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きょうはレッスンでした。
「そばなり」って言葉があるんですね。側ではすごくでかい声に聞こえるんだけど、遠くへは全然飛ばない声、のことらしいです。
最初は「なんだか抜けないなー」って思いながら歌っていました。自分のまわりがものすごくウルサくガンガン鳴るんですね。「そばなり」です。
で、ゆっくり通るところを探して……そしたら、
スコーン!!!
ありました、抜けるところ。
感覚を言葉で表すのは難しいんだけど、本当に「からだの真ん中、芯から声が出ている感じ」
ものすごく体の奥の方からエネルギーが発生して、ものすごく前のほうで歌っている感じ。体の心からずっと前方まで一本の管で繋がっている感じ。すごく嬉しかった。
あとは曲になっても、音程が変わっても、ことばがついても(子音がついても、母音が変わっても)、音色を変えても、そのポジションを譲らずにキープできれば……ってそれが一番難しいんでしょうけど。アルフレード=クラウスなんかは「前で」「全部一緒に」歌えって言うらしいです。ベルゴンツィは「全部同じ息の流れで」って。とってもよく分かる。一番いいところを譲らないで、全部そこで歌え、ってことなんでしょう。
言葉はなるべくシンプルな方がいいと思います。要は、その言葉と「いい状態の声」をリンクさせればいいんです。同じ声を聞いても、ある人は「頭のてっぺんからでてる」って聞くだろうし、ある人は「喉が開いている」って聞くだろうし、ある人は「よく喉が閉まっている」って聞く。それで良いんじゃないかな。レッスンのときに「もっと○○な声」って言われて、「いい声」がリンクして思い浮かべられれば、そんで、その声に近づこうとすればいいんです。学習者と指導者の間の「暗号」みたいなもんですね。
「赤い甘酸っぱいハート型した果物」を僕らは「りんご」と呼ぶ。アメリカ人は「アッポー」と呼ぶ。呼び方は違うけど頭の中では同じものを思ってる。
ちょっと分かり難い説明をしてしまったような気もします。
読んでて「?」だったり釈然としなかったりしたら、遠慮なくコメントくださいね。「間違ってる」ってご意見でも全然オッケーです。いろんな人のいろんな意見を聞いて、自分の指導や練習に生かすってのが、ブログをやり始めた一つの理由ですから。
みなさんはどんなレッスンを受けていますか?
何を思って歌っているのでしょうか?
良かったら、否、是非聞かせて下さい。
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