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大阪の行方

昨日の新聞で、大阪府立公立学校後期募集の希望調査の結果が掲載されました。

この調査は、実際に中学3年生が出願する前に、どの高校に出願する希望を持っているのか調査するもので、ほぼ、この結果程度の人数が実際に志願します。

結果によると、志願者は過去最低、大きく定員割れする見込みの学校も多数有り、厳しいと言わざるを得ません。

イメージ 1
















































(2011年3月5日 朝日新聞朝刊)
今回、大きく倍率を伸ばしたのは、新たに文理科が設置された普通科のトップ校です。普通科総合選択制は後期入試に移行した結果、倍率を下げています。そして、中堅以下の学校については大きく定員を割り込んでいる学校が多数あります。

新聞によれば、私学の志願者はかなり増えているようです。私立学校無償化の影響が大きいようです。

今回定員割れを起こしている学校、一般的に見ると、いわゆる「底辺校」と言われる学校も多いです。しかし、このような学校の中には、独自の取り組みを持ち、多数の実績を持った学校が多数あるのです。定員割れの結果、学校から活力が失われ、独自の取り組みが継承されない事態が生じてくることが懸念されます。

また、私学の無償化も良いことばかりではありません。大阪府の補助金(年収350万円以下の家庭に支給)と授業料の差額は学校が出すことになるので、経営を圧迫する懸念があります。学校の経営が危うくなれば、やはり教育の質の低下を招くことにつながります。今回、定員を大幅に超えて入学者を受け入れている学校があるとも聞きます。教員数からいって、その生徒数は適正なんでしょうか。

僕は、橋元府政の教育政策は、かなり問題があると考えています。橋元府政の教育政策の基本は、「教育に市場原理を」です。新自由主義的な政策で、学校間で競争をさせて競うことで良くしようというものです。しかし、現状では、競争の前に、学校間の諸条件が平等とは言えないと思います。それに、そもそも、教育に競争原理、本当にふさわしいのでしょうか。

橋元知事は「子どもが笑う」ことを教育政策の基本に掲げていたはずです。現在の方向では、高校中退が激増すると考えられます。早急に改めていただきたいものです。






閉じる コメント(2)

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お久しぶりです。

上の表の一番右下に自分が行ってた高校があります。
いろいろな事情を抱えた人を受け入れられる学校でした。
このような学校をもっと作ってほしいです。

自分もそうでしたが、トップをみんなが目指せるわけではないのですから、
みんな違ってて良いということを身を以て感じられる教育が大切ですね。

2011/3/14(月) 午前 0:31 [ - ]

お久しぶりです。遅くなってすいません。

すでに後期入試が終わりましたが、この表よりは志願者が増え、大きく定員を割り込んだ学校は減りました。しかし、教職員の定数減があるかもしれません。教育予算が削られ、教職員の人件費の抑制が行われる中仕方がないのかもしれませんが、これまで大阪の高校が行って来た教育を今後も引き継いで行くためには、一定数の教職員が必要です。現状では少なすぎると思いますよ。

2011/3/25(金) 午後 6:59 [ 団長アラカワ ]


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