おいしいうた

いい歌をうたいましょう

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2005年05月

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目標

さて、褒めてばかりもいられません。

とりあえずはコンクールでいい演奏をしましょう。
今年は去年より激戦です。
みんなも上手くなったけど、他はもっと上手くなっているかもしれません。
それにたくさん集まったとはいえ、まだまだ「合唱団」とは呼べない人数。
きっとA団体でも一番少ないはずです。

そんな君らが目指さなくてはならない方向性。
「完璧なアンサンブル」
「隙のない音楽性」

本当に難しい課題です。
アンサンブルを整えようとすれば、どうしても音楽は小さくなりがちです。
逆に、思いっきり歌えば(大声を出すという意味ではありません)、どうしてもアンサンブルは乱れる。
そのギリギリのバランスを見つけるのが本当に難しい。

分かりやすく言えば、S稜高校とK松市立高校の良さを兼ね備える、という感じかな。
思いっきり気持ちよく歌いながら、自然に正しい音を歌っている、ってのが理想。

音を「あわせる」のではなくて、自然に「合っている」というか。


そのためには、普段の練習から「音程」に気をつけ、正しい音程を「体に覚えこませる」ことが必要。「骨の髄まで」ね。
最初はマイナス思考で「音を合わせる」ことになるかもしれません。
でも、きっとそのうちそこが気持ちよくなると思う。
そこじゃないと嫌になると思う。

そしたらきっと「気持ちよく」「自由に」歌えるよ。
それまで少しの辛抱です。

夏に向けて、始動!!

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すごい!!

だんだん音が整ってきました。
澄んだ響きになってきました。
声も悪くありません。
音楽的にも少しだけ豊かになってきました。

……って思っていたんです。


ところがっ!!


練習後、2年生と話していたら
「まだまだ全然違う。全然揃ってない」
って。

うーん、そうかなぁ。だいぶんいいけどなぁ、、、
まだ納得しない僕。

そこまで言うなら、と、試しに2年生と残って練習していた1年生で歌ってもらいました。

すごいっ!!

澄んだ清潔な響き。
曲を大切に大切に歌おうという姿勢。
すーっと心に沁みてきました。
そこには「音楽」がありました。

2年生、成長したね。
技術的にも勿論だけど(でもまだまだです)、音楽へのイメージ、目標が高くなったことが、何より大きな成果です。

ありがとう。
目が覚めました。
頭の中、軌道修正します。


さあて、ちょっと厳しくいきますか。

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僕も見ました、プロジェクトX!
とっても面白かった。餃子の話なんかもう……僕には絶対できんやろうなーって。
映画見せに行ったり、食事に連れて行ったり、お菓子を用意したり、部が軌道に乗るまではどこも大変なんだなーって、感慨深かったです。

さて、僕があの番組を見て感じたこと。
高嶋先生、あるいは淀工グリーのあの子たちにとって(今は知りませんが、少なくとも創部当初は)、

「コンクールで勝つこと」は、ただ「勝つこと」以上のものだったんだ、と言うことです。


バレーボール部、バスケ部、柔道部、彼らは「勝利」を目指して練習に励みます。だれも「長い人生、生きがいを持って楽しむために」とか「生涯学習の基礎に」なんて思ってやっているヤツはいない訳で。

コンクールで「勝ちたい」という心理はそれと同じじゃないかって思うんです。
もちろん音楽はスポーツとは違います。
スポーツはもともと「勝負を競うもの」です。
戦ってヤリあって相手を傷つけて、その上の「勝利」を勝ち取るものです。
でも、音楽は違う。

という風に仰る方もいるでしょう。尤もだと思います。

でも、「部活の運営」という観点で考えると、やっぱり「コンクールで勝つ」事を目標にしていくのが最も手っ取り早い。「いい音楽をしよう」「より良い演奏を目指そう」「楽曲の核心に迫ろう」なんて、高校生には分かりにくいし、そういう方向性でやっていくとしたら、指導者にもの凄い力量(音楽的にも生徒指導的にも)と人間的な魅力が必要です。それに、ちょっと方向が間違えば「楽しきゃいいじゃん」的になったり、その「楽しい」を履き違える子どもが出てきて、音楽室は「魔の巣窟に……」って、笑えない冗談です。

そうなるくらいなら「コンクール」を目指して、ストイックに音楽を、否、「勝負」を楽しむのも一つの道ではあります。
合唱部は、音楽をする集団、の前に「部活」なわけで。

僕は、コンクール大好きです。きっと根が体育会系なんだと思います。運動音痴(いえ、音楽的にも音痴です)ですが。
僕はコンクールを「成長のチャンス」って考えています。
音楽的にも、人間的にも。

目標に向かってコツコツ努力すること。
自分の能力としっかり向き合うこと。
他人と競うことで(部内でも部外でも)強い心を鍛えること。
みんなで一つのものを作り上げる難しさ、できたときの喜びを知ること。
目標を定めて、邁進すること。
うれし涙、かなし涙を流すこと。
……

これらは、分かりやすい「目標」があって初めて達成されるわけで。
僕の指導力では「コンクール」の力を借りる他ないのかな、って。
コンクールに向けての凝縮した時間のなかで、上のようなものが少しでも芽生えてくれたらな、って思っているわけです。
そんな時間を子どもたちとすごせば、「勝負」以外のものも必ず見えてくると信じてもいますしね。

ちょっと長くなりました。
さて、明日は例の「フェスティバル」の合同練習です(過去記事参)。
どうなることやら……

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んもぅほんっとうに忙しい!
全然ゆっくりする時間がない。
と言いつつ、レッスンは通っているし、高校にも行っているし、大人チームの合唱も頑張っているんだけど。

で、どうしてもここは滞りがちに……
その間も覗いてくれた方、どうもありがとうございます!
そして、ご期待(?)に添えず、ごめんなさい。

また滞ると思いますが……見捨てず、ながーい目でお付き合いくださいませ。

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