ご〜けんの「音楽とオーディオ」

クラシック音楽をこよなく愛し、ちょっと技術面にも興味のある方、ぜひ情報交換してください。

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 前のページ | 次のページ ]

イメージ 1

ロストについては、森 麻季さんのところでも書きましたが、そのリリックなソプラノには、私の友人の一人を道連れにすっかりハマっています。初めてロストの存在を知ったのは、なんとスカラ座「オテロ」を観てからでした。その時の感想は、ここhttp://park11.wakwak.com/~goda/k/concert.htm#scalaに書きましたが、予想もしなかった素晴らしい歌手に巡り合った一瞬でした。

そのオテロを観にいく前の話もついでに書きますと、予習のためにDVDを購入した時のことです。スカラ座とムーティ、そしてドミンゴとヌッチ、最高の顔合わせです。収録は2年前だそうで、現在の工事中店仕舞になる前の映像です。感想は素晴らしいの一言です。ストーリーに無理のあることは承知の上で、そこはさっと流し、むしろ主役3人の心の葛藤を巧みに表現した演出と、出演者の最高の演技に大変感動しました。この収録の数日後、体力的に衰えのあるドミンゴが出演を放棄し、チケットのキャンセルが続出したと言う、いわくつきの公演だそうです。NHKホール公演では、オテロとデスデモア役を除いて、ほとんど同じキャストで観る事になります。それもスカラ座初めての字幕つきで・・。セットもそのまま持ってくるようです。

さて、今回添付した画像はロストがまだ若い頃の「ドン・ジョバンニ」と、1998年に出演した「クリスマスコンサート(ムーティ,スカラ座)」の手持ち映像タイトルです。いずれも彼女の声が素晴らしいリリコであり、オペラと宗教曲のどちらもこなしてしまう、貴重な声の持ち主であることが良く分かります。今年末のソフィア歌劇場「リゴレット」と「オテロ」のチケットが取れたと、先の友人から連絡が入りました。今からワクワクの毎日になりそうです。

デジタルマルチAMP

イメージ 1

1個 1200円のIC(TA-2020トライパス社)で組み上げたデジタルアンプを使い始めて、もう2年が過ぎようとしています。半年後にマルチアンプとして組替えて、スーパースワン+ツィータをドライブしていました。スピーカーをネッシーに変更した時、アナログアンプの傑作と聴き比べましたが、やはりこのデジタルアンプがベストと思いました。音は一言で表現すると、「何枚も皮の剥けた音」かな?

モノラル2WAYとしたことで、スピーカーケーブルの長さを極小化できるメリットも大きかったのではないかと思います。ただし、電源コードには要注意です。動作点はDクラス、つまり音の強弱に応じた電流がACラインに流れます。アナログアンプ、それもAクラスなら原理的に起こらないことです。これに気がついてから、電源を引っ張るのに、定格32Aのビニルキャプタイアを使うようにしました。

以下、デジタルアンプを自作するときに考えた事柄の中から、アンプに内蔵されたSW電源にまつわる話を書いて置きますので、興味のある方は読んでください。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
私のデジタルアンプは、最初はアナログ電源でした(3/22頃)。しかし歪みが気になり、安定化の必要を感じました。そして、外付けMOから外してあったSW電源に、すぐ取り替えたのを思い出します。SW電源の動作について、私の認識を書いて見ます。参考書はひとつも見ていないので、間違いもあるかと思いますが、そのつもりで・・・。

まず、AC 100Vをいきなり整流します。平滑コンデンサには、100V入力専用の電源なら200V耐圧、220Vにも対応したユニバーサル型では、400Vのものが使われていると思います。この直流を原資にして、数100kHzの(コントロールされた)交流を発生させます。それをトランスで5V or 12Vまで落とし、整流します。商用電源より周波数が高いので、小さなトランスで済むのが特徴です。

