宇宙論

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『1:1宇宙論』 12

■物質世界と非物質世界

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物質世界とは、見て触れることができる現実世界のことである。この現実世界が真実であると、一般的に信じられてきた。対して、非物質世界とは、見ることも触れることもできない精神世界のことである。伝統的にオカルトとして処理されてきた世界のことである。今回は、このことについて掘り下げてみる。

一般的に非物質世界とは、遠い異次元の世界や、遠い宇宙の世界などを想像するのではないだろうか。現実世界には存在しないものと伝統的に思われてきた。

しかしながら、現実世界にも非物質的なものが存在している。それは、我々の内側に存在する意識や思考や感情などの心の動きである。見ることも触れることも出来ないが、これらの存在を否定する者はいないだろう。

つまり、我々の外側には現実という物質的な世界が広がり、我々の内側には心の動きという非物質的な世界が広がっているということが出来る。我々は、生まれながらにして、物質的要素と非物質的要素を持ち合わせているわけである。

現実世界では物質にフォーカスされ、その存在を当然のものとして受け入れてきた。一方で、我々の内側に持つ意識や思考や感情も当然のものとして受け入れられてきたのである。オカルト的な世界を否定していながら、内なる心の動きについては何ら否定しないという矛盾があったのだ。

精神世界という言葉にはオカルト的な要素を感じてしまうが、非物質的という言葉の観点からは、我々の内側の世界を指しているに過ぎない。

我々の持つ世界とは、外側の物質世界と内側の非物質世界である。これは明白である。『非物質世界』という言葉の定義を少し掘り下げただけで、我々の生きる世界は物質世界と非物質世界の両方であることが理解できるのである。

非物質世界の代表格は、夢である。これも伝統的に受け入れられてきたものである。夢の存在を否定する者はいないだろう。夢とは、我々の内側で見るものである。外側の世界で見るものではない。そして、夢とは、現実世界の制約を受けることなく、自由な発想で、時間や空間にも拘束されることはない。また、夢の世界とは無限に広がるものである。

我々は、我々の内側に無限の世界を持っている。このことを何の疑問も持たずに暮らしているわけである。対して、外側の現実世界は有限である。我々の取り巻く世界を大きく捉えた場合、物質世界と非物質世界の占める割合は、どれほどなのであろうか。これについて考えた場合、現実という物質世界の方が、実は危ういものなのかもしれないという推測がすぐに湧き起こることだろう。

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