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京都の刀剣研師です.

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一文字

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  18日、協会京都支部で佐野美術館で開催中の備前一文字展に行ってきました。

一文字展を見に行くにあたり、個人的なテーマとしては、「焼き出し部の刃の弱さを見たい」「一文字の腰刃を見たい」「研ぎ減っていない一文字の焼頭のキブさ(悪い表現でありまた間違った表現かも知れません)を見たい」「江戸期の差し込み研ぎが有れば見たい」などをもって行きました。

 焼き出し部の曖昧さや弱さ、そして腰刃はちょうど刀掛けに掛かる部分でもありますので見辛かったのですがまずまず確認出来、勉強になりました。
 
 減っていない刀は古くともやはり瑞々しい!・・がしかしフンワリしています。
若い物の非常によく出来た物と、古くとも減っていない物の違いは大変微妙な物です。
殆どの場合それほど難しくは有りませんが、深く知るほど難しい物が増えて行くのだと思っています。

古い差込研ぎですが、よく分かりませんでした・・・。
思った以上に刃取った物が多くありました。
いずれにしてもやはり手にとって見ない事にはなんともなりません。

一番印象深い物はやはりあれでしょう!
カマス切っ先の国宝太刀、銘 一
驚くべき健全さです。
一文字にウブ刃が残っているなんて・・・。
新々刀でもめったに出会うことは有りません。 
ウブ刃が残っていると言う売りの刀でも殆ど後で磨った物です。

展示の太刀のうち幾振りかは、「研ぎ減る前はこの太刀と同じ様にカマス切っ先でこの焼幅で、研ぎ減った結果現在の状態に成っている」と考えると、見方がかなり変わって来ます。

いやはやそれにしても健全な物と言うのは本当に貴重な物です。

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