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10月27日(土)
10月25日(木)〜26日(金)の二日間にわたり、金沢全日空ホテル、都ホテルを会場に、第55回全国私学教育研究集会が行われました。
この大会は50年に一度回ってくる大会で、石川県の私学9校がホスト役となり、学校経営部会、生徒指導、進路指導、教育課程、国際教育、特色教育、情報教育、福祉教育のそれぞれの8部会に分かれて研究発表等が行われました。
25日(木)は、県立音楽堂大ホールで、開会式と全体講演があり、講師に御茶ノ水女子大学教授の藤原正彦先生をお招きし、「国家の品格」と題して講演していただきました。
藤原正彦先生の御著書「国家の品格」は200万部のベストセラーになりましたが、藤原先生は理学博士で本業は数学ですが、政治・経済にも鋭く、日本の文化・伝統に大変詳しい方です。
藤原先生曰く、日本は戦後米国に次ぐ経済大国になったが、貿易黒字の大部分は米国の国債に投資され、地方に財政が行かず、いつまでたっても苦しい状況が続いている。いつまでも米国の言いなりになっていてはいけない。10年前は、米国は日本に内需拡大を要求していたが、今はしなくなった。その代わりに米国の国債を買わされている。
規制緩和も、規制しているからこそ秩序が守られているのに、何でも規制緩和といって、日本の良い伝統までも壊されている。
世界は環境破壊が進んでいるが、日本の文化は自然を神と捉え、自然と調和する心は日本人が昔から持ち備えている心である。華を生ければ花道となり、書を書けば書道となり、茶を入れれば茶道となる。
紅葉のもみじの美しさは日本の文化で、西洋では単なる枯れた葉に過ぎない。蝉の声や鈴虫の声は、西洋では雑音に過ぎない。日本人は昔から自然と調和し、悪い事をしたら「お天道様に申し訳ない」と言い、道徳心に優れていた。江戸時代、明治時代から識字率も世界一で、貧乏だが高貴であった。
藤原先生は、世界を救うのは、日本の文化だと言い切ってはばからない。
今回の私学研究集会では、素晴らしい講演を拝聴できました。
高等学校の教職員は総出で研修会の手伝いをし、本校は特色教育部会の運営を行いました。そのため航空祭の代休を二日間これにあて、授業は休みにしました。
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