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「すばらしい!!!」 ……という出来ではないです、正直。 ハーモニーもリズムも甘い。「大学生の演奏」ということを差し引いても、やっぱり雑。Eoliaさんの言葉を借りるなら、「エッジ」のぼやけた、そんな感触。(大阪H.シュッツ合唱団の演奏を指して「エッジの立った」と表現されていたので、ちょっと拝借) だけれど。 すごくいい演奏だと思いました。 僕は好きです、こういうの。 音楽に溢れている、というか。 愛に満ちている、というか。 ニュアンスがとても豊か。 緊張感が増して、音量が増すところ、よりも、そこからフッと開放されて力が抜けるようなところの表情が、僕は好き。こんな表現、忘れていたな。 「雑さ」が却って爽やかさ、爽快さ、ドラマを引き立てているようにも思います。 音楽がとても大きく感じられました。 近年演奏は、「正確に、純度を高く」という方向にあります。 それに意義を唱えるつもりはありませんし、僕もその方向で音楽作りをしたいな、と思っています。 でも「正確さ」「純度」を求めすぎるあまりに、音楽の楽しさ、豊かさ、暖かさ。もっと言うなら「遊びの部分」を忘れてしまっていた。この演奏は、僕にそれを気付かせてくれた気がします。 みなさんも聴いてみて下さい、と言いたいところですが、
このCD、残念なことに廃盤なんです。 はぁ。 |

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