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今回はジャカルタ首都圏の話題を離れ、中央線(Bogor 線)の終点Bogor と山岳地帯のSukabumi を結ぶ全長57.2km の非電化単線路線、Bogor - Sukabumi 線の現況をお伝えします。
同線は、首都ジャカルタから西ジャワ州都バンドンへ至る西回りルートの一部として1882年に開通、長い歴史を誇ってきましたが、線路の老朽化などの問題が発生、2006年3月から運行休止になりました。その後、沿線自治体と住民の声に答え、インドネシア鉄道は軌道改修工事に着手、2008年12月になって、気動車による運転復活にこぎ着け、このほど丸1年が経過しました。 ところが、1周年を迎えた2009年12月、同線沿線は雨期に入り、受難が続いています。まず、12月初旬には、Bogor 県の最南端、Sukabumi 県との県境に近いCigombong で路盤が崩落、2週間にわたり不通となりました。復旧したばかりの12月24日夜、同じくCigombong 付近の踏切で、今度はSukabumi 行き下り列車の車輪が空転し、線路に乗り上げ脱線、再び不通となりました。明けて2010年に入り、ようやく同線は運転を再開しています。Cigombong 付近は、チサダネ川の刻む渓谷が線路脇に迫り、急勾配、急カーヴの続く同線の難所となっています。これから先、本格的な雨期を迎え、安全運行を祈るばかりです。 なお、Bogor - Sukabumi 線のダイヤは、1日1往復、Bogor 17.00 発下りSukabumi 行き、Sukabumi 5.00 発上りBogor 行き、所要時間は各々約2時間です。5両編成の気動車「Bumi Geulis」号が運転されています。 |
路線
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