東日本大震災からの復興をPRしようと、宮城県ホルスタイン同志会は6月20日、第46回ホルスタイン共進会を美里町のみやぎ総合家畜市場で開きました。大震災で牛舎が倒壊したり、搾乳ができないなど、多くの被害を受け、中止も検討したが、全国の酪農家の支援もあって開催にこぎつけました。
県内から60頭が集結。スタッフや生産者らが「love bego love miyagi」のロゴが入ったそろいのTシャツを着て、全国へ復興の意気込みをPRしました。
津波の被害にあった名取市の宮城県農業高校は、奇跡的に助かった14頭のうち3頭も出品。そのうち1頭が未経産の部でリザーブドチャンピオン賞を受賞。他の2頭も入賞し、会場を沸かせました。
第4部(生後20ヶ月以上)で最優秀賞となった牛を担当した農業園芸科3年の古木さんは、「選ばれて本当にうれしい。緊張したけれど歩き方などを練習してきた成果が出せた」と喜びました。
また、美里町の佐々木さんは、地震で牛舎が全壊する被害を受けたが出品にこぎ着けました。現在は仲間の牛舎で牛舎で23頭の牛を飼養しています。佐々木さんは「牛は今も体調を崩している。しかし、仲間の力を借りながらがんばっていきたい」と前向きに語ります。
グランドチャンピオンは未経産の部で大崎市の浜田さんの出品牛の「ピーチ フィールド ジャンクション ローン」、経産の部は丸森町の長谷部さんの出品牛「サウスファーム ウエルキン ロイ チャンス」となりました。
写真=共進会の様子
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