調 K. 265。原題『フランスのシャンソン「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲』は、モーツァルトが1778年、22歳の時に作曲したピアノ曲。
当時モーツァルトフリーの音楽家としてウィーンに移り住んだばかりでした。この頃にモーツァルトは流行の音楽をいくつか取り入れています。当時の変奏テクニックがほとんど全て使用されている難曲です。

サンソン・フランソワ(ピアノ)1956年録音

♪コンヴァース 星の界(よ) 杉谷代水作詞 文部省唱歌   

明治43年に『星の界(よ)』(作詞 杉谷代水)として『中学唱歌』(田村虎蔵編)に掲載、文部省唱歌として歌われ続けてきました。
昭和45年からは歌詞を変え、『星の世界』(作詞 川路柳紅)という名で音楽教科書に載るように。もともとは1868年にアメリカ人チャールズ・コンヴァース(1834〜1918)が作曲した讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディ。

「人智は果てなし 無窮(むきゅう)の遠(おち)に いざその星影 きわめも行かん」

ダーク・ダックス


♪プッチーニ 歌劇「トスカ」より「星は光りぬ」 

イタリア・オペラの巨匠プッチーニ作曲のオペラ、『トスカ』の中でテノールで歌われるアリア。第3幕で、間もなく銃殺される画家カヴァラドッシが、明け方の星に、恋人トスカに、別れの手紙を書く場面で歌われます。

「輝く星々 香る大地、きしむ庭の戸 砂を踏む足音 現れた彼女は 花のごとく香り…」

プラシド・ドミンゴ(テノール) 
ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団1990年録音

♪ドヴォルザーク 歌劇「ルサルカ」より「月に寄せる歌」

「ルサルカ」は1900年に作曲されたチェコの作曲家ドヴォルザークのオペラ。ヒロインのルサルカは、湖に住む水の精。ある日人間の王子に恋をし、魔法使いに人間の姿に変えてもらう。「月に寄せる歌」は最も有名なアリアで、王子を好きになったルサルカが、人間になりたい気持ちを月にむかって歌うアリアです。

リタ・シュトライヒ(ソプラノ)
クルト・ゲーベル指揮ベルリン放送交響楽団1959年録音


♪フォーレ 月の光

フランスの作曲家ガブリエル・フォーレを代表する歌曲のひとつ。作詞はベルレーヌ。つぶやくように淡白な響きのなかに、繊細なニュアンスを秘めるフォーレの魅力を堪能できる曲です。

「君の心の風景画 そこでは色とりどりの仮面をつけた、華やかな衣装をまとう人々が、リュートを弾き、踊り歩いている。愛の勝利や幸福を歌いながら、それを信じていないかのように、メロディは悲しげ。やがてその歌声は、月の光に溶けてゆく」

ルネ・フレミング(ソプラノ) ジャン・イヴ・ティボーデ(ピアノ) 2001年録音

♪アーレン イッツ・オンリー・ペーパームーン

アメリカの作曲家ハロルド・アーレンが1933年に作曲した歌。
もともとは映画や演劇の挿入歌として歌われ、それなりにヒットしたのですが、第二次大戦末期にエラ・フィッツジェラルドやナット・キング・コール・トリオが録音し、ジャズのスタンダードナンバーに。
さらに1973年にアカデミー賞を受賞した映画『ペーパー・ムーン』で使用されたことがきっかけとなり、再び注目が集まりました。歌詞の内容は記念撮影がテーマ。当時、個人がカメラを所有することがまだ一般的でなかった時代、はりぼての「ペーパームーン」をバックに記念写真を撮るのが流行しました。人生の幸福を約束する験担ぎだったようです。

「たとえ、紙で作られた見せかけの月であっても、あなたが私を信じてくれれば本物に思えるでしょう」

シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)アンドレ・プレヴィン(ピアノ) 1996年録音

★蓄音器コーナー★
♪ ドビュッシー 月の光 
レオポルド・ストコフスキー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1937年録音
♪ リムスキー=コルサコフ 太陽賛歌 
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)ジョセフ・ボニーム(ピアノ) 1929年録音

「月の光」はストコフスキー編曲による濃厚な演奏です。。ミッシャ・エルマンは、カルーソーとともにレコード産業誕生の立役者となったヴァイオリニストで、甘美な音色とうねるような歌いまわしが個性的です。