整流後の例えば12Vを検出して、前段にフィードバックをかけ、安定化させます。この回路の時定数が数kHzと言われていますので、これ以下の領域では充分低い内部抵抗が得られます(NF量によって決まる)。この12Vの出力には、まだリプル成分が含まれますので、平滑回路を通します。周波数が高いので、小さなコンデンサとチョークコイルで済みます。ここで使われている10uH程度のチョークコイルの線径が何mmあるかで、流せる電流値を推定できます。PC用のSW電源では、2〜3mmもの太い線が使われていました(5V 15Aの回路)。

私が最初に使ったSW電源は、緑電子のMOについていたものですが、5Vには7uHの小さなチョークが入っていましたが、12Vの回路にはこれが無く、3端子レギュレータらしきものが使われていました。放熱器もありませんでしたので、定格の500mAすら流せない仕様だったと思います。

TA2020のアイドリング電流は60mAですので、無信号の場合は良いのですが、大きな音を出すときは問題です。現在のデジタルアンプ 1号機用電源は、12Vのチョークコイルとして、0.8mmくらいの線が使われているので、1〜2Aくらいは行けそうです。

数kHz以上の周波数については内部抵抗が上昇しますので、数10uF以上のコンデンサをパラに入れる必要があります。このコンデンサの種類によって、音がコロコロ変わるのです。OSコン、タンタルの併用と、容量比率を調整して、トロイダル・空芯それぞれのタイプにマッチした設定にしてあります。

ギル・シャハム(Vn)

イメージ 1

音楽の趣味を共有できる一番の友人と話をしたときのことです。「いま最も注目すべきバイオリニストは誰だろう?」・・・、シャハムだ、と一致したのを覚えています。その後ずいぶんと経ってから、その友人と一緒にサントリーホールのリサイタル(2003/3)に行って聴いた演奏は、今でも鮮明に覚えています。

なかでもバッハのパルティータ第2番は素晴らしいものでした。まだCDになっていない演奏を聴けるのも、生の醍醐味かなと思います。この曲はシャハムとしても、レコーディングするにはまだ早いと、残してあるのでしょう。テンポはかなり速めでした。しかし、最高に美しいのです。

彼の演奏技術は群を抜いています。職人的なところを感じさせるフレーズもあります。しかし、あの音色とキビキビ感、透明感、ダイナミックなところ、などなど全てを持ち合わせたバイオリニストだと思います。近代〜現代の曲など聴くものなら、目を(耳を)疑うくらいに研ぎ澄まされた演奏です。

添付した写真は、NHKに初めて登場した18歳の時の録画、ベルリンフィルとの共演、そして2003年サントリーホールでの映像などを納めた自作DVDタイトルです。その後の放映はありませんが、FMを聞いていたら、シャハムのリサイタルに遭遇したことがありました。妹さんの伴奏で、モーツァルテウム 大ホールでの演奏です。

曲目は下記の通りでしたが、先日のサントリーホールで聞いた曲もいくつか含まれていて、音が素晴らしいし、演奏の「キレ」が一段と冴えていたと感じました(特にプロコフィエフ)。ホールの影響もあるのかな。相変わらずの「鼻息」もすごくて、オン・マイクであった事が想像されます。その割にはホール・トーンが良く出ていたと思いました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 − オーストリアの音楽祭から −(3)
  〜ザルツブルク音楽祭2003から〜
 ▽ギル・シャハム バイオリン・リサイタル
「バイオリン・ソナタ ヘ長調 作品57」  ドボルザーク作曲
「バイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 作品94bis」
                     プロコフィエフ作曲
「組曲“から騒ぎ”作品11 から」     コルンゴルト作曲
 (1)花嫁の部屋の乙女
 (2)ドグベリーとヴァージェス/夜警の行進
 (3)間奏曲/庭園の場
 (4)仮面舞踏会/ホーンパイプ
「バイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108」
                       ブラームス作曲
「ハンガリー舞曲 第2番 ニ短調(アンコール曲)」
       ブラームス作曲、ヨーゼフ・ヨアヒムによる編曲版
                (バイオリン)ギル・シャハム
                 (ピアノ)オルリ・シャハム
  〜ザルツブルク・モーツァルテウムで収録〜
  (オーストリア放送協会提供)

