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佐藤さんは約1ヘクタールのハウスで菊やストックを栽培。妻の厚子と息子の俊夫さん、さらにパートを雇い、周年出荷しています。盆から彼岸にかけて出荷する菊は約65アールに作付ける予定です。
佐藤さんは震災後、栽培品種の約60%を自家採種できる品種にし、苗の購入費を減らしました。さらに、今年から暖房機は熱効率の良いエコファンに替えました。24時間タイマーで一日を四つに分け、それぞれの時間帯に暖房温度を設定することができる4段サーモと合わせて使うことで、燃料費などを従来の35%にカットすることができました。
低コスト・省エネ栽培にシフトしたきっかけは昨年の東日本大震災です。施設には被害がなかったものの電気が止まり、暖房機が使えなくなりました。さらに、運送もストップし最需要期だった菊やストックの出荷ができなくなり、ほとんどを廃棄しました。そのため、少しでも生産コストを下げようと苗の自家栽培の割合を増やしました。しかし、「これまでの重油に頼った暖房より生育が少し遅れるため、温度管理を意識している」と佐藤さん。
現在、石巻市場を中心に県内に向けて出荷している。今年の秋までにはハウスを2棟新設する予定で、さらなる生産の拡大と安定を目指します。
写真=菊苗の摘み取り作業をする佐藤さんら
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2012年03月27日
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山形県の農業生産法人国立ファーム・山形ガールズ農場の奈須野農場長は公演で、加工品開発や女子大生のステイプロジェクトなどを紹介。「今後も女性の力で農業のイメージを変えていきたい」と意気込みを語りました。
また、大崎市のブランド「デリシャストマト」などを使った加工品を作り、専門カフェを2010年にオープンしたデリシャスファームの今野専務はこれまでの経緯を紹介。「まずやってみて悩むのはそれから」と助言しました。
また、管内の農産物加工品24点を展示。デリシャストマトジュースや米粉クッキーは試食もあり、参加者は手に取りながら生産者に質問をしていました。
同センターの及川所長は「自分たちが栽培したものを加工、流通、販売することで農業の魅力を最大限に発揮し、地域農業の発展が震災復興にもつながれば」と期待しています。
写真=基調講演で「農業のイメージを変えたい」と話す山形ガールズ農場の奈須野農場長
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