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写真は、右中上のみGaluh Adhitia Putra、その他は筆者撮影 |
車両
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今回はジャカルタ首都圏の話題を離れ、東ジャワのスラバヤ地区で活躍する気動車、KRD Susi についてご紹介いたします。
インドネシア第2の都市スラバヤでは、近郊都市と結ぶ3種類の気動車列車が運転されています。ひとつは、スラバヤと南西部衛星都市モジョケルトを結ぶ、電気式気動車「KRDE Arek Surokerto(詳細は、JABOTABEK レポートNo.15参照)」、西部衛星都市ラモンガンを結ぶ、「KRD Sulam」、そして今回ご紹介する、南のポロンと結ぶ「KRD Susi」です。 Susi とは寿司のことでしょうか? 何とも日本人には親しみやすい名前ですね。実はこの言葉は、「スラバヤ(Surabaya)」と、「シドアルジョ(Sidoarjo)」(終着ポロン手前にある都市名)から作られた造語です。KRD Susi は、2010年3月改正ダイヤによれば、スラバヤコタ(一部シドトポ)とポロン間で一日6往復が設定されており、両駅間を約80分で結んでいます。 文献によると、スラバヤ地区には右上写真の青色系塗色1編成(4両)と、朱色系塗色1編成(3両?)が在籍しているようです。このうち青色系編成は、その独特の前面塗色パターン故、地元の子供たちから「ドラえもん」と呼ばれ、親しまれています。その子供たち、幼稚園の郊外遠足などでKRD Susi を利用することが多く、車内では毎日のように、彼らの歓声を聞くことができます。 写真は、スラバヤグブン駅で出発を待つKRD Susi 「ドラえもん」 MCW302系気動車KD3-82210他4連(上)、KD3-82210車側面と床下のエンジン部分(右上) |
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KRDI Sri Lelawangsa は、2009年にインドネシア国営鉄道車両製造会社(INKA)で製造された気動車です。 編成はMEC+T+T+MECの4両で、MEC車には、カミンズ社製380Kwディーゼルエンジンとフォイト社製液体変速機が各1基、搭載されています。車体は20m 3ドア(自動、片開き)、非冷房、LED行き先表示を備え、車内にはクッション付きのボックスタイプクロスシート(2+2 配列)が並んでいます。 北スマトラ州のKRD I は、 Sri Lelawangsa と呼ばれ、2編成が在籍しています。運転経路は、州都メダンと衛星都市ブラワン、ビンジェイおよび州中南部のティビンティンギを結ぶ3系統があります(一部直通運転)。カラフルな車体と地元の伝統的なデザインを取り入れた内外装、路線図の掲示された車内は、なかなか新鮮です。 |
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7117Fの今後の予定ですが、ジャカルタ首都圏の電車運行業務を担当するJABODETABEK 鉄道会社(KCJ)のマクムール広報担当は、「1カ月かけて各種試験と改造を実施し、許認可手続きを完了する」、「ホーム有効長の関係で、8両に減車して営業運転に入る」ことを、地元メディアに明かしています。一方、地元ファンサイトは、本線試運転を5月19日と予想しています。 また、今後の車両導入計画についてマクムール広報担当は、「引き続き中古電車3編成30両導入を予定しており、到着時期は5月1編成10両、6月2編成20両になる」とも明らかにしました。この3編成について地元ファンサイトは、7121F、7122F、7123Fとしています。さらに、同広報担当は、これとは別に50両の中古電車を調達手続き中であり、この結果2010年の導入中古電車は合計90両に達するとの見通しも語っています。一方、運輸省のプロジェクトとして、国営鉄道車両製造会社(INKA)で8両の新車製造計画が進行中であることも明らかにしました。 慢性的な交通渋滞の続くジャカルタ首都圏に、待ちに待った援軍が到着しました。一地元ファンとして、これまで7000系導入に関わった全ての関係者の労をねぎらい、7117Fの到着を歓迎したいと思います。 |
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