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米国のゼロ金利政策が為替を円高へと導いているようですね。
一時は1ドル=87円まで進みましたが、日銀の金利引下げで僅かに米国より低金利に
なったことで、少し落ち着きましたね。
ただ、日本は既に金融政策に余地がないので困ったものです。
政治家や財務省主導での財政政策をタイミングよく有効に発動するしかないですね。
今は世界同時不況なので、これから急激な円高はないと思いますが、米国経済が
想像以上に悪いので、今後の自動車業界のビッグ3や大手金融機関の破綻などが起これば
怖いですけどね。
ドル・円はジリジリと円高への流れが続き、09年の半ばには70円台を付ける可能性がある
といったレポートも出てますね。
ドル・円の年間の変動幅はおよそ15円と言われており、現状の水準(19日現在で89円前後)
から考えると十分にあり得そうなのでやっかいですね。
日本の直近の例では、ITバブル崩壊後の01年あたりから金融機関の不良債権問題が再発し
事実上のゼロ金利政策がとられ、円安が進行したが、05年以降は円高に転じた。
これは、05年以降に日本景気が回復し貿易黒字が拡大したことが背景にあるようです。
中国のオリンピック景気がしばらく続いたことも日本経済にとっては大きかったですね。
米国経済では、貿易赤字は07年7〜9月期をピークに着実に減少しているものの、資本流入が
直近で急減してしまっている。
貿易赤字を資本流入でファイナンスできないと、ドルには下方圧力が掛かるようです。
日本の貿易黒字拡大時は外需が堅調だったが、現在は世界同時不況で米国の貿易黒字拡大は期待
しづらい。
経常赤字国の米国に資本が流入するには高い金利が不可欠だが、ゼロ金利政策下では、それも
期待できない。 その結果、ドル・円は緩やかな円高へと進行しそうです。
米国では、7000億ドルを用いた金融安定化法だけでは金融システムの健全化に足りないとされる
中、ビッグスリー(米自動車大手3社)救済問題などに加え、オバマ新政権で大型の景気刺激策がと
られることが確実視され、FRBは現行のように準備預金だけで対応することが将来的に困難になる
かもしれない。
そこでFRBが発行銀行券の大量発行に踏み込んだ場合には、ドルが暴落するシナリオが想定されますね。
日銀金融政策決定会合における政策金利0.1%への利下げは、ドル・円を下支えする若干の効果が
あるとみられるが、それも年明けくらいには剥げ落ちて、ドル・円は下落基調を強めそうです。
ただ、同時に発表したCPの買い取り計画に関しては、時限措置とは言え思い切った積極姿勢への転換
として評価できますね。
オバマ政権に移行して、すぐには経済もよくならないだろうけど、アフガン政策で泥沼に陥ったり、
ビッグ3の件や金融問題で、ドラスチックな対応をとりハードランデイングしたりすると為替も
大きく振れる可能性がありますね。
今は日本政府も棋士のように先の先の一手まで読んで行動しないと危険な経済状況に陥りそうですね。
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