♪ヨーゼフ・シュトラウス ワルツ「天体の音楽」

ウィーンの売れっ子ヨハン・シュトラウス二世の弟、ヨーゼフ・シュトラウスが作曲したワルツの代表作。映画『会議は踊る』(1931)のテーマ曲として使われたことでも知られます。
ヨーゼフは当時、医学生らをメンバーとする「医学舞踏会」の音楽監督を務めていました。1868年1月に開催された「天球の奏でるハーモニー」をテーマとした舞踏会で初演。この日、会場は星を散りばめた青色の布で飾りつけられていたそうです。曲はワルツの枠を超えた交響詩のスケールを持ったもので、幻想的な雰囲気に満ちています。

カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1992年録音



♪ホルスト 組曲「惑星」から「火星」「金星」「木星」

組曲『惑星』(The Planets)は、イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストの作曲した管弦楽曲。1914年から1916年にかけて作曲されました。
7つの楽章から成り、それぞれローマ神話の神に相当する惑星の名が付けられています。これは天文学ではなく、占星術(星占い)からのアイデアでした。今日はその中から特に有名な3曲をフィラデルフィア管弦楽団の華麗な演奏でお楽しみください。

第1曲 火星、戦争をもたらす者
原題:Mars, the Bringer of War
日本では「木星」に次いでよく知られている曲。第一次世界大戦の頃の作品のため、その時代の空気が反映されているという説も。不明確な調性、「ダダダ・ダン・ダン・ダダ・ダン」という変則的な拍子など、ストラヴィンスキーの『春の祭典』からの影響が大きいといわれています。

第2曲 金星、平和をもたらす者
原題:Venus, the Bringer of Peace
たいへん抒情的な音楽で、随所で聴かれるハープやチェレスタのオブリガートがいかにも宇宙的。中間部ではヴァイオリンやチェロのソロも活躍します。

第4曲 木星、快楽をもたらす者
原題:Jupiter, the Bringer of Jollity
組曲中、最もよく知られ、特に中間部Andante maestosoの旋律が非常に有名です。オーマンディの指揮では、途中からぐっと弱音にする、粋な演出が聴かれます。

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1997年アカデミー・オブ・ミュージックでの録画


♪ジョン・ウィリアムズ 「スター・ウォーズ」メインタイトル

1977年に5月にアメリカで公開されて以降,世界的に大ヒットした映画「スター・ウォーズ」。
このシリーズに欠かせないのがジョン・ウィリアムズの音楽です。特に冒頭「遠い昔,はるか銀河の彼方で…」という言葉がロールアップした後,バーンと出てくるメインタイトル曲は有名です。ダイナミックな序奏に続いて,飛び上がるような音の動きを含むトランペットによるファンファーレ、続く弦楽セクションの響き,華やかな打楽器の響きなどオーケストラ音楽の楽しさを十分に味わえます。ホルストの「惑星」の影響が強く、「火星」をそっくり引用したようなリズムが出てきたりします。

サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2015年ワルトビューネ・コンサートでの録画

最後にナット・キング・コールの歌で「スターダスト」を聞いていただくつもりだったのですが、時間切れでした。私がこの回を引き継いで最初の「時間切れ」。なにしろ「宇宙の音楽」は数が多くて、絞りに絞ったつもりだったのですが…機会があれば第2弾をやりたいと思います。

次回はこれです。

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とうとうこんな企画が実現することになった。
ワルター・ファンのネコパパ、久々にちょっと心が湧き立ちます。
まあ、古い録音だし、過度な期待は禁物ですが…でも買ってしまうかもしれない。
人生最後の大散財が始まってしまうのか。

以下引用。

ブルーノ・ワルター全ステレオ録音SA-CDハイブリッド・エディション第1弾〜モーツァルト&ハイドン:交響曲集・管弦楽曲集


掲載: 2019年08月09日 00:00

全音楽ファン待望!
20世紀の巨匠指揮者ブルーノ・ワルター。
聴く者に限りない音楽の愛の力を与えてくれた、滋味深い最晩年のステレオ録音の全貌。
最新リマスタリング+SA-CDハイブリッド。

モーツァルト&ハイドン:交響曲集・管弦楽曲集 
[5SACD Hybrid+CD]<完全生産限定盤>

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発売日
2019年10月16日
価格¥12,960

ブルーノ・ワルター(1876-1961)がその晩年である1957年〜61年にかけて残したステレオ録音は、この20世紀最大の巨匠指揮者による膨大なディスコグラフィの中でも最重要の演奏であり、その長い音楽活動のさまざまな経験と深い洞察とが結実した、文字通り録音の「世界遺産」ともいうべき名盤ぞろいです。録音のために特別に組織されたコロンビア交響楽団との緻密なリハーサルとセッションを積み重ねて生み出された演奏は、音響効果の優れたアメリカン・リージョン・ホールで、コロンビアの誇る当時最新鋭の機材と技術で完璧に収録されました。

