ご〜けんの「音楽とオーディオ」

クラシック音楽をこよなく愛し、ちょっと技術面にも興味のある方、ぜひ情報交換してください。

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再度、引越し

      このブログはしばらくお休みします

  やはりレスポンスの問題に耐えられないので、下記に引越しします。
  YAHOOならではの優れた機能に名残惜しい気がしますし、いただいた
  コメントなどもありますので、ここも閉鎖はしないつもりです。
  新たなコメントは下記にお願いいたします
  ※引越し先はhttp://gohken.exblog.jp/ です! 

          では、今後ともよろしくお願いいたします

廉価版CDPとSATRI-DAC

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CDトランスポート(ナカミチ 1000mb)が不調になりまして、ローエンドですがCEC製品を購入しました。お値段で比較すると1/10にも満たないものですが、何とか使えるのではないかと思っています。

トランスポート部分の音は厳密には比較していません(ガッカリするだけなので・・・)。しかし、ちょうど良い機会なので、DAC部分を聴き比べてみました。自作のDACの方が柔らかで高音まで伸びているように思いました。相手は8倍オーバーサンプリングの24bit、自作品は18bit、チップは同じバーブラウン製です。

ところがCECは定位がとても良いのです。そうか、我が家のオーディオの定位性を指摘されたとき、DVDプレーヤはまあまあだったな、と気がつきました。早速DACの改造にとりかかりました。本当はチップ周辺のコンデンサに手を加えたいのですが、今回は電流増幅部(SATRI)のみとしました。

パスコンとしてマイラーらしき6000pFのコンデンサが使われていたのを、スチロールに交換しました。もう一つ、カップリングのOSコンをタンタルに換えました。結果はかなり良好です。完全ではありませんが、ほぼ満足できるレベルです。その代わりに、音の色艶が減少しました。今回の収穫としては、高度な電子回路を搭載する部分は、それなりの確かな測定器、あるいは良い耳で評価する必要があるなと感じたことでした。

ブルックナーの7番

私はブルックナーのことを、全く興味の対象外にしていたくらいでした。しかしこの7番を聴いて、なかなか味わい深いものがあるなと思い始めました。ブルックナーの人柄は、この記事の最後に付けたメッセージに良く現れていますが、曲の完成後でも、演奏の練習中あるいは出版の前後などでも、作曲者本人あるいは弟子、その他いろいろな人が楽譜に手を加えたみたいです。

ハース版は「怪しげなものは採用しない」方針で、最も原典版に近いそうですね。朝比奈さんのフローリアン教会における録音のエピソードにもありましたが、6秒もの長い残響時間のあるホールでは、ノバーク版に採用されている打楽器などは無い方が、曲の本質をより良く表せると言う話もあります。CDではヨッフム盤、朝比奈(フローリアン教会)盤、マズア、レバイン、映像としては小澤+サイトウ記念、ティーレマン+ウィーンフィル、生演奏ではスクロヴァチェフスキー+読響、大友直人+京都市響などを聞きました。

ヨッフム盤は、流れるような旋律とハーモニーの美しさが際立っていました。マズア、レバイン以上の洗練された感覚を持ちました。朝比奈盤は、メロディーの歌わせ方、ダイナミックさ、神聖さなどを全て持ち合わせた別格のものと感じます。録音はアナログみたいだし、大阪フィルは時々ボロも出しますが、それをはるかに超えた構成力、臨場感、宇宙観などが含まれているように思いました。特に第4楽章の美しさを再発見しました。ブラームスにも通じる構成を感じました。奇跡的な鐘の音も聞こえました。ホールの残響が曲に最高の響きを与えてくれます。その空間にノバークも同席していたなんて、凄い事ですね。(添付した画像は同じフローリアン教会で、カラヤン+ウィーンフィルが8番を演奏したときのものです。)
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/ef/58/ja8cte/folder/66525/img_66525_8012632_0?1122477209.jpg
朝比奈さんが何故ハース版を採用したかどうか詳しくは判りませんが、曲の途中のフレーズ間の間合いを大きくとった指揮ぶりに、大阪フィルの団員は日頃それほどの意識は持ってなかったそうですが、このフローリアン教会にきて演奏して、初めてその意味が分かったなどという、面白いエピソードも紹介されていました。演奏するホール、聴衆、時代などに合わせた版の選び方なども、ありそうな気がしてきますね。

以下、引用です。
===========================================
ブルックナーはとても遠慮深い指揮者でした。ウィーン・フィルの指揮台に立ち、彼の交響曲《ロマンティック》を指揮することになりました。彼がなかなか指揮棒を振り上げないので、コンサート・マスターが彼に向って、「さあ、どうぞおはじめになって下さい」するとブルックナーは、「あなたがたこそどうぞお先に!どうぞお先に!」

ミケランジェリ(Pf)

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スイス・ルガーノで収録された画像が、BS2で何度か放映されました。大変貴重な映像だと思います。ベートーベンが2曲、それにシューマンとブラームスです。画像・音ともにとてもきれいで、表情をアップで映し出しています。大のカメラ嫌いと紹介されていましたが、これは特別なものなのでしょうね。

