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養老孟司氏、講演会
演題「生きる力」 東京大学名誉教授 広島は、よく来る機会があります。大都会ですよね。島根によく行きますので、よく経由します。
西広島山地(恐羅漢山)の方より、西は九州ですね。 それより東は海の下でした。海の上にあったのは、大山くらいですね。 虫の生態で年代を見たりします。虫の生態で考えると億年ですよ。 人間は、せいぜい一万年ですね。 地震とか噴火の歴史の二割は日本です。 山口の山を登ると昆虫の生態が違います。羽があるもののそんなに遠くには行かない。 日本の人間のルーツはアフリカです。 趣味を持っている人は元気ですね。 歳を取ると仕事を外されてしまう。沖縄は、戦前は寿命が長かったのですが、戦後は寿命が短くなっています。特に男性が。 沖縄の人に聞くと、食事のせいだと言うのですが、納得いきません。 沖縄は都会です。端的に言えば、運動しなくなったせいだと思います。 体が動かないと元気がでない。 後輩がリハビリの夜と言う本を書いたのですが、自力で移動できないんですよ。 移動ができるということが、子どもが成長する上で重要なのです。 移動ができないと言葉ができないんですよ。移動ができるようになると動くたびに景色が変わる。入力と出力が変わるから言葉を発するようになるんですよ。 移動できなかった子どもが東大で医学部に入ってます。 親元から離れて、アパートを借りて、トイレに行くと転げて起きれなくなってしまいました。 私がいた病院は、手遅れな人が多いので、見た人は生きないんですね。 生きている人は、嘘をつきますからね。本当に痛いのかどうかわからない。 なぜ、彼の話をしたかと言うと、あれだけ障害があっても、生きる力には問題がない。 あるとき病気になって、指一本しか動かなくなっなった。 動くのは、指一本だけで、その一本で本を書いた。 そうなって、毎日、生きている実感をいだいたと。 指一本で生きるなんて、私にはできないと思ったらそれまで。 動けなくなって、もう動けないよと思ったらそれまで、人生っていうのは、そういうものだと思うんですよね。 トップは明るい方が良い。暗い人はトップじゃない方がいい。 明るいと余計なことを考えないですむ。 最悪な事を考えろというのは、そうですが、考えたあとは明るくいったほうがいい。 アウシュビッツのフランクは、収容所で奥さんも亡くしている。明日には解放されると思ったその日に、死んだ人の埋葬をするように言われて行くと。その間に、収容所にいた人はみんな連れて行かれて殺されてしまった。 私が思うには、あれは偶然ではない、収容所の所長が彼だけは生かしたいと思ったらからだ。 周りの人が生きるために自分がどんな影響を及ぼしているか。ある事が起こったときに自分がどんな態度をとれるか。それが、他人に大きな影響を与える。 日本人が戦ったということを隠しているわけですから。
日露戦争のそのときに、ロシア革命のいろんな火種を作ったと言われている赤士さん。 戦後は特に軍人はろくな人がいないとされていますが、いろんな人がいるわけです。 若い人に元気がない。自分達の子どもは、自分が生きた時代より悪い時代を生きると言う人が8割もいるというのが、びっくりした。そしたら、よくしようとしないのだろうか?
それが疑問だった。 人間の数なんです。15から64までの数、働く世代の数ですね。 厳戒集落ってありますね。70代を越えたお年寄りが多くなっている。 今、ひたすら大きくなっているのがお年寄りなんですね。 働く世代が減っている。 どうしてもお金を使わないといけない世代が減っている。 僕は40代まで貯金はなかったですよ。 歳を取るとなぜか、お金を貯めます。 確か、論後に老後にお金をためてはいけないと書いてある。 使わないから景気が悪くなる。 相続の平均年齢が68歳と言うんですね。 上は鬱陶しいしお金を持ってますから、
沖縄は生産人工が増えているんですよ。原因は、戦争で人口が減ったからですよ。 大阪は、戦後若い人にがどっと集まって、その人達が今は年寄りになっている。
若い元気な人がやってくる。不景気の根本は都会の過疎にある。 後二十年待ちますと中国も日本と同じになります。
江戸の年の暮れで、貧乏人が部屋をきれいにして、部屋の真ん中にみすぼらしい人がいるんですね。貧乏神だと、それを吐き出すと、来年はよくなると思ったら。天上で声がする。押すな。落ちると。
景気が悪くなっているわけじゃないんですよ。人が減ってるってことだけなんですよ。
なんのことはない。 子供達を見てるとわかるんですけど、今の子どもはすごく躾がいいんですよ。みんなで、虫を取ってて、30分たって。戻って見ると、みんな道の上にいるんですよ。道の上に虫はいません。よく考えなさいって言うんですよ。危ないからここから先は行くなっていうんですよ。昔は、ここから先はわからないって言うと勇気、やってみろって言ったんですよ。自分の限界を見て、そこから一歩出て見るというのがいいと思うんですよね。今は、無理はするなというんですよね。
