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僕も見ました、プロジェクトX!
とっても面白かった。餃子の話なんかもう……僕には絶対できんやろうなーって。
映画見せに行ったり、食事に連れて行ったり、お菓子を用意したり、部が軌道に乗るまではどこも大変なんだなーって、感慨深かったです。
さて、僕があの番組を見て感じたこと。
高嶋先生、あるいは淀工グリーのあの子たちにとって(今は知りませんが、少なくとも創部当初は)、
「コンクールで勝つこと」は、ただ「勝つこと」以上のものだったんだ、と言うことです。
バレーボール部、バスケ部、柔道部、彼らは「勝利」を目指して練習に励みます。だれも「長い人生、生きがいを持って楽しむために」とか「生涯学習の基礎に」なんて思ってやっているヤツはいない訳で。
コンクールで「勝ちたい」という心理はそれと同じじゃないかって思うんです。
もちろん音楽はスポーツとは違います。
スポーツはもともと「勝負を競うもの」です。
戦ってヤリあって相手を傷つけて、その上の「勝利」を勝ち取るものです。
でも、音楽は違う。
という風に仰る方もいるでしょう。尤もだと思います。
でも、「部活の運営」という観点で考えると、やっぱり「コンクールで勝つ」事を目標にしていくのが最も手っ取り早い。「いい音楽をしよう」「より良い演奏を目指そう」「楽曲の核心に迫ろう」なんて、高校生には分かりにくいし、そういう方向性でやっていくとしたら、指導者にもの凄い力量(音楽的にも生徒指導的にも)と人間的な魅力が必要です。それに、ちょっと方向が間違えば「楽しきゃいいじゃん」的になったり、その「楽しい」を履き違える子どもが出てきて、音楽室は「魔の巣窟に……」って、笑えない冗談です。
そうなるくらいなら「コンクール」を目指して、ストイックに音楽を、否、「勝負」を楽しむのも一つの道ではあります。
合唱部は、音楽をする集団、の前に「部活」なわけで。
僕は、コンクール大好きです。きっと根が体育会系なんだと思います。運動音痴(いえ、音楽的にも音痴です)ですが。
僕はコンクールを「成長のチャンス」って考えています。
音楽的にも、人間的にも。
目標に向かってコツコツ努力すること。
自分の能力としっかり向き合うこと。
他人と競うことで(部内でも部外でも)強い心を鍛えること。
みんなで一つのものを作り上げる難しさ、できたときの喜びを知ること。
目標を定めて、邁進すること。
うれし涙、かなし涙を流すこと。
……
これらは、分かりやすい「目標」があって初めて達成されるわけで。
僕の指導力では「コンクール」の力を借りる他ないのかな、って。
コンクールに向けての凝縮した時間のなかで、上のようなものが少しでも芽生えてくれたらな、って思っているわけです。
そんな時間を子どもたちとすごせば、「勝負」以外のものも必ず見えてくると信じてもいますしね。
ちょっと長くなりました。
さて、明日は例の「フェスティバル」の合同練習です(過去記事参)。
どうなることやら……
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こんにちは。 私も見ました、高嶋先生は初めて見たんですがいい先生ですね。 感動しました。
2005/5/14(土) 午前 10:15 [ t_m*m*08*2 ]
コンクールって言われる通り必要悪なんですよね。 出来ればコンクールに執着しない演奏が出来ればベストですが・・・ 入れ替わりの多い学生では難しいことですね。 高嶋先生は大変キャラの立った先生でその音楽理論、指導力は尊敬に 値しますが・・・性格的に合わない方もいるかも。今回のトラブルは そこらへんの部分を製作側が全く配慮せず思い込みで進めたからでしょうね。
2005/5/28(土) 午後 3:27 [ hokochan ]