第1弾はワルターが生涯を通じて最も得意とし、自らの代名詞ともなったモーツァルトの後期交響曲集、生涯最後の録音となった序曲を含む管弦楽曲集のほか、フランチェスカッティとのヴァイオリン協奏曲第3番・第4番、ハイドンの交響曲第88番・第100番「軍隊」を収録。

DISC 6には、親しみやすい英語によるワルターの語りを収録した日本未発売音源を復刻。1956年発売の「ブルーノ・ワルター、自らを回想する」と1953年発売の「ブルーノ・ワルターとの夕べ」で、いずれも販促宣伝用にコロンビア・レコードが制作した珍しいレコードです。
(ソニーミュージック)

[収録曲]
[ ]内は録音年月日
DISC 1 (ハイブリッドディスク)
モーツァルト
1-4 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」[録音:1959年1月13日&16日(第2楽章)、1月19日&21日(第1・3・4楽章)]
5-8 交響曲 第36番 ハ長調 K. 425 「リンツ」[録音:1960年2月28日(第1楽章)&29日(第2〜4楽章)]
9-11 交響曲 第38番 ニ長調 K. 504 「プラハ」[録音:1959年12月2日]

DISC 2 (ハイブリッドディスク)
1-4 交響曲 第39番 変ホ長調 K. 543[録音:1960年2月20日(第1・4楽章)&23日(第2・3楽章)]
5-8 交響曲 第40番 ト短調 K. 550[録音:1959年1月13日&16日]
9-12 交響曲 第41番 ハ長調 K. 551「ジュピター」[録音:1960年2月25日(第1・3楽章)、26日(第2楽章)&28日(第4楽章)]

DISC 3 (ハイブリッドディスク)
ハイドン
1-4 交響曲 第88番 ト長調 Hob. I-88 「V字」[録音:1961年3月4日&8日]
5-8 交響曲 第100番 ト長調 Hob. I-100 「軍隊」[録音:1961年3月2日&4日]

DISC4 (ハイブリッドディスク)
モーツァルト
1-4 セレナード 第13番 ト長調 K. 525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」[録音:1958年12月17日]
5 歌劇「劇場支配人」 K. 486 序曲 [録音:1961年3月29日&31日]
6 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 K. 588 序曲 [録音:1961年3月29日&31日]
7 歌劇「フィガロの結婚」 K. 492 序曲 [録音:1961年3月29日&31日]
8 歌劇「魔笛」K. 620 序曲 [録音:1961年3月29日&31日]
9 フリーメーソンのための葬送音楽 ハ短調 K. 477 [録音:1961年3月8日]

DISC 5 (ハイブリッドディスク)
モーツァルト
1-3 ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K. 216 [録音:1958年12月10日、12日、15日&17日]
4-6 ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K. 218 [録音:1958年12月10日、12日、15日&17日]

DISC6 (通常CD)
「ブルーノ・ワルター、自らを回想する」(米Columbia DJ21、1956年発売) [日本初発売音源]
1 ブラームスへの道はたくさんありました
2 ブルックナーへの扉
3 ブルックナーのテ・デウム
4 マーラーとの出会い/マーラーとブルックナーの違いと関連性
5 キャスリーン・フェリアとの出会い/「大地の歌」と「亡き子をしのぶ歌」での注目すべきコラボレーション
6 若き指揮者ワルターのモーツァルトへの愛とその発展について
7 モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」の紹介
8 モーツァルトの交響曲第40番の紹介
9 モーツァルト後期3大交響曲の若いころの演奏について
10 演奏の誕生〜知らないうちに録音されていた「リンツ交響曲」のリハーサル
11 モーツァルトのレクイエム〜オーケストレーションの変更、ジュスマイヤーの業績
12 ヨハン・シュトラウスとウィーンへの愛
13 後世への遺産としてのレコード
「ブルーノ・ワルターとの夕べ」(米Columbia WZ2、1953年発売) [語り部分:日本初発売音源]
14 ワルターによるモーツァルトの交響曲第40番の紹介
15-18 モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K. 550
[録音:1953年2月18日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ]
19 ワルターによる「フィガロの結婚」〜「もし、踊りをなさりたければ」の紹介
20 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」〜「もし、踊りをなさりたければ」
[録音:1953年5月7日&8日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ]
21 ワルターによる「コジ・ファン・トゥッテ」〜「恋人よ、許してください」の紹介
22 モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」〜「恋人よ、許して下さい」
[録音:1953年2月14日&21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ]
23 ワルターによるR.シュトラウスの「ドン・ファン」の紹介
24 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 作品20
[録音:1952年12月29日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ]
25 ワルターによる結びの言葉

