想ひ

いえ、何ね…人生を少しばかり歩いてきた男の戯言ですよ。

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とうとう明日になった。
150回目のノスタルジックライブ(きゃろっつライブ)。

何回目くらいからだったろうか…
一人でクローズされたステージの木の扉を開き
前日と当日の二日をかけて出演者の立ち位置を考えたセッティングを行い
月に一回のこのライブのシーンを準備してきた。

誰にも言えなかったが、体力的にもつらいこの作業も
演奏者とこれを楽しみにしていらっしゃるお客様のことを考えると頑張れた。
誰かが縁の下の力持ちをしないと続いていかないライブも、これで目標の150回目。

いざ、この日が近づいてくるともっと頑張れそうな気もする。
いや、飲食業を誰かに任せこれに専念すればなんてことはないだろう。
しかし…
都会と違って対象になる人口が後ろから数えて日本でも5本の指に入るこの地方では
何から何までやらないと維持していくのは難しかった。

そして気が付くとあと数年で70歳が目の前に来ていた。
急に襲ってくる体調との戦いも乗り越えようとする俺のもう一方の意思を
完膚なきまでに崩していってくれた。

どこまでやればいいのかわからなくなった。
最終的に問いかけるのは自分自身。
そして出てくる答えは後向きな答えだけ。

この地域に生の音楽を…と、小さなライブから始めた想いは
この店においては、明日からの三日間で幕を閉じようとしている。
まだ…シーンは何とかして作っていかないと
バンドの仲間、同じ想いを持つミュージシャンにも申し訳ないような気もしている。

一方で、30年かけて十分に育ったこの地域のミュージックシーンに
老いぼれが出ていくのはもうやめた方がいいとの想いもどこかに潜んでいる。

ポロンポロンとガットギターを弾きながら夢を見ていたあの頃に
もう戻ったっていいじゃないかって…そんな声も聞こえてくるんだ。

様々な想いを持ちながら明日から三日間のライブに向けて
さあ、出発だ。

そして、その後に…
その後のことを考えよう。

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さあ、夏の月だ!

さあ、これで今月6月が終わる。
明日からは7月、暑さとの戦いの火ぶたが切られる月になるだろうか。
取り敢えず大きな対策の第一弾として営業時間を短縮することにした。

 〇ランチタイム営業……11時〜15時
 〇ディナータイム営業…18時〜22時
  OSはともに30分前。

一番気温が上がり、伴って厨房内の温度も上がる時間帯を休業することにした。
やはり昨年の難聴が最大の懸案で、これでとりあえず対処することにした。

当店では『たんぽぽオムライス』を無視しては通れない。
これを始めて29年になる。

中を半熟にした、トッピングタイプのオムレツライスは火の当たりどころが肝心。
風によって一方に偏れば当たった方は火が入り
当たらなかった方は表面が弱く破れやすい。
自分の身体にあてる風は作る料理にも作用してしまうので使用できない。

「冷房すればいいじゃないか」との声もあったが、そこまでの設備も
これからの後継のことを考慮すれば投資が出来ない。
スタッフの募集ももう一年になるけれど見込めない。

席数も多く、これを満足できるほどに運営するには現況のスタッフでは無理だし
俺自身がどう頑張ってみても限度がある。
前年度より成績は上がっているのにその対処は追いついていかない。

まっ、一番の原因は…俺の年齢と体調なんだろうな。

やるだけやって、それでも駄目ならば次を考えよう。

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笑い話と自己嫌悪

昨年の秋以来、毎日・毎時間店舗の継承とライブの存続を考えてきた。
起きている間…だけではなく、夜中にも夢で目覚め一人真っ暗い庭も眺めてきた。

自分の身体の感触と担当医の脅し(失礼)とも取れそうなアドバイス。
勿論思ってくださってのアドバイスであることは承知の上だが
何日たっても何か月たっても結論が出てこない。

笑い話のような話を一つ。
『忘己利他(もうこ、りた)』この言葉をご存じだろうか。
深夜まで営業するファミレスが一軒もなかった出雲市内に店を出した32年前
自らを戒めるために念頭に置いてきた四文字熟語。
それくらい自分を置いて他の利するところを考え行動すれば
自ずとそれなりの収入はあるものだ…と考えていた。
食べられればよかった。

今年3月、これを笑い話のようだが次のように読んだ。
『もう懲りた』の文が浮かんだ時、お終いだと思った。
所詮、俺ってその程度だったんだろう。
懲りてはいないものの疲れていた。
残るのは借金だけになるが、ここらで自分にケジメをつけた方がよさそうだと思った。
そしてこの結果だけを周囲に話し売却を進めることにした。

取り敢えず毎日・毎時間、鳴り続ける耳鳴りと難聴により
店舗の存続とは別にライブの運営はけじめをつけなければならない。
『150th Nostalgic Live』の7月が暑さに対するタイムリミットになるように思えた。
(そう、作られているのかなぁ…)

