みどりの青空のひとり言

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JAみどりの田尻有機農業研究会は8日、大崎市田尻地域で有機稲作の育苗現地検討会を開きました。
生育はおおむね順調でしたが、一部で高温による病害の発生や徒長気味の苗が見られました。
今後、かん水とハウス内の温度管理を徹底することを確認。田植えは今月下旬から始まる見込みです。
 
イメージ 1同地域では、それぞれの地域性や農地、環境に適した有機農業に取り組んでおり、栽培方法はさまざま。現地検討会では、6ヶ所の施設ハウスを巡回。適正な温度や水管理をしたことで、順調に生育している施設もあり、JA営農センターの稲作指導員は「天候が落ち着いてから播種(はしゅ)作業したため生育が一定に整った」と分析しました。
 
検討会では、同研究会の会長が「健苗づくりは稲作生産の基本。活着が良く、初期時の分けつも期待できる。今後は、特に除草対策を留意し、良質な有機米を生産に努めて欲しい」と会員の士気を促しました。
 
同研究会では、生産者21人がJAS有機栽培や無化学肥料・無農薬栽培に取り組み、2012年産は「ひとめぼれ」を中心に5品種約50㌶の作付けを予定しています。
今後は、6、7、9月と定期的に現地検討会を開き、圃場(ほじょう)を巡回しながら、その時期や生育ステージに合せた水・肥培管理を施し、安全・安心で持続的な農業・付加価値の高い有機農産物の技術研究と普及啓発を目指すことにしています
JAみどりのは25日までの9日間、美里町や大崎市の管内5地域で稲作の育苗指導会を開きました。
今年は気温が低く経過したことから、被服期間が長く3日から5日遅い生育と分析。指導員は「育苗の生育ステージに合わせた水・温度管理を徹底してほしい」と呼び掛けています。
 
JA田尻営農センターでは20〜24日の4日間、36会場で水稲の苗を巡回。稲作指導員が苗の状態を小まめに確認しながら、農家に今後の育苗管理の留意点や薬剤の使用時期について指導しました。
 
管内では、1日から15日までに種まきをしたうち、上旬の苗の一部に高温による障害や過湿、乾燥が原因でカビの発生が見られました。今後、ハウス内の換気をしながら、生育ステージに合わせ温度管理を徹底するよう呼び掛けています。
 
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  今年もおいしいお米になりますように・・・☆
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大崎市鹿島台の集落営農組合は3月31日と4月7日の両日、水稲種もみの鉄コーティング作業を行いました。飼料用米「まなむすめ」を20㌶作付ける見込みで、近隣の生産者から委託された種もみを含め600㌔をコーティングする予定。さらに、主食用枚にも試験的に取り組む方針です。
 
鉄コーティングは昨年から始めました。初年度は同飼料用米を400㌔コーティングし、10㌃当たり3.7㌔を10㌶直まきしました。
作業は、カルパーコーティングにも使う種子コーティングマシンを使います。種もみに水を含ませながら、焼石膏(しょうせっこう)と鉄粉を混ぜ合わせた粉を3回に分けてコーティング。同営農組合の組合長は「仕上げに焼石膏を混ぜないと、種もみ同士がくっつきダマになる」と昨年の反省を生かし、慎重に作業しました。
 
自らの水田でも鉄コーティングをした種もみの直まき栽培に取り組もうと7日、多数の近隣生産者が作業の見学に訪れました。同市鹿島台の生産者は「種もみを無駄なく使え、労力やコストが削減できるのは大きな魅力。これなら後継の担い手に勧められる」と話していました。
 
組合長は「昨年は、台風がなければ移植栽培並みの収量が見込めた。鉄コーティング播種(はしゅ)は、約50%の発芽率であれば多収量が見込める。飼料用米で技術を確立し、少しずつ主食用米にも取り入れていきたい」と意気込んでいます。
JAみどりの有機農業推進協議会は3月27日、2011年産米の有機稲作に取り組んだ結果を確認し、技術向上につなげようと検討会を開きました。管内の実証展示圃場(ほじょう)8ヵ所では、11年産米の10㌃当たり平均収量が、前年の432㌔から、46㌔増の478㌔となり、技術向上に手応えを感じています。
 
役員15人が、実証展示圃場に施用した肥料や栽培管理結果などを確認。一部の圃場でカメムシや雑草被害があったが、一等米平均比率は95%となりました。
また、有機栽培に30年以上取り組んでいる大崎市田尻地域では、長年有機稲作に取り組むことで土壌に多数の微生物が生息し、雑草の発生を抑えることに成功している圃場もあると報告されました。
 
同協議会の副会長は「08年の同協議会設立時は、地域ごとに技術の差があったが、少しずつ足並みが揃ってきた。今後も継続して情報を発信・共有していきたい」と話していました。
美里町のJAみどりの南郷営農センターとJA稲作生産部会南郷支部は2月23日、2012年産米づくりに向けた稲作講座を同所で開きました。同センター管内では、2011年産米16万1251袋(1袋30㌔)を出荷しましたが、紋枯病の発生で乳白などの白未熟粒が目立ちました。今後、圃場(ほじょう)の栽培管理などを徹底して病害対策を行うことを確認しました。
 
宮城県古川農業試験場作物保護部病害制御班の鈴木技師は、環境保全型農業に取り組み始めた1998年ごろから、農薬を制限したことで紋枯病の発生率が増えていると指摘。近年の発生推移などを説明しました。
 
さらに、紋枯病の菌核が圃場で越冬し、代かき時に水面に浮くことも話し、「畦畔(けいはん)沿いの浮遊物を取り除き、田植えは疎植とし過繁茂を避け、圃場管理を徹底してほしい」と注意を呼び掛けました。
 
県美里農業改良普及センター先進技術班の阿部主任主査は、昨年は平年より少雨だったため、高温・多照による窒素栄養不足から玄米の品質劣化や胴割れ粒も目立ったと分析。「稲は土壌からの養分吸収が一番多い。堆肥や追肥を十分に施肥し、稲の体力を落とさない米づくりをしてほしい」と呼び掛けました。

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