【演奏】
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)[DISC 5]
ジョージ・ロンドン(バス・バリトン)[DISC 6、20]
エリナー・スティーバー(ソプラノ)[DISC 6、22]
コロンビア交響楽団[DISC 1〜5、DISC 6、20・22]
ニューヨーク・フィルハーモニック[DISC 6、15-18・24 ]
指揮:ブルーノ・ワルター
ブルーノ・ワルター(語り)[DISC 6、1-13、14、19、21、23、25]
DISC 1〜5 ステレオ/SA-CDハイブリッド(SA-CD層は2ch)
DISC 6 モノラル/通常CD
DISC 1〜5
[録音場所]ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(在郷軍人会ホール)
[オリジナル・レコーディング・プロデューサー]ジョン・マックルーア、トーマス・フロスト
[オリジナル・アナログ・マスターのトランスファー、リミックス、リマスター]アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC)




エアチェックのために番組表を眺めていたら発見しました。
まろのSP日記 第21集〜スタジオ編〜 
8月9日(金)  午後7時30分 〜 9時10分 NHK FM

戦前から昭和20年代後半にかけて発売されたSPレコード。100年近くも前の音楽家たちの名演奏を現代にそのまま再現できるタイムマシンともいえる宝物です。NHK浜松支局音楽ライブラリーには、およそ1万6千枚のSPレコードが保管されています。その膨大な収蔵盤の中から毎回テーマを決めて往年の名演奏を少しずつ紹介していきます。“まろ”ことNHK交響楽団第1コンサートマスターの篠崎史紀氏がお届けする、芳醇な音の世界をどうぞお楽しみください。

この番組、時々ホームページを見ていますけれど、「放送のお知らせ」が一向に更新されません。
8月5日現在、放送まであと4日だというのに、掲載されているのは昨年12月に行われた前回分の「放送予定」だけです。ほら。

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前回も「ちっとも更新されないな」と思っているうちに、
やはり番組表で見つけ辛くもエアチェックできたのですが、放送後に見たら、ちゃっかり更新されていました。
いつの間に?まさか前日、いや当日?

すくなくとも一週間、いや十日前には更新すべきでしょう。
そもそも、番組表に出ているものがホームページにないというのは、何とも気分が良くありません。何のためのホームページなんでしょう。

ネコパパ、NHKの仕事ぶりに疑問は多々ありますが、良質な番組は多く、受信料を払う価値はとりあえずは、あると思っています。
ところが、彼らにはせっかく製作した番組を、一人でも多くの視聴者にを受け止めてもらおうとする姿勢がどうも足りない気がするのです。なぜでしょうか。

NHKに、以上の文面で意見メールを送ってみました。
オランダのチェリスト、アンナー・ビルスマ氏が亡くなりました。享年85歳。
ピリオド楽器の音色や演奏様式がどうも苦手なネコパパが、とりわけ愛聴するこのチェリストは、ピリオド演奏の第一人者でした。
楽器や奏法を乗り越えて、ただただ素晴らしい音楽が迸ってくる人でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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以下、タワーレコードのサイトより引用

追悼 アンナー・ビルスマ(1934年2月17日 - 2019年7月25日)

掲載: 2019年07月26日 12:002019年7月25日(木)

世界の古楽界を牽引したオランダのチェロ奏者、アンナー・ビルスマ氏が亡くなりました。85歳でした。謹んでご冥福をお祈りいたしいます。

ビルスマ氏は1934年2月17日、ハーグ生まれ。父親に音楽の手ほどきを受け、16歳でハーグ王立音楽院に入学。コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者カレル・ファン・レーク・ボーンカンプに師事。バロック・チェロへも導びかれました。1957年、優等賞を得てハーグ王立音楽院を卒業。ネーデルラント・オペラの首席チェロ奏者に就任後、1959年にメキシコで開催されたカザルス国際コンクールで優勝しました。1962年にコンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者に就任し、6年務めたのち、ソリスト、室内楽奏者に転身しました。