農家の主人は女性なんですよ。羅臼は、不動産の登記は女性じゃないとだめだと。 アジアを回って見ると女性が働いてますね。その周りを赤ん坊を背負った男性がウロウロしてるんですね。 男はいらないと思った方がいいんじゃないんですかね。余計なことをする。
中山間地域に放り込んで、草むしりをさせたらいい。 霞ヶ関は、やりませんね。ビルの中で、パソコンに向かって、あれでいいんですかね。 バカンスといっても、ぶどうえんにいって、ぶどうを取ってたりしますが、賃金をもらっています。
世の中が不景気だからといって、自分も不景気な顔をする必要はない。
人が減っているだけですから。 それだけじゃないだろうと言われるんですが、私は経済学者じゃないので。 社会全体に元気を出させるにはどうするか。
動けって言うと現代の人は、どうなるのかと言うんですよ。 わからないというと無責任だと言うんですよ。 子どもはかわいそうです。禁止は、一見良いようにみえますけど、何もうみませんから。 我々の心の持ち方、気の持ち方次第で、変わるんですよ。
介護とかをしっかりすると、二十年後には中国で需要が出るんですよ。 私は、今日このあと、熊本に行くんですよ。
農村漁村に子どもを行かせるというのをやるんですよ。 一週間行かせるのが良いんですよ。子どもの一週間は、大人の一ヶ月くらいに相当する。 私が傷をすると三日ぐらいかかるけど、子どもは一日で治ります。 子どものことは手が抜けない。 ごく普通の病気が、日本人は嫌がったりする。
熱射病になるのに気がつかない。ちょっと注意すれば、熱射病にはならないのに。 アフリカは地平線しか見れない。あの人、どこに行くんだろうって感じですけど。 一年くらい、ブータンかラオスに行くといいと言うんですよ。
文明のあるところから田舎に行くと対応できないですが、田舎にから都会のは対応できるでしょ。 子供達の生活を安全第一だけじゃなくて、考えて欲しいんですよ。 最後に、生きる力なんですけど、こういうこと考えると暇だなぁと思うんですよ。
こういうことは、考えない方が幸せ。 仕事には二つあって、自分だけのための仕事。これは趣味って言われてしまう。しかも、誰もお金を払ってくれません。でも、一生懸命やると面白いんです。 それ以外にもう一つ仕事があって、それは世のため人のためといって、今、みなさんがされている仕事がですよ。今は、能力があるから仕事をしていると言うですが。教授というのは、教授の椅子という意味です。私がいなくなっても誰かが椅子に座れますから、誰でもいいんですよ。その椅子に伴う仕事がある。誰でもいいんですよ。 残った時間は自分で使えばいいんですよ。一つの仕事にはかかりっきりですよね。それがいけない。仕事があるのは、世の中の都合なんですよ。あなたの事情で仕事があるわけじゃないということを知らないといけない。 首相が世の中のためと思ってやってますかね。 腹が座っているという。 そういう意味で、仕事は世の中のためだと思ってもらうといいんですよ。自分のためと思うと弊害が出てくる。えらい人が地位にこだわる。長い間いると傷をつける可能性がある。いつかは返さないといけないと思ったらいい。 自分にあった仕事というのは、ないよ。と。世の中のためだと思えばいい。ニーズ次第だから。 早く行って学生に教えているのは、預かった仕事だから。預かった限りは、一生懸命やらないとね。 手を抜いたら、若い人にはすぐにわかっちゃう。 親だからって子どもを理解していると思ったら大間違い。虫が好きな親なんていませんから。 私なんてすごい良い環境で、わかるわけないじゃないですか。 相手の人が理解してくれないから言葉があるんでしょ。こうやって一生懸命話さないと理解してくれないくれない。 何を言いたいかと言うと、やってみなさいということなんですよ。 今のように、「職場の人が、自分のことを理解してくれないしてくれない」とか言うと、無口になってしまう。わかってくれないのが当たり前じゃないですか。 自分が好きなことだけをやってて、お金をくれることがあるわけないじゃないですか。 好きなことはお金にならないに決まっているじゃないですか。 どうしても仕事に付随していてどうしてもやらなければならないものは、好きって決めればいい。 そうすると、自分がなくなるというんですが、自分がなくなるわけないんですよ。 我を張っているだけでしょ。嫌なことは好きになればいいんですから。やってみなけりゃわからないでしょ。と言うんです。 後は、ご自分でじっくりお考えください。 ありがとうございました。 |
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