わりとロハスな視点で取り組むコンテナハウスと非日常料理

建築・命!料理趣味!建築家が取り組むコンテナハウス、料理&地域。最近は沖縄徹底研究。

建築系エッセイ

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「けんちくする(建築する)」というココロが実はこの映像の中にある。
見てくれ、
イメージ 1

地表(実は支持地盤まで埋め込まれた)に基礎が見える。

ある種、人のチカラが及ばない(平らにはしてあるけど)土地の中に
こうやって「基礎」が埋め込まれると
なにか「ヒト」の意思を感じる「総体」が見え始める。
つまり、「ある種のオーダー」が生まれる。

それが「ヒト」の創造活動が始まり、進んで行くけんちく行為の第二弾だ。
何かの「意思」が入り始めた事を感じるのは、この「ファウンデーション」に始まる。
イメージ 2

今、第二弾と表現したのは
実はこれ以前にもう一つ前の行為がある。

紙、あるいは、電子的表層の上にその表現をし、
コンセプチュアルな設計作業が行われている。
実はこれが第一弾だ。
つまり、けんちくの設計。
設計作業は人類史上の中でもかなり古くから行われているコンセプチュアルアートである。
「建築」というのは
これらの川上の作業も含め「けんちく」と呼ぶ。
イメージ 3

そしてこちらの布基礎の上に建つものは
これだ
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20年前の仕事に遭遇

コンテナハウスにはこの頃はまだ何の興味も持っていなかったので普通の建築をしていたが、
最近石垣島に仕事でやって来て、
思いがけず、自分の20年前の仕事(建物)に遭遇した。
イメージ 1

そういう意味では、
日本全国、北は北海道から
南は石垣島まで
なんだかかけずり回っていたなあ・・・と思い出す。
国内の航空運賃の合計が年間数百万あって、
税務署の人から「なんでこんなに?」って聞かれたりしたなあ。

当時は「造る事」そのものが好きで
比較的「多作系」の仕事のやり方だったなと思い、ある種反省する・・・。
現場に行った事すらない仕事もあって
竣工式の時だけ駆けつけたりして・・・。
(あ、まちがえてない、大丈夫・・・なんて思ったり・・)

そんな事を考えると今は、全く仕事への取り組み方が違っている。
ボルトの一本に至るまで
何処に何がどんな風に何のためについているのかすら把握している。
数万点のパーツについて
なぜそこに、そんな風に入っているのかわかっている。
しかもどんな立地で、どんな向きに、何を考えて配置するかまで・・・。
当たり前かもしれないけど、
意外と建築家たちはメーカーさんなんかに図面を任せる所もあり、
結構知らない部分もあるのだ。

しかし今はそれはない。
なぜなら、全てのパーツを開発しているから
知らない訳がないのだ。

石垣のこの物件も
別にいい加減にやったという事はないが、
意外とまだ図面を描き、設計そのものが好きで
現場に監理に行くのは好きではなかった。
あぶないし、うるさいし、よごれるし・・・ってか。(爆)

今は、コンテナ建築に関しては
造り出したら、造り終わるまで貼り付きだ。
まあ工期は短いのだが(10日くらい)
いないと誰もどうしていいかわからないという所もあるのですが
現場で出来上がって行く事がとても面白く、嬉しい。

20年前に自分が設計した建築物に出会うと
ちょっとなんだか照れくさい。
「よく建ってたな」って、壊れてどうする・・アネハじゃないんだから・・・。
20年前にしては
まだまだいけてるやん・・・(爆)

海のマルシェ

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やはり若いデザイナーの作品「海のマルシェ」。
登場出来る場を与えられると彼らや彼女らは目を輝かせ
テーマに向って絵を描き続ける。

ゆりかご

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子育て支援空間を作った。実はこの空間は極めて廉価なコンテナで出来ている。
子供たちに見て欲しくて、デザイナーに絵を頼んだ。
決してわかりやすい「子供向き」ではないアートとして描くようにというのが
私の注文である。
幼児向けと言われる単純化された「ミッフィー」のような絵が、
子供の感性を育てる邪魔をしても、育てる事は決してないと思っている。

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フランツ・フォン・シュトゥックのサロメという絵画には見覚えのある方も多いかも知れない。この時代(1900年初頭)のドイツのある街、ダルムシュタットという街では「ユーゲント・シュティール」という芸術運動がスタートした。ユーゲント・シュティールを感じたくてその街まで行った事がある。当時の芸術家村が使われながら保存されている。やがてこの運動はゼツェッシオンのオットーワグナーなどにも受け継がれた。

この時代と、ロシア構成主義時代の建築物が私にとっては最も心に響く。現代性と芸術としての建築が一体感を持っている時代だと感じられる。そんな物件の設計をいつかはやってみたいと思っているが、当然それをこの現代でやる意味を持ちながらの事になるので、当時のデザインのようになるわけではないだろう。技術だけではなく「装飾的匠の世界」とが両立している。

皆さんがよく知っているアールヌーボーの走りとなった芸術運動である。

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