その後はグスタフ・レオンハルト、フランス・ブリュッヘンらとともに、古楽器演奏のパイオニアとして、演奏会に、レコーディングに活躍。バロック・チェロ、モダン・チェロによるレパートリーは、幅広くバロック初期から現代音楽にまで及びました。また、妻でヴァイオリニストのヴェラ・ベス、ヴィオラ奏者のユルゲン・クスマウルと弦楽アンサンブル、ラルキブデッリを結成。古典派からロマン派までの室内楽レパートリーで時代考証による先駆的演奏を示して評論家、聴衆の双方から熱烈に支持されました。

研究者、指導者としてもハーグ王立音楽院およびアムステルダム音楽院教授を歴任、ハーヴァード大学から博士号を授与されるなど音楽界に大きく貢献。著者に、『バッハ──フェンシングの達人(Bach, The Fencing Master)』(1998)、『バッハのセンツァ・バッソ(BACH senza BASSO)』(2012)、『バッハと特権的少数派(Bach and the Happy Few)』(2014)、『落しもの──バッハの《無伴奏チェロ組曲》の最初の3曲のためのノート(Dropping — An Exercise Book for the FirstThree Cello Suites of Johann Sebastian Bach)』(2015)等があり、2016年に発表した渡邊順生との共著『バッハ・古楽・チェロ アンナー・ビルスマは語る』(アルテスパブリッシング) も大きな話題を集めました。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

■「チェロで踊る人」ビルスマの遺産から

♪チェロのためのバロック音楽 1968年 テレフンケン

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ビルスマ最初のソロ・アルバム。グリュネバッヒャー編曲のいわゆる「ボッケリー二のチェロ協奏曲」の室内楽版も含む。見事な技巧を駆使した演奏を披露していますが、まだ「古楽器奏法」の枠内での演奏という感じで、愛聴するにはいまひとつの印象を受けます。

♪バッハ 無伴奏チェロ組曲全曲 1979年 セオン

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ビルスマの名を世にとどろかせた1回目の「無伴奏」。
舞曲を意識した、生き生きと弾んだ演奏は、カザルス以来のこの曲のイメージを一新しました。この記事を書くために聞きなおしてみましたが、いやあ、やっぱり素敵です。聞いていて自然にリズムを取りたくなるような愉しさ。そして綿の手触りを感じさせるガサッとした体温のある響き。
彼は1995年、ヴィヴァルテ(ソニークラシカル)に二度目の録音を行っていて、なんとモダン楽器にガット弦使用という、イッサーリスと同じ方向性の演奏を行っています。そちらはテンポも遅めで、舞曲の楽しみはそのままに、表現の幅を広く取って、また別の魅力を引きだしています。互角の出来。ネコパパはどちらかといえば古いほうをよく聴きますけれど。

♪ヴィヴァルディ:協奏曲集  第1集1990年 第2集1996年  ヴィヴァルテ(ソニークラシカル)

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すごい勢いで飛び出してくる合奏に続いて、それを上回る奔流のようなチェロ独奏が躍り出てくる。激しさと沈潜の対比、激情の音楽。ネコパパの耳に「ビルスマ」の名を刻んだレコードがこのヴィヴァルディでした。以来何度聞いても圧倒されます。
これはジーン・ラモン指揮ターフェルムジークによる協奏曲集に含まれたもの。ビルスマのソロは各アルバムで2曲ずつしか聴けません。それだけが残念です。


♪ボッケリーニ;チェロ協奏曲とシンフォニア 1993年 ヴィヴァルテ

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ヴィヴァルディ同様、このボッケリーニも個性全開、ビルスマのピークを示す演奏です。ヴィヴァルディとは対照的に、やわらかい響きで内省的な音楽を追及。
特に最初に収められたニ長調の協奏曲は、リコーダーのオブリガートを伴った魅力作ですが、第1楽章のカデンツァや第2楽章での弱音部の雄弁さは、薄氷をなでるような、ぞくりとする感触があり、マイルスかシナトラか、と思うくらいです。


♪ハイドン:チェロ協奏曲集   1990年 ドイツ・ハルモニア・ムンディ

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こちらもボッケリーニ同様、雄弁のきわみのハイドンが聞けますが、ボッケリーニに比べるとやや普通というか…ビルスマ、これらの曲にそれほど共感していないような感じもします。自身の手になる解説文を読むと、ハイドンの作品であることを疑って
いる気配もある。そうかなあ。自筆楽譜が残っているのに?