そして、家族に話しメンバーに話し、飾ってくれた皆に話した。
辛いなぁ…
本当にこれでいいんだろうか…

その反応は『もう懲りた』とは正反対の感謝と励ましだった。
惜しむ声より前に、何とかならないのかとの声がほとんどだった。
しかし、マスターの体調がそうならば仕方がない…と。

そんなことを考えた自分が恥ずかしくなった。

「どんなに間が空いても、この空間は再現してほしい」
「この店舗ではなくとも何とかノスタルジックライブを続けてほしい」
「皆が集まれる音楽空間を考えてほしい」

AKB48の総選挙にもあったような『卒業』の話は皆無だった。

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『J-Diner Carrot's』もしくは『ジェイダイナー きゃろっつ』
これが当店の冠をした店名。
『J-Diner』とは俺が勝手に作った造語だ。

気取った店ではなく、気軽に音楽が楽しめる大衆レストラン
これをやりたかったんだよね。
日本スタイルのダイナーってことで『J-diner』
コーヒー一杯で生音楽が楽しめる店がやりたかったんだ。

前身は『すりむきゃろっと』そしてライブや映像を手掛けた『人参企画』
これを総合して『きゃろっつ』とし一店舗でこれをやってきた。
12年前からのことだ。

思えば…32年前、静岡県・御殿場市から故郷にUターンしてきた当時は
この出雲市には深夜レストランなど一軒もなかった。
そして生音楽が楽しめる店も。

細々と『ミニミニコンサート』と称してオリジナル曲をやっても
聴いてくださるお客様も慣れないことに戸惑ってらした。
随分さかのぼって高校時代にやったギターに合ったシーンはなく
まず、これは聴いていただくシーンを作ることから始めなければと思った。

それ以来、耳になじんだオールディーズポップスやフォークの曲を
クラシックやコーラスに対抗するようにやってきた。
35歳の時だった。

その輪は1993年の仕掛けた野外コンサートで少しずつ大きくなった。
この年は海岸に設置した特設ステージは
翌日本番の日の雨で陽の目を見なかった。
知人の建設業の仲間が当日に代替のステージ町営公民館にすべて運んでくれて
この年の『漁火コンサート』は開催できた。

翌年、又も仕掛けたリベンジコンサートは
宵の漁火をバックに開催することが出来た。
この年が活動の本番開始だったように思う。
懐かしいなぁ…

今もこの時の仲間は数人親しく付き合っている。
更に年月は過ぎて皆齢を重ねた。
しかし情熱だけはいまだに衰えず
来年野外コンサートをやろうかという話まで出てきている。
さて…還暦を過ぎた若者だけで、どれだけのことができるか…
まっ、話だけでも楽しく明日が過ごせるね。

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葛藤その4

取り敢えず今まで一緒にやってきた仲間との
思い出作りの一ページという意味で共演者に声をかけた。
たくさんの仲間からいい返事をもらった。
中でも今月のライブ(6/16)は心に響くものだった。

特筆すべきは『Mさん』の特別参加。
実績を持つプロのジャズシンガーでありながら、うちのシーンに合わせて出演していただいた。
本来なら自分のソロライブでやっていただく存在なのに…

そして…
どうしても一緒にと声をかけて奏った初期のサンタナの曲。
Keyは復帰した『Yっ子』ちゃん、そしてサンタナは勿論『Hちゃん』
おまけにきゃろっつライブ初期のDr『Iちゃん』も参加してくれた。

かつてシーンを飾ってくれたミュージシャンとの共演は
涙が出るほど嬉しかった。
それぞれが家庭や仕事の都合で一旦は外れたノスタルジックライブ。
それでもここぞという時には顔を出してくれる。
中には天国に行った者もいるが、きっと…どこかで見聞きしているんだろう。

何よりも自慢したいのは今のメンバーと共にシーンを作り上げてきた『k』の存在。
今がなければ懐かしむ過去もない。
感謝、感謝だ。

出来れば…このシーンを永遠に続けたい。
しかし…

店舗は…
遡って今年の3月、家族を始め関係各位との協議の後
市内の大手不動産会社に店舗の売買仲介の依頼をした。
中途半端な営業をしながら内緒の売買をするのではなく、情報を公開しての取引。
皆が共有するここでのライブシーンの継続は、降って湧いたような幸運がなければ難しい。
ならば、まず自身が倒れないこと。
それが、その決断と実行が先に進むための第一歩になると確信している。

否応なしに今年も夏が来る。
今年の夏は昨年より厳しい気温になるとの長期予報もある。
夏を乗り切る自分自身の身体づくりが大切だ。
必ず道は拓ける。

来月の150回目のノスタルジックライブの内容を決定した。
●7月ライブ(Last 3days)
〇その1(7/21)…carrot's Bnd With koda Last Live(他3組決定)
〇その2(7/22)…4組予定中3組決定
〇その3(7/23)…All Last(入場無料・要1drink)です。
  …PM3時〜仲間の演奏(参加はPAの都合上事前連絡必要)
  …PM8時頃〜人参のオヤジソロ…『まだ途中下車』…想い出の曲と共に…
  …終了後 座談会(出演者・聴視者自由参加)

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