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来ない。
女王サマが会社に来ない。
1月に入って、女王サマが来たのはたったの3回
しかもその3回、いずれも午後からの重役並みのご出勤。
一生懸命、具合が悪くて…と言いまくり、演技を試みているんですが、
しばらくしたら、ついつい“はしゃいで”しまって、
皆にそれが“演技”だとバレているということに気が付いてないところが、
女王サマらしいといえば、女王サマらしいかな?
そんな中、ちょっとしたネタをゲットしました。
1/11(木)は鏡開きでしたね。
その日は、社員のおばちゃんが、ぜんざいを作って持ってきてくれました。
保温容器のついた、高そうな専用ナベ(?)で
ぐつぐつ煮たあったかいまま、保温用気に入れると、
ず〜っとアツアツのまま保温されて、いつもできたてが食べれるという、
とってもすごいナベに入れてきてくれました。
会社のトースターでおもちを焼いて、
ぜんざいに入れて食べました。
その日の午後。
お昼休みが終わって、さあ仕事ですわねぇ〜♪
なんて言っていると………
女王サマご到着。
ぜんざいの残骸があった手前、
まあ、しょうがなく
「ぜんざい、食べます?」
と聞いてみたところ、
「ごめんねぇ。ここのところずっと胃の具合が悪くてさぁ、食べたら全部吐くっていう繰り返しで、食べれないのよぉ〜。」
とのこと、さらに、
「美味しそうだから、食べたいのはヤマヤマなんだけどぉ、本当に具合が悪くて〜。」
と念押しされ、断られました。
翌日の12日。
その日も午後からご出勤。
この日は会社の新年会。
でも、女王サマは体調が悪いので欠席とのこと。
(あたりまえですよね。会社に全く来ないくせに飲み会だけ参加ってのはさすがにできませんよね。)
とどこおりなく会社も終わり、いよいよ飲み会へ……という時でした。
ぜんざいが余っていたので、どうしようかと話していたら、
女王サマが通りかかりました。
「何?どうしたの?」
皆が集まっていたので女王サマも気になったらしく、
話し掛けてきました。
「ぜんざいが余ってしまったんで、どうしようかって言ってたんです。」
「もったいないよね捨てるのは。」
「でも今日は新年会があるから、持って帰れないし。」
「捨てるしかないかな?」
すると女王サマが
「え〜?じゃあ私持って帰ろうかなぁ!」
「え?」
(たしか、体調が悪くて何食べても吐くって昨日言ってたよね……)
と、心の中で思わず突っ込みたくなったんですが、
その空気を察したのか、
「あーいや、うちの旦那がぜんざい食べたいってうるさくてさぁ…」
「作ってくれ作ってくれって言うのよぉ〜」
作ればいいじゃん。
と思ったのは私だけだろうか……。そんなに難しくないし。
「でも私今作れないからぁ〜。」
………日本語って、すごいなぁ……。
知らなくて作れないのか。
それとも、作ることはできるが、体調が悪くて作れないのだろうか。
どっちだろう……
そんなにルンルン♪でぜんざいのナベを抱えてるあなたの、
どこが体調が悪いのだろうか………。
そんなルンルンでぜんざいをお持ち帰りする姿を、
社員がみんな無言で見送りました。
みんな、思ってたよ。
でも、口には出さなかったよ。
だけど、女王サマがいなくなったら、みんな同じ事口にしたよ。
「食べたら吐くんじゃなかったの…?」
「昨日言ったこと、忘れたんだね、また。」
さらに男性社員が口を揃えて、
「今日から3日間、旦那の晩御飯はぜんざいだろうな。」
「不憫だな……」
その夜、女王サマのいない新年会は、かつてないほど盛り上がり、
居酒屋でしたが、滞在時間が過去最高の長時間でした!
特に、どういう心境の変化か、
枕上司が、
「今日は楽しいな〜!」
と連呼していました……
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