♪ベートーヴェン チェロ・ソナタ全曲  ジョス・ファン・インマゼール(fp) 1999 ソニークラシカル
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♪ベートーヴェン チェロ・ソナタ全曲  マルコム・ビルソン(fp) 1986 エレクトラ・ノンサッチ

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ベートーヴェンのソナタも二度にわたって録音しているビルスマですが、なぜかどちらも、ちょっとかしこまって、きっちり弾いている印象です。特に新しいインマゼール盤は、その感が強い。もちろん、どの曲も、フィナーレあたりになれば、彼らしい活力みなぎるチェロを聴かせてくれるのですが、あのボッケリーニやヴィヴァルディを聞いた耳には「もっとやれるんじゃないか」と、身勝手な感想も抱いてしまうのです。ことによると、共演のビルソン、インマゼールが正統派のピリオドスタイルを頑として崩さないので、つい遠慮したのかも。
というのも…

♪プロシャ王とチェロ  スタンレイ・ホーホランド(fp)  1998年 ソニークラシカル

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こちらのアルバムに含まれたベートーヴェンの変奏曲の二曲でビルスマは、ソナタとは打って変わってはつらつたる躍動のチェロを響かせているからです。

♪ブラームス:チェロ・ソナタ シューマン:民謡風の五つの小品 ランバート・オーキス(P) 1995 ソニークラシカル

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ビルスマのレパートリーは古学にとどまることなく、1990年代以降はシューベルト、シューマン、ブラームスなどにも広がっていきました。メシアンの「世の終わりの四重奏曲」に参加したレコードも確かあったはずです。
このアルバムでの聴きものはブラームスよりもシューマン。カザルスの演奏でも有名ですが、ビルスマの演奏はいっそう軽いステップで、舞曲的要素を強調しています。ビルスマという人は、やはり「チェロで踊る人」だったのですね。

ビルスマは晩年、原因不明の病気による手足の麻痺に悩まされ、チェロが弾けなくなってしまったそうです。
YouTubeには2000年収録のバッハの無伴奏組曲第1番の動画がアップされていて、大変貴重な記録なのですが…


1979年のものとは別人のように、遅く深沈とした演奏です。
もしかするとこの時点で、病気の兆候があったのかもしれません。
あのすばらしいヴィヴァルディやボッケリーニのチェロ協奏曲も、ついに全曲録音は残されず、ぜひ聴きたかったドヴォルザークやシューマンのチェロ協奏曲や、ロマン派の小品の数々も、すべて幻となったのは…悔やんでも悔やみきれません。

せめては残された彼の遺産を大切に聴き、伝えたい。
幸い、未聴のものはまだまだ、あります。未発表録音の発売も期待したいところです。

名古屋市民管弦楽団の演奏会を聴いたあと、Sige君とネコパパは地下鉄で吹上ホールへ。
地下鉄、バス乗り放題で600円の「ドニチエコキップ」を二人とも買っているので、移動はらくらくなんです。

目的は…
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こんな感じでオーディオショップが集合して覇を競うデモ大会です。

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ネコパパは大体毎年冷やかしていますが、
sige君とは初めてかな。彼も近頃ちょっとオーディオに目が向いているので誘ったのです。

会場は初老の男性ばっかりです。「マンダム!」と意味不明なことを呟くSige君。

恒例行事のオーディオ評論家和田博巳氏のコメントによる試聴会もやっていました。満席です。
聞いたのは20分くらい、会の終盤でした。最後に登場したのが有名な大型スピーカーJBL  EVERESTの現行品 DD67000です。写真では最前列に見える一番横幅の大きいスピーカーですね。

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これでスティーリー・ダン、ビル・フリーゼル、それとジンマン指揮のマーラー、交響曲第3番の冒頭、ネルソンス指揮でショスタコーヴィチ交響曲第10番第2楽章などを聴きました。
どうしたわけかこの日は和田さんの話がマイク無しで聴きにくく、ちょっとストレスでしたが、音楽になるとさすがに広いスペースにいっぱいに鳴り渡る、迫真的かつまろみを帯びた響きが快感でした。これ、スピーカーだけで600万円。それだけの音はしますな。

いつもは冷やかしか、中古LPを漁るだけですが、この日は珍しくカートリッジなど購入しました。ネコパパの家電オーディオのそれも、やや疲れが見えてきたところなのです。まあまあ、安かったし。


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