タンノイのSP

イメージ 1

いまは手元にないスピーカーにまつわるお話です(写真はスターリング)。

私の場合は、これぞと言うスピーカーがFIXできた後は、アンプの鳴り方の違いを自作・調整しながら聴き込むことが多いです。新しい方式や、時には自分のアイデアが良い結果を生んだ時には、鬼の首を取ったが如く大喜びしたりしていました。傍から見れば、何をやってんだろ、みたいなとられ方もされていたんでしょうね。

しかし、一応の評価が終って満足の段階になると、研ぎ澄まされた感覚もどこかへ行ってしまって、音楽のソースをあれこれ求めるようになります。この周期が少しでも長くなれば、結果的に良い環境を手に入れたことではないかと思います。

友人から借りた本で思い出すのは、現在はタンノイGRFのオーナーの方が、イギリスで生活していたとき、英国人の友人にオートグラフを買いたいと相談したら、「君の部屋はどれくらいの広さか」と聞かれたので、30畳だと答えたら、「そんな部屋で鳴らしきれるものではない」と言われたとか・・・。結局、GRFを持ち帰って使っていると言う記事がありました。

私はタンノイでも、GRFとエジンバラは不出来な製品と思っていますし、アーデン、ヨークの時代は知りません。カンタベリーとスターリングが気に入りましたが、オートグラフをテレオンで試聴した覚えがないのです。絶対、買えないものという頭があったのだと思います。今でも買えないのは同じなので、興味がありません(^^)

カンタベリーとスターリングは、ちょうどタンノイがTW(テクノ・ウェーブ)型のツイーター採用、アルニコ-IIIの超強力マグネット採用などで、来るべきデジタル時代に対応をしようとした時期の新しい製品です。ですから決して真空管アンプと相性が良いと言われた時代のタンノイではないのです。

一言で「タンノイ」と評されても、それぞれの音作りが違いますので、やはり自分の耳で確かめない限り、何とも言えないのが実態です。※しかしながら、カンタベリー15をアキュフェーズA-50で聴いたときの驚きは、いまでも鮮明に覚えているくらいショックな経験でした。これがあれば、100倍くらい音楽を楽しめるなと思ったものでした。

イメージ 1

クリスティーネ・シェーファーは、この「ルル」で初めて見たのを思い出します。若くて小柄なオペラ歌手でも、ここまで堂々と役柄をこなせるんだな、と驚きました。しかもこの役がピッタリなのです。東京のCD屋さんで彼女の演奏を探したら、いくつか見つかりました。

その後、1998年ベルリンフィルのジルベスタ・コンサート生中継に出演したのと、その翌年も登場したのを覚えています。最近ではブーレーズ指揮のベルリンかケルンコンサート放映で見かけましたが、身重の姿が印象的でした。

2002年の来日コンサートの映像も手持ちにありましたが、この土曜日にBS-Hiで再放送されました。昨年の来日ではシューベルトの「冬の旅」が評判を呼んだようです。私は生で鑑賞したことがありませんが、先月のウィーンフィル定期公演を、たまたま長男が卒業記念旅行と称して出かけた折に聴いたそうです。うらやましい限りです。

彼女のオペラ映像としては、他に「リゴレット」を持っていますが、ついつい惹かれて見てしまいます。何が魅力かって、良く分かりませんが、声の大きさとか質と言うよりは「表現力」ではないかと思います。レパートリーは、現代曲に近い方を得意としているようにも見えますが、来月のNHK BSでいよいよシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」が放映されます。これは本当に心待ちにしているところです。

開く トラックバック(1)

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 前のページ | 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事