演奏が終って拍手に答える姿は、これで良いのかと思うくらいツッケンドンですが、演奏そのものは最高だと思いました。私は特に最高のピアニストとまで考えている訳ではありませんが、その演奏と生き様には興味を覚えます。

手持ちには「映像」LP 2枚組み(ドビュッシー)が残っていますが、極めつけの演奏だと思います。またアルゲリッチの先生でもあった(そんなに親切な教え方はしなかったようですが)とか、大賀ホールのピアノが実はミケランジェリのサイン入りで、日本に持ってきて演奏したあとにSONYが買い取ったなどのエピソードもありました。

晩年の音楽と生活は葛藤の連続で、周囲との関係もうまく行かなかったようです。彼が亡くなった時にそのあたりの話を読んだりしたのですが、胸が詰まされる思いがしました。録音はそれほど残っていないみたいなのですが、実況録音を集めたCD 7枚組みがあるので、時折それを聴いたりしています。

普及するシステムの話

たまたま下記の記事を見つけまして、なかなか考えられさせる点が多かったので、ご紹介します。地上波デジタルの話題ですが、オーディオにも参考になる話だと思います。ただし、オーディオと言う趣味そのものが衰退してきていて、ホーム・シアターのジャンルに取り込まれてしまいそうな点が気がかりです。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1203/hot291.htm
===============以下、引用=========================
コンパクトカセット ⇒ Lカセット
コンパクトカセット ⇒ DAT
VHS ⇒ S-VHS
NTSC/アナログBS ⇒ アナログHiVision
CompactDisc ⇒ DVD-Audio/SACD

 これは、代替が期待されながら、デファクトスタンダードになれなかったフォーマットの一例だ。この短いリストにBSデジタルを加えても良いのかもしれない。

 地上デジタルが訴求する画質の向上という点で、最も近いのはVHSとS-VHSの関係だと思うが、S-VHSはついにVHSを置き換えることはできなかった。VHSとS-VHSの間の画質差はかなり大きいが、ほとんどの消費者はS-VHSを選ばず、VHSの3倍モードで構わないと考えたのである。

 画質、画質というが、ほとんどの家庭のリビングルームにあるテレビの表面を指でなでたら、ホコリで指は真っ黒になるだろう。これでは画質もへったくれもあったものではない。だが、これが現実だ。

オープンリール ⇒ コンパクトカセット
コンパクトカセット ⇒ MiniDisk
アナログレコード ⇒ CompactDisc
8mm ⇒ DV
レーザーディスク ⇒ DVD-Video
銀塩カメラ ⇒ デジタルカメラ
VHS/S-VHS ⇒ 記録型DVD(予定)

 逆にこちらの短いリストは、置き換えに成功したフォーマットの例だ。置き換えたもの(右側)はそれまでの標準(左側)に対して、必ずしも高音質・高画質ではない。一定の音質や画質に達するには右の方が安価で済む、ということはあるかもしれないが、絶対的な音質や画質では必ずしも向上しているものばかりではない。

 では、成功例と失敗例を分けたものは何か。筆者は使い勝手の向上があったがどうかだと考えている。失敗した上の例は、確かに画質や音質は向上するものの、使い勝手に差がないものばかりだ。これに対して下の例は、いずれもデータ(メディア)のハンドリングが容易になっており、使い勝手が向上している。

 一般消費者に一度使ったら元には戻れない、と感じさせるのは音質や画質ではなく、使い勝手の良さなのだ。DATが置き換えられなかったコンパクトカセットを置き換えたのがMiniDisk(MD)であることが、これを象徴している。

 現時点で入手可能なフォーマットのうち、もしCompactDisc(CD)を置き換えるものがあるとすれば、それはDVD-AudioやSACDではなく、MP3に代表される圧縮フォーマットであり、それに対応した機器だと思っている。

 CDに対して音質は向上しない(必ず劣化する)が、そのデメリットより使い勝手が向上するメリットの方が上回ると考えられる。もしDVD- AudioやSACDがせめて8cmを標準と決めてしまえば、12cmのCDでは実現できない新しい使い方の提案ができたのに、と思うのは筆者だけだろうか。

 まず使い勝手が良くなり、それにさらに音質や画質の向上が伴うと、そのフォーマットは確実に標準の座を勝ち取ることができる。成功例のリストを見ると、アナログからデジタルへの移行が多く含まれていることに気づくが、これはデジタル化そのものが評価されたからではない。多くの場合デジタル化はデータのハンドリングを向上させ、それにともなって使い勝手が向上したことが成功をもたらしたのである。

 この原則に地上デジタルをあてはめて見るとどうだろう。確かに画質は向上するが、前例からいくとこれだけで普及することは難しい。使い勝手の点では、デジタル化により向上する余地はあるハズだが、現時点ではコピーワンスによる制約など、むしろ使い勝手の低下が懸念される始末だ。初期のサービスエリアの狭さと考え合わせると、先行きに不安を感じざるを得ない。地上デジタルは、画質の向上を一般消費者に訴求するという「タブー」に挑戦しているようにしか筆者には見えないのである。

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