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★共に青春時代を駆け抜けた80年代の亡霊達に捧ぐ・・・
名古屋に今池という街がある。
かって80年代後半にあっしが過ごした街で名古屋で変わり者ばかりが集結した
アンダーグランドな場所である。
ヤ●ザに●翼、売春婦に犯罪者、インチキ芸術家にドロップアウトの音楽家、
ヤクの売人に武闘派パンク、ニューハーフに死にかけヒッピー・・・・・
とにかく当時名古屋中の闇組織の拠点であった。
実際、あっしのも人のことは言えた義理でもなかった。
1989年の時は当時ジャンキー女の家に転がり込み、ろくに仕事もせず午前中からロックを聴き
午後には近所にあるお世辞にもまともじゃないフィルムを放映し続けた映画館に忍び込んで
夜まで何時間もタダで映画を見る。
夜はライブハウスに入り浸り、朝までロック喫茶で変態な人間どもと語りあう毎日だった。
そんなガイキチじみた連中と付き合っていくと、さらに志が同じコアなやつらが仲間に残り
いつしか同じ価値観にに向かって動き出すのである。
のちに名古屋アンダーグランド音楽業界で「今池ロッカーズ」と呼ばれる少集団の誕生である。
そもそも名古屋今池を拠点に活動していたサイケバンド「割礼」に刺激された
ニューヨーク系パンクだった人間がこれに対抗すべく負けじと始めたバンド達がそう呼ばれた。
基本ダークネスで芸術的にどろどろとしたサイケデリックサウンドを独自の世界観を
日本的にで表現したバンドが中心だった。
そんなバンドの中でも「ザ・ルーツ」は格別だった。
当時、「あずま荘」という家賃1万?足らずの風呂なし共同便所のぼろアパートに
この今池変態集団は潜伏しており、そこはもう完全に現実ばなれしたすばらしい空間であった。
どう見ても60年代後半そのものでまるでマンガだった。
誰も部屋も関係なく、誰かいればそこに夜な夜な集まり、何でもありだった。
パンダカーや救急車も日常のようにお出迎えで、完全に世間から見放され
犯罪者あつかいのそのカオス空間の中でおよそ1年過ごした。
今思うに尋常ではない毎日だった。。
本で読む60年代の雰囲気そのものだったのである。
そしてバブルがはじけしばらくしてあっしは今池を去った・・・。
時代が急激に変化して俺達の居場所は1つづつなくなって、ある奴は郷に帰り、ある奴は仕事について・・・。あれから20年、今池も変わった。
当時カラーズと言う期間限定の無法地帯の空間はあとかたもなく、よく行ったロック喫茶ももうない。
大好きだったJAZZROOMも数年前に閉店したと噂に聞いた。
ここに1本のカセットテープとビデオテープがある。
昔、「今池ロッカーズ」と呼ばれ、コアなファンを魅了した
アンダーグランドバンド「ザ・ルーツ」の音源と映像である。
映像は1989年頃に「名古屋のど」とかいうテレビ番組に出たときの全盛期映像で
バンドの代表曲2曲を披露している。ただ残念なことにテープが古いので昔の裏ビデオばり(笑)の
画像の悪さである。(でもサイケって観念でまた見たらこっちの方が雰囲気あるかも!!笑)
カセットテープは同じ音源ものをテープに落としたもの!!
「ザ・ルーツ」についてあっしが知っている限りの音源等は
●デモテープ2本
●ライブビデオテープ(完全自家製でライブ会場と円盤屋(レコード屋)で売られていた!!)
●今池式(コンピもの2曲収録)
●ファーストミニCD(90年代になってから確かあった。)
◆テレビ映像・・・名古屋の中京テレビ深夜番組「ラジオDEでごめん」の
「勝ち抜きバンド合戦」みたいな企画に出ていた。
確かヒルビリーのあつしの番組の時。
それで見事勝ち抜いて何かのオープニングアクトに出て
テレビ放映されたのがある。ちなみにこの時着ていた衣装は・・・つづく。
写真1:「ビデオ&カセット」
誰かCD−Rに落として〜(笑)
写真2:「ビデオ画像」
どーよ??裏並みでしょ!!(笑)
ビデオの方は割礼1曲とシェディードールズ3曲も入ってた(笑)
◆今回このネタは「間違いなく伝説のみ残し、ろくに音源すら発表することすらなく
埋もれてしまうには あまりにも勿体ないバンドが世な中には存在する!!」という
季節風さんの思いに少しでもお答えすべく過去の記憶を引きずり出して ネタにしてみたっす。
◆尚、THE ROOTS(ザ・ルーツ)については今聴いてもでも間違いなくかっこいいです。
もしこの記事を読んだ方で当時ルーツが好きだった方やデモテープ等をお持ちの方は
是非コメントください。当時の写真やライブ告知のチラシ等お持ちの方もよろしく!!
◆ルーツのボーカルだったM氏は現在ニューヨークにて活